熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭:紅梅千鳥が咲きだした

2025年02月19日 | わが庭の歳時記
   わが庭には、梅の木が3本植わっていて、最後に千鳥が咲きだした。 
   濃ピンクの一重の華やかな花で、樹勢が強くてどんどん枝を広げて存在感を示している。
   白梅は満開で、強風に煽られて散り始めている。
   関西に居た時には、月ヶ瀬や北野天満宮など、京都や奈良の名所に観梅に訪れていたが、関東にも素晴らしい名所があり、結構訪問している筈なのに、特に記憶に残っていないのが不思議である。
   
   


   今日は急に寒くなった感じだが、風がないので、庭の陽だまりに行くと、ほっと温かい。
   ぼつぼつ椿の季節が近づいてきたのであろう、千葉のにわで育った実生苗をこの鎌倉の庭に移植したのだが、ようやく咲き始めている。
   当然雑種なので親木の面影が殆ど残っていない場合が多いので、追跡不可能なのだが、何となく、新鮮な趣があったりして、結構気に入っている。
   

    タマアメリカーナやタマグリッターズが咲き続けている。


   今年は、夏ミカンが豊作で、綺麗な実をつけたので、マーマレードを作った。
   毎度同じの国分さんのイギリス風レシぺを参考にして我流で作っているのだが、これが、結構美味で、毎朝、スコーンのお供として朝食に愛用していて重宝している。
   夏ミカン大玉3個で1㎏、レモン1個、砂糖700g、水2ℓ
   準備から完成まで、ほぼ2時間半
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平安な日常生活がどれ程有難いか

2025年02月05日 | わが庭の歳時記
   私は、寒いけれど、天気の良い日には庭に出てひと時を過ごす。
   咲いている花木や訪れてくるメジロやシジュウカラと対話をするのである。
   時には、シベリアから来たジョウビタキが、木々をはしごする。

   紅梅に遅れて、白梅も咲き始めた。
   綺麗な花がびっしりと咲いているので、今年は梅も豊作かもしれない。
   


   日本スイセンも咲いている。
   ヤツデも蕾を開き始めた。
   まだ、椿はタマグリッターズだけだが、タマアメリカーナやタマカメリーナなどのタマ兄弟が色づいてきている。
   





   さて、私は、江の島にほど近い鎌倉の片田舎で、明るい陽光を楽しみながら平安なひと時を過ごしているが、日本の各地では、異常な厳寒で大雪のために大変だというニュースが、連日テレビのトップで、報道されている。
   先の大地震以降、幸い、被害から遠ざかっているので、助かっているのだが、つくづく、平安な日々の幸せをかみしめている。

   中東やウクライナの紛争、アフリカやミャンマーの内戦、アフガニスタンや多くの独裁専制国家での抑圧された人々の苦しみ、そして、飢餓状態にある貧困国家の人々、
   いや、そんな目に見える状態だけではなく、我々の身近にも、色々な不幸や運命の悪戯、ボタンの掛け違いや心の迷い等々、自分には責任のない色々な原因が悪さをして悩み苦しんでいる人々が沢山いる。
   その不幸を思うと、自分自身、必ずしも問題なく万々歳とは言えない身ではあるので、中くらいの幸せだと思うけれど、平々凡々だが85歳の平安な老いの生活も、まあまあと言う感じで過ごせているのが無性に有難く嬉しい。

   この鹿児島紅梅、
   オリジンは鹿児島であり、何かの縁で、わが鎌倉の庭に咲いている。
   春の息吹が胎動し始めると、毎年、無心にきれいな花を咲かせて喜ばせてくれる。
   しかし、ガザやウクライナの路傍の花を思うと、胸が痛む。

