レンゲショウマ
<キンポウゲ科レンゲショウマ属>
本州の主として太平洋側の深山に生える多年草。
茎は高さ40~80センチになる。
葉は大形で2~4個3出複葉となる。
茎の上部に淡紫色の美しい花をまばらに下向きにつける。
花は徑3,5センチ。
和名は蓮華升麻(レンゲショウマ)。
升麻(しょうま)は、サラシマショウマの漢名。
花がハスの花に、
葉がサラシナショウマに似ていることからこの名がある。
フシグロセンノウ
<ナデシコ科センノウ属>
山地の林下などに生える多年草。
茎は直立し、高さ40センチ~90センチになる。
節は太くて、紫黒色を帯びるものがある。
葉は対生し、
卵形または楕円状披針形で、先端が尖る。
脈上とふちに毛がある。
茎の先に朱赤色の大きな花を平開する。
花弁は5個、下部は狭まって爪状になり、
各花弁ごとに2個の小鱗片がある。
ナツズイセン
<ヒガンバナ科ヒガンバナ属>
人里近くの山野に野生化する多年草。
りん茎は広卵形で大形。
春に線形の葉を拡げる。
夏に葉が枯れた後、50~70センチの花茎を出し、
淡紅紫色の花をつける。
花はラッパ状で半開する。
↓☆似たものに茎の短いサフランモドキがある。
クマツヅラ
<クマツヅラ科クマツヅラ属>
野原や山地などに生える多年草。
葉は羽状に切れ込み、細かい毛がはえる。
穂状花は淡紅紫色で徑4ミリぐらいの花をつける。
花冠は5裂して開く、萼は筒状で長さは2ミリほど。
キダチコマツナギ?ウンナンハギかも??
<マメ科>
最近、
道路整備の緑化目的で中国から導入された落葉低木。
コマツナギより大きくなる。
葉は奇数羽状複葉で、小葉は7~13枚。
夏に
葉腋に長さ4~10センチの総状花序をだし
淡紅紫色で長さ4~5ミリの蝶形花をつける。
☆しかし・・
ここで疑問が・・・
多分、キダチコマツナギなら上剥きに咲くはずなのだが・・
これは俯いて咲いているので・
もしかしたらウンナンハギ???
ウンナンハギだと・もう少し花が丸い感じなのだけれど。
センナリホウズキとオオセンナリ
<ナス科ホウズキ属>
果実はホオズキより小型で熟しても緑色のままです。
↓オオセンナリの花
ナス科ニカンドラ属(オオセンナリ)属
薄青色の花を咲かせる一年草で、
実(み)はホウズキのような形をしています。
有毒植物なので食べられない。
セイヨウニンジンボク
<クマツヅラ科ハマゴウ属>
南ヨーロッパ原産。
枝が四角形で、灰白色の短い伏毛が密生する。
葉は掌状複葉で対生する。
小葉が5~7個で楕円状卵形または披針形で先端は尖り、
基部はくさび形。裏面は灰白色。
7~8月
枝先に円錐花序をだし、
淡紫色の小さな花を多数つける。
花冠は有毛で下部は筒状、上部は5裂して唇状になる。
果実は球形で黒く熟す。
↓は白花
ムラサキツメクサ(アカツメクサ)
<マメ科>
ヨーロッパ原産で飼料として栽培された。
茎は根元からよく分岐して直立する。
葉は先のとがった卵形の3小葉からなる複葉。
春から夏にかけて
茎の頂に蝶形花が多数集まって球形になる。
花は淡紅色~白色がある。
↓は、普通のムラサキツメクサ