10日ほど前、確か、件名CNN TOP10NEWSと言ったメールが入りだした。
最初は、無視して削除していたが、CNNを開かなくても見られるのならと軽い気持でクリックした。
すると、動画を見るためのアプリケーション・ソフトウエアをダウンロードせよとの指示が出たので、メディアプレイヤーか、リアルプレーヤーでも見られるのにおかしいとは思ったが、ダウンロードのボタンをクリックした。
間髪を入れずに、ウイルスバスターの危険予告が現れたが、これまでも、問題になるほどのことはなかったので無視して、先に進んだ。
どうなったか、パニック状態になってしまったので良く覚えていないが、パソコンが無茶苦茶に作動して使えなくなってしまった。
まず、一番ハッキリしたのは、総てのプログラムのところに、新しいプログラムの追加が表示されたので、開けて見るとantivirXP08と言う見慣れないプログラムがあり、これだと思って、コントロールパネルを開いて、プログラムの追加と削除から削除しようと試みた。
全面英語なので外国製のウイルスだろうと思ったが、削除deleteを押して、削除されたと言う表示が現れるが、何度試みても一向に消えない。
コンピュータの画面を全部消して壁紙を表示したが、何時もの壁紙の画面が消えてしまって、ブルーの地の真ん中の長方形の枠組みに、WARNING!との鮮やかな表示に変わっていた。
プロパティを開いて、スクリーンセーバーと壁紙を元に戻そうとしたが、画面と言う項目自体が消えてしまって操作出来なくなってしまっており、壁紙をハイジャックされてしまったのである。
他にも、トラブルが起こっていた。
インターネットの記事を印刷する為に、ファイルから、印刷プレビューを開いて印刷するのだが、何度クリックしても印刷出来ない。
また、インターネットからニュースなどの動画を見るために開くと、映像は映るのだが音が全くしないのである。
その後、普通のビジネスメールを返信しようとしたが駄目となり、トレンドマイクロの警告表示が現れた。懲りた直後なので、今度は「拒否」をクリックしたら、その後、アウトルック・エクスプレスの送受信総てが、作動不可能になってしまった。
金曜日の夜で、プロバイダーやNECなどのサービスセンターが休んでいたので、翌日午後に、トレンドマイクロに電話を架けて、どうすれば良いか指示を仰いだ。
このようなことは日常茶飯事のことなのであろうが、一応、このウイルスについては、偽セキュリティ・ソフトと認識して情報収集中のようであった。
何日か、何回かにわたって、トレンド・マイクロの技術者からの電話の指示に従ってコンピュータを操作して修復しようと試みたが、
メールの送受信は可能になり、プログラムの削除には成功したが、後は、解決の方法がなくなったので、パソコンの操作の問題だとして、NECにコンタクトしてくれと言うことになった。
ところが、29日、何の気なしに、駄目を承知で壁紙を変えようとして、プロパティを開いたら、今まで消えていた「デスクトップ」と「スクリーンセイバー」の項目が蘇っていた。
すぐに、写真アルバムの中から、鮮やかなフェジョアの花を選んで壁紙に変えた。
入り込んでいたウイルスが削除されたのだと思って、ニューヨーク・タイムズの記事を開いて、印刷を試みたら成功した。
丁度、アメリカの民主党大会の後だったので、オバマ上院議員の指名受諾演説のビデオが集録されていて、クリックすると、聞き慣れたオバマ節が聞えてきた。
ニューヨーク・タイムズの場合には、動画スクリーンの右横に、transcriptの表示で、文字画面が現れてスピーチとともに文字が進行して非常に助かるのだが、嬉しくなって、42分の演説に聞き惚れてしまった。
トレンドマイクロのウイルバスターが、ウイルスを撃退してくれたのであろうが、スクリーニングする毎に、大量のスパイウエアやトロイの木馬など、得体の知れないウイルスやスパイウエアの削除が表示されるので、その攻撃の凄さに驚かざるを得ない。
日によっては、コンピュータが時々迷走したり異常な動きをするので、ウイルスの影響であろうが、このパソコンも、当時では最高級に近いものを選んだのだが、既に5年以上も使っているので、変え時かも知れないと思っている。
どうにかパソコンを使える程度で会社を離れて、自分達で仕事をスタートしてからは、我流でパソコンを操作して来たのだが、問題が起こる毎に、色々な会社のプロに教えられながら随分勉強して多くを知ることになった。
若い男女のエンジニアや技術者だと思うが、ITディバイド直前の私に、丁寧に、そして、非常に親切に手取り足取り教えてくれたのには、感謝の気持ちで一杯である。
NTT,マイクロソフト、ぷらら、トレンドマイクロ、NEC,・・・サポートセンターに電話するのには、随分待たされるが、私には、格好のパソコン教室でもあった。
文科系で技術に弱い私だが、もう、30年以上も前になるが、ウォートン・スクール時代に、授業でフォートランのプログラムを組んで大学のコンピュータセンターに通っていたこともあるので、満更縁のない話でもなかろうと言う思いが、背中を推していてくれたのかも知れないと思っている。