   運命は、どうしようもないものなのであろうか、それとも、自分で変えられるものなのであろうか、この歳になって考え込んでいる。
   


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わが庭・・・椿、梅やっと咲き始める

2025年01月26日 | わが庭の歳時記
   今冬は、異常気象なのか、花の開花が遅い。
   口絵写真の椿タマグリッターズなどは、秋が深まり始めると毎年綺麗な花を咲かせて楽しませてくれていたのだが、今年は、やっと、一輪が開花し始めただけで、まだ他の蕾は固い。
   ほかの椿は、ピンク加茂本阿弥のほか、開花を始めた椿は2~3本あるのだが、殆どは蕾の変色もなく硬いままなので、今年は、少しシーズンがずれ込むのであろうか。
   しかし、3月が温かいので、桜の開花は早まるという。
   花木の開花時期を翻弄するのは、地球温暖化の所為なのであろうか。
   


   



   椿の開花に呼応して、ここ2~3日で、梅が咲き始めた。
   いつも、一番先に咲く梅は、鹿児島紅梅。
   白梅の蕾は、まだ、固い。昨年は不作で殆ど結実しなかったので、今年は豊作を期待している。梅酒、梅ジャム作りを楽しみたいのである。

   これから春めいて温かくなってくると、わが庭の花木も咲き乱れる。
   花や小鳥たちとの対話が、楽しみになり嬉しくなる。
   



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わが庭も師走の装いなのだが

2024年12月02日 | わが庭の歳時記
   元関西人の私には、東京には秋がない、と言うか、暑い夏が一気に寒くなって秋の風情を味わういとまもなく冬になるというのが季節感である。
   関西に居た時には、秋になると、京都や奈良などを散策して存分に美しくて旅愁を誘う秋のすばらしさを楽しんでいたので、そう思うのかもしれないが、秋の期間がもっと長かったような気がしている。

   さて、わが庭も師走の寒さに呼応して晩秋の様相を呈してきた。
   しかし、今年は、異常気象なのか、いつもなら綺麗な花を咲かせてくれる椿が、すべての蕾が固いままで、フルグラントピンクだけ、やっと数輪色づき始めた状態である。
   

   モミジが、やっと紅葉した。
   鴫立沢や琴の糸などは、小木でまだか細いのだが風情があって面白い。
   獅子頭が深紅に染まるのはまだ先のようである。
   ドウダンツツジ、ブルーベリー、蔦などほかの木の紅葉も秋色を増幅して華やかである。
   









   万両が存在感を増してきた。小鳥が種を落としてゆくので、庭のあっちこっちに広がってゆく。
   夏ミカンが色づき始めた。
   枇杷の花が咲いている。
   エレガンスみゆきも咲きだして小鳥を集めている。
   





   花と言えば、ツワブキがあっちこっちに咲いている。
   小菊の季節でもある。
   


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コンカドール、アガパンサス、アジサイ

2024年06月20日 | わが庭の歳時記
   美しい草花には縁の乏しいわが庭にも、梅雨時の花が咲きだした。
   まず、カサブランカ系の黄色いユリ・コンカドール。
   色々植えたのだが、植えっぱなしなので殆ど消えてしまって、残って咲き続けているのは、この花だけ。
   オランダ帰りの日本オリジンのユリだが、優雅である。



   
   淡い紫いろの線香花火のような大型の花アガパンサス、南アフリカ原産の花だという。     
    

   アジサイは、あっちこっちに顔を覗かせているのだが、とにかく、混み混みの庭で空間がないので、わが庭ではひっそりと咲いていて、路傍のアジサイの方が幸せであろうか。
   典型的なスタイルのアジサイよりは、わが庭では、一寸異形の花がはばを利かせている。
   

 
 

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クレマチス、そして、モミジ

2024年05月19日 | わが庭の歳時記
   わが庭には、クレマチスが一株植わってる。
   「湘南」という名前に惹かれて、何となく買って、門扉裏に植えたのだが、植えぱなしで世話を焼かないので、一年に一度だけ、伸び上がって花を咲かせてくれる。
   花弁が4弁のシンプルな花だが、郵便受けの上に這って伸び上がっている。
   

