ヘラオオバコ(箆大葉子)
<オオバコ科オオバコ属>
道端や荒れ地、河原に近年増加している。
都会のコンクリートの端にも生えたりしている。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
花茎は高さ20~70センチ、
長さ5~10センチの程度の花序から
1センチ程度の雄しべが飛び出すのが目立つ。
葉がへらのような形なのが名前の由来。
下はホソムギ?
ヘラオオバコ(箆大葉子)
<オオバコ科オオバコ属>
道端や荒れ地、河原に近年増加している。
都会のコンクリートの端にも生えたりしている。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
花茎は高さ20~70センチ、
長さ5~10センチの程度の花序から
1センチ程度の雄しべが飛び出すのが目立つ。
葉がへらのような形なのが名前の由来。
下はホソムギ?
ハルシャギク(波斯菊)
<キク科ハルシャギク属>
北アメリカ原産の1年草草本。
用事のついでに、清瀬の柳瀬川を歩いた。
緑の草の中に明るい橙黄色の花の別名ジャノメソウは
明るく目立っていました。
ハルシャはペルシャ(波斯)の事だけど、
北アメリカ原産なのよね。
頭状花は長い柄があり、直径3~4センチ。
舌状花は8個内外。上半部が橙黄色で、
下半部が紫褐色のものが多い。
総房は皿状。
筒状花は暗赤色で古くから知られた園芸植物で、
全国的に広く野生化している。
明るい黄色に赤褐色が蛇の目模様に見えるので、
ジャノメソウ、またはジャノメギクとも。
綺麗な水の柳瀬川の向こう岸には、
ハルシャギク(ジャノメギク)が群生して鮮やかだった。
画像はちょっと遠かったけど。
タケニグサ(竹似草)
<ケシ科タケニグサ属>
山野の荒地に多い大形の草。
茎は中空で、丈高く延びる枝が竹に似る事と、
竹と煮ると丈がやわらかくなるからと言うのが
名前の由来らしい。
葉や茎を切ると出る黄色の液体は有毒でかぶれること
もあるので注意。
深い切れ込みのある葉は長さ30センチもあり、大きい。
草丈も1~2メートル。
植物全体が粉白色を帯びる。
蕾の時期、花を包んでいた萼片は、
開花と同時に落下する。
花には花弁が無く、綿毛のような花に見えるのは雄しべ。
薄い長楕円形の実がつく穂を振ると、
カサコソと軽い音を立てるので、
「ささやき草」と呼ばれることもある。
リョウブ(令法)の花
<リョウブ科リョウブ属>
高さ8~10メートルの落葉低木。
樹皮は薄片となってはがれ、茶褐色でなめらか。
葉は枝先に集まって互生し、
倒披針形で長さ8~13センチ。
先は尖り、縁に鋸歯がある。
7~9月、枝先に総状花序を円錐状にだし、
小さな白い花を密につける。
花冠は5~6ミリで深く5裂する。
雄しべが10個、雌しべが1個。
下は蒴果。
蒴果は径4~5ミリの偏球形で、
毛が密生し、褐色に熟す。
ネジバナ(捩花)
<ラン科ネジバナ属>
日当たりのよい草地を好む。
我が家の植木鉢にも毎年、咲いてくれます。
花茎に花が螺旋に状に並び、
ねじれながら咲いていく。
下から時計周りにねじれるが、ねじれない個体や、
反時計回りのもある。
別名はモジズリ。
捩摺(もじずり)(文字摺とも)
捩れ模様に染めた絹織物に似ることから
この名があるようだ。
公園の芝生や道端の草地などにも生える。
葉は幅0,3~1センチ、
長さ5~20センチと細長い。
花茎は高さ10~40センチになる。
ネムノキ(合歓木)
<マメ科ネムノキ属>
山地や原野、川岸などに生える落葉高木。
葉は互生し、長さ20~30センチの
大形の偶数2回羽状複葉で、花片は7~12対。
小葉は革質で、裏面は短毛があり、
粉白色となる。
夜になると、小葉が閉じて垂れ下がる。
枝先に10~20個の花が集まった頭状花序を
総状につけ、夕方、開花する。
花弁は長さ7~9ミリで下部が合着する。
雄しべは多数あり、花糸は淡紅色で長さ3~4センチ。
雌しべは白色の糸状で雄しべより長い。
萼は長さ3ミリの筒状。
下はネムノキの実
豆果は10~13センチの広線系で10~15個の
種子が入っている。
種子は長さ1~1,5センチの楕円形で褐色。
オカトラノオ(岡虎尾)
<サクラソウ科オカトラノオ属>
用事の帰り、
グリーンベルトにオカトラノオを見つけた。
ぎっちり、ツツジが植栽されている間から、
ところどころに首をもたげて咲いていたものだ。
日当たりのよい丘陵や草地に生え、
草丈60~100センチ。
横に垂れ先端が立ち上がる花序がトラの尾に似ることから、
名づけられた。
茎の先に花をつけ、小花の直径は1センチほどで、
たくさんの花が下から順に開いていき
長さ30センチになることもある。。
同属のヌマトラノオは
湿地に生え、花序は垂れない。
ハグロソウ(葉黒草)
<キツネノマゴ科ハグロソウ属>
今年はハグロソウの花が冴えない・
何回か写真も撮ったが、画像も使えるものが無いくらい。
石神井公園のハグロソウも牧野庭園のハグロソウも
美しく咲かない・と思うのは私だけだろうか?
咲く数も減少気味。
葉が黒っぽいからハグロソウと言うが、
まぁ黒いと言うほどでもない。
上下二枚に分かれた唇形をして、
下唇の方が大きい。
上唇は先端が上方に反りかえる。
花色は紅紫色で花冠の内側に赤褐色の斑点模様がある。
山地の薄暗い林内や半日蔭となる林の縁に生えます。
ハンゲショウ(半夏生)
<ドクダミ科ハンゲショウ属>
梅雨明け前に葉が白く色づく。
お茶をやる方が、使いたいと言うので
2本我が家で咲いたハンゲショウを1本差し上げた。
暦の「半夏生」(夏至から数えて11日目)
の頃に咲くこと、
また花期に葉の基部側半分だけが白くなるので、
「半化粧」とされたのが名前の由来。
生えすぎたので、数本残して抜いた時、
ドクダミ特有の匂いが残った。
湿地や水辺を好み、梅雨明け前に涼しげに見える。
草丈60~1メートル。
上部の葉腋から花序をだし、
小さな白い花をたくさんつけるが、
花には花弁も萼もない。
葉が白くなるのは、この小さな花を目立たせる役割がある。
花が終わって真夏になると、
白くなった葉は元の緑色に戻ってしまう。
アカンサス(葉薊)
<キツネノマゴ科ハアザミ属>
アザミに似た形の葉は、
古代ギリシャ以来、建築や内装などの装飾モチーフとして
特にギリシャ建築のコリント式のものは、
アカンサスを意匠化した柱頭が使われている。
また、ギリシャの国花でもあり、
アカンサスをモチーフとした柄はよく使われている。
大型の常緑多年草で地中海原産。
葉には深い切れ込みがあり、根元から叢生して
長さ1メートルにもなる。
晩春から初夏にかけて高さ2メートルほどの花茎を出し、
緑またはやや紫がかった尖った苞葉とともに
花をつける。
花弁は筒状で、色は白、赤もあるそうだ。
乾燥にも日陰にも、寒気にも強いそうです。