最初は、無視して削除していたが、CNNを開かなくても見られるのならと軽い気持でクリックした。
すると、動画を見るためのアプリケーション・ソフトウエアをダウンロードせよとの指示が出たので、メディアプレイヤーか、リアルプレーヤーでも見られるのにおかしいとは思ったが、ダウンロードのボタンをクリックした。
間髪を入れずに、ウイルスバスターの危険予告が現れたが、これまでも、問題になるほどのことはなかったので無視して、先に進んだ。
どうなったか、パニック状態になってしまったので良く覚えていないが、パソコンが無茶苦茶に作動して使えなくなってしまった。
まず、一番ハッキリしたのは、総てのプログラムのところに、新しいプログラムの追加が表示されたので、開けて見るとantivirXP08と言う見慣れないプログラムがあり、これだと思って、コントロールパネルを開いて、プログラムの追加と削除から削除しようと試みた。
全面英語なので外国製のウイルスだろうと思ったが、削除deleteを押して、削除されたと言う表示が現れるが、何度試みても一向に消えない。
コンピュータの画面を全部消して壁紙を表示したが、何時もの壁紙の画面が消えてしまって、ブルーの地の真ん中の長方形の枠組みに、WARNING!との鮮やかな表示に変わっていた。
プロパティを開いて、スクリーンセーバーと壁紙を元に戻そうとしたが、画面と言う項目自体が消えてしまって操作出来なくなってしまっており、壁紙をハイジャックされてしまったのである。
他にも、トラブルが起こっていた。
インターネットの記事を印刷する為に、ファイルから、印刷プレビューを開いて印刷するのだが、何度クリックしても印刷出来ない。
また、インターネットからニュースなどの動画を見るために開くと、映像は映るのだが音が全くしないのである。
その後、普通のビジネスメールを返信しようとしたが駄目となり、トレンドマイクロの警告表示が現れた。懲りた直後なので、今度は「拒否」をクリックしたら、その後、アウトルック・エクスプレスの送受信総てが、作動不可能になってしまった。
金曜日の夜で、プロバイダーやNECなどのサービスセンターが休んでいたので、翌日午後に、トレンドマイクロに電話を架けて、どうすれば良いか指示を仰いだ。
このようなことは日常茶飯事のことなのであろうが、一応、このウイルスについては、偽セキュリティ・ソフトと認識して情報収集中のようであった。
何日か、何回かにわたって、トレンド・マイクロの技術者からの電話の指示に従ってコンピュータを操作して修復しようと試みたが、
メールの送受信は可能になり、プログラムの削除には成功したが、後は、解決の方法がなくなったので、パソコンの操作の問題だとして、NECにコンタクトしてくれと言うことになった。
ところが、29日、何の気なしに、駄目を承知で壁紙を変えようとして、プロパティを開いたら、今まで消えていた「デスクトップ」と「スクリーンセイバー」の項目が蘇っていた。
すぐに、写真アルバムの中から、鮮やかなフェジョアの花を選んで壁紙に変えた。
入り込んでいたウイルスが削除されたのだと思って、ニューヨーク・タイムズの記事を開いて、印刷を試みたら成功した。
丁度、アメリカの民主党大会の後だったので、オバマ上院議員の指名受諾演説のビデオが集録されていて、クリックすると、聞き慣れたオバマ節が聞えてきた。
ニューヨーク・タイムズの場合には、動画スクリーンの右横に、transcriptの表示で、文字画面が現れてスピーチとともに文字が進行して非常に助かるのだが、嬉しくなって、42分の演説に聞き惚れてしまった。
トレンドマイクロのウイルバスターが、ウイルスを撃退してくれたのであろうが、スクリーニングする毎に、大量のスパイウエアやトロイの木馬など、得体の知れないウイルスやスパイウエアの削除が表示されるので、その攻撃の凄さに驚かざるを得ない。
日によっては、コンピュータが時々迷走したり異常な動きをするので、ウイルスの影響であろうが、このパソコンも、当時では最高級に近いものを選んだのだが、既に5年以上も使っているので、変え時かも知れないと思っている。
どうにかパソコンを使える程度で会社を離れて、自分達で仕事をスタートしてからは、我流でパソコンを操作して来たのだが、問題が起こる毎に、色々な会社のプロに教えられながら随分勉強して多くを知ることになった。
若い男女のエンジニアや技術者だと思うが、ITディバイド直前の私に、丁寧に、そして、非常に親切に手取り足取り教えてくれたのには、感謝の気持ちで一杯である。
NTT,マイクロソフト、ぷらら、トレンドマイクロ、NEC,・・・サポートセンターに電話するのには、随分待たされるが、私には、格好のパソコン教室でもあった。
文科系で技術に弱い私だが、もう、30年以上も前になるが、ウォートン・スクール時代に、授業でフォートランのプログラムを組んで大学のコンピュータセンターに通っていたこともあるので、満更縁のない話でもなかろうと言う思いが、背中を推していてくれたのかも知れないと思っている。