   モミジが、芽吹いて、やっと、葉を広げた。
   まだ、小木だが、私が鎌倉に来て植えた好みのモミジである。
   鴫立沢、琴の糸、獅子頭、手向山
   秋には、それぞれ、個性を出して綺麗に紅葉する。
   
   
   
   

   今年は、暖冬の所為か、花木の実成が悪い。
   毎年、結構実がなって、梅酒や梅ジャムをつくって重宝していた梅が、殆ど実をつけておらず、今年は諦めざるを得ない。
   ナシも、実を付けていない。
   個人の庭植えの果実なので、どうでも良いのだが、農家の方々は、年によって、収穫にこのように大きな落差があると、大変であろう。
   
   

   バラは、まだ、咲き続けている。
   今年は、我が家の庭に、鶯がズッと訪れてきてくれて、毎日、囀り続けている。
   良い先生についたのか、正調の綺麗な鳴き声である。
   
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イングリッシュローズ:ベンジャミン・ブリテン咲く

2024年05月09日 | わが庭の歳時記
   イングリッシュローズのベンジャミン・ブリテンが咲いている。
   年によって花色が微妙に変るのだが、鮮やかなサーモンピンクのディープカップ咲きである。
   ブリテンは、英国の代表的作曲家で、ロイヤルオペラでオペラ『ピーター・グライムズ』を、ロンドン響で『戦争レクイエム』を鑑賞したが、現代曲なので良く分からなかった記憶がある。

   バラを栽培して、しばらく経ってから園芸店で見つけて、イングリッシュローズに興味を持って、デビッド・オースチンのバラ苗を求めて栽培を始めたのだが、最盛期には20種類ほど育てたと思う。
   イギリスに住んでいた頃には、まだ、それ程の知名度はなくて知らなかったのだが、優雅な花の魅力のみならず、イギリスに住んでいたという親しみもあって栽培を続けていたのである。
   このブログでのわが庭の歳時記で、結構美しく咲いているイングリッシュローズの写真を見て思い出すこともあるのだが、皆、枯れてしまって、残っているのは、このベンジャミン・ブリテンだけである。
   植えっぱなしでも、綺麗な花を咲かせ続ける椿とは違って、バラは、手間暇を厭わずに愛情を込めて大切に育てないと、綺麗な花を咲かせて応えてくれない。
   それだけに、愛おしいのである。
   
   
   
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バラ:あおいが咲き始めた

2024年05月08日 | わが庭の歳時記
   わが庭のばらも咲き出した。
   まず、あおい。
    四季咲き のフロリバンダ で赤紫の中輪 の優雅な雰囲気が、京都の都の風情を彷彿とさせていて、私の好きなバラである。
   京阪園芸の作出とかで、もう20年も以上前に京成バラ園で買って、50本以上も育てた中で、まだ、鉢植えのままだが、このバラ一株だけが、私の手元で生き続けている。
   貴重というか、健気というか、私にとっては、色々な思い出の詰まったバラである。
   
   
   
   

   ハンス・ゲーネバインも咲いている。
   
   

   今年は、夏みかんが、ビッシリと花を咲かせている。
   昨年は裏年で結実が少なくて、リスなどとの果実争奪戦で、やっと、6個確保して、マーマレードを作ったのだが、今年の晩秋は豊作なので、そんなことはなかろう。
   
   
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アヤメ、シャクヤク咲き始める

2024年05月06日 | わが庭の歳時記
   蕾が残っていた椿も、花を落とし始めた。
   椿の季節は終って、勢いよく、綺麗な新芽が伸び始めたので、ぼつぼつ、花芽を付ける準備に入るのであろう。
   梅雨が近づいてきたのか、アジサイの花芽が膨らみ始めた。

   芝庭の縁に勢いよく葉を伸していたアヤメが、咲き始めた。
   特に移植したわけではないのに、今年は、かなり、広く広がっていて風情がある。
   昔、キューガーデンの自宅の庭には、大ぶりのジャーマンアイリスが沢山咲いていた。千葉に居た時には、季節になると水郷地方に出かけて、華やかな菖蒲を鑑賞していた。
   しかし、どちらかと言えば、アヤメ系の花では、こじんまりして凜とした花姿のアヤメの方が、私の好みである。
   西洋化して色彩豊かに豪華絢爛と咲き乱れるバラや洋椿が、好きなわりには、不思議であると思っている。
   
   
   
   

   シャクヤクも、咲き始めた。まだ、咲いているのは一株だけだが、細い長い茎に大輪の花を咲かせて支えているので、いくらかは地面を這う。
   タキイで買って、結構庭うえしたのだが、消えてしまったり花が咲かなかったりしているが、咲いた花は優雅で美しい。
   木の牡丹は結構栽培が難しいが、草のシャクヤクは、植えっぱなしでも春になると芽を出して花を咲かせてくれるので、楽で良い。
   
   
   

   ヤブラン、イモカタバミ、トベラが咲いている。
   
   
   
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菊枝垂れ桜、スズラン、ツツジ

2024年04月26日 | わが庭の歳時記
   わが庭では、エレガンスみゆき以外に植わっている桜は、菊枝垂れ桜のみ、
   八重桜の季節なので、満開である。
   一つの花の中に、もう一つの花が重なって咲いているものが菊咲き性の桜と言われているとかで、ピンク色の花弁数が非常に多い優雅な桜である。
   
   
   
   
  
   スズランも咲き出した。
   庭のあっちこっちに、芽を出しているのだが、殆ど草などに覆われて隠れている所為なのか、花付きが良くない。
   陽当たりの良い綺麗な花壇に特別に植えるべき花なのであろうが、花木主体で草花用の花壇のないわが庭、宿根草であることを良いことにして、植えっぱなしで咲かせているのであるから文句は言えない。
   
   

   ツツジの最盛期である。
   ツツジとサツキは良く似ているので、一寸見ただけでは区別がつきにくい。
   普通は山勘だが、どちらか知りたいときには、おしべの数を数える。おしべの数が、サツキは5本で、ツツジは5本以上なので、今わが庭で咲いているのは、皆ツツジである。
   
   
   
   
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椿:エリナカスケード 咲く

2024年04月14日 | わが庭の歳時記
   エリナカスケードは、「cascade」すなわち、小滝・階段状と言うことで、菊の懸崖作りのように垂れ下がったしなやかな枝に、淡い桃色の1cmほどの可愛いい小さな花を鈴なりに咲かせる風情のある椿である。
   ヒメサザンカ(姫山茶花)と中国の野生椿との交雑によって作出された品種とかで、椿の仲間とは思えないところが良い。
   サザンカのように花びらがひらひら落ちるのではなく、花弁が椿のようにポロリと落花するのだが、残念なのは、かなり花持ちが悪くて、すぐに地面を白く染めることであろうか。
   
   
   

   椿は、咲き続けているが、実生苗も花を咲かせ始めていて、中には、わが庭にはない、見たことのないような花が咲いて面白い。
   他家受粉なので、雑種となって、新しい品種なのであろうが、蘂が花粉化して殆ど結実しない椿の偶々出来た種を実生苗にしているのであるから、変った花が咲いても不思議はないのかも知れない。
   育種家でもないので、何の椿の種か覚えておらず、親を追跡できないのだが、まだ、来年も新種が生まれそうで期待している。
   
   
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クラブアップル、ナシの花咲く

2024年04月13日 | わが庭の歳時記
   わが庭には、桜が植わっていないのだが、春の花木で、姫リンゴのクラブアップルとナシの花が咲き出した。
   昨秋、強剪定したのでこじんまりしているのだか゛、一気に庭が華やかになる。
   この姫リンゴは、イギリスに居た時にあっちこっちの畑で見かけて印象深かったので、庭うえしたのだが、わが庭では、イギリスのように、広い空間を提供できないのが残念である。
   初夏に可愛い小さな実を結ぶ。
   
   
   
   
   
   梨の木も1本植わっていて、白い花を咲かせている。
   昨年、小さな実を付けたので、結実するのが分かって興味深かったが、そう言えば、ロンドンの家の庭に洋梨の木が植わっていて、結実したので食べてみたら、結構美味しかったのを思い出した。
   
   
   
   
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椿:鳳凰咲く、至宝の変化

2024年04月09日 | わが庭の歳時記
   椿の鳳凰が咲き出した。
   ピンクの八重の蓮華咲きで、鳳凰の尾羽のように切れ長の花弁の綺麗な椿である。
   枝木が細長くて華奢なので、花は垂れ気味で、それに、成長が遅いので、手入れが難しい。
   
   
   

   至宝は、花付きが良いので沢山蕾を付けているのだが、途中で結構摘蕾しているが、やはり、花に無理が行くのか、歪な花が咲いて、綺麗な花が咲きにくい。
   利休のアサガオのように、一蕾だけ残して花を咲かせれば良いのであろうが、何となく忍びなくて咲くに任せている。
   色々な歪な咲き方をしている。
   
   
   
   
   

   ゆりのシルクロードが芽を出してきた。
   シャクヤクも蕾が出てきた。
   わが庭も草花が咲き始めて賑やかになって来た。
   
   
   
   
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椿:エレガンス・シャンパン、ダローネガ咲く

2024年04月08日 | わが庭の歳時記
   エレガンス系の椿のエレガンス・シャンパンが咲き出した。
   玄関脇花壇の主木で、豪華な真っ白な唐子咲きの大輪の椿なのでよく目立つ。
   黄色い蘂が鮮やかな花弁もあれば、白い唐子だけの花もあって個性豊かなのだが、葉に埋もれたような形で咲くので、写真に撮りにくい。
   
   
   
   

   もう一つ、クリーム色の千重咲きのダローネガ、
   黄色い椿は、殆ど中国生まれで、これまで、何株も育てたが、寒さに弱くて庭植えして、悉く失敗したが、この椿は洋椿なので、もう、何年も咲き続けている。
   
   
   
   
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椿:天賜咲く、そして、花富貴

2024年04月01日 | わが庭の歳時記
   椿の天賜(てんし)が咲きだした。
   この椿は、淡い桃色の地に底白の一重椀咲きで、黄色い筒しべがアクセントの清楚な花である。
   沢山花が咲くとそれ程でもないが、小苗で、一輪咲いているとビックリするほど美しくて、私もそれに魅せられて、最初に園芸店で買った椿の一つである。
   蘂がハッキリしているので、結実して、千葉で育てた実生苗を鎌倉で植えたのだが、雑種なので、どれがどれだか分からない。
   今の庭植えの天賜は、新しく買った椿である。綺麗に咲いて楽しませてくれているが、底白ぼかしが弱いのが気になっている。
   
   

   咲き続けているのは、花富貴、
   この椿も抱え咲きで、完全に開ききらないところが良い。
   
   

   花富貴は派手ながら日本の椿という風情だが、
   マーガレット・ディビスは、バラに近い感じで、どう見ても西洋の花の雰囲気。
   別な木も咲き始めたのだが、枝変わりの苗木であったのか、花の雰囲気が違っていて面白い。白地が赤みを帯びて美しい。
   洋椿の典型のようなエレガンス・シュプリームの挿し木苗が咲き出した。タキイで買ったときには、ほんの20センチほどの小苗で、成長するかどうか心配で、10年に1㍍くらいしか伸びないと言うことであったが、挿し木苗の2本は、既に親木を越えて大きくなって綺麗な花を咲かせている。
   
   
   
   
   
   
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