「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」
有名な芭蕉の最晩年の句だが、これをもじって、「旅に夢は駆け廻る」、
これが、最近の私の心境である。
コロナウイルス騒ぎで、国際観光が壊滅的な打撃を受けており、殆どストップ状態だと聞くと、一層、旅をしたくなる。
単純な話、暇人であるから、旅に出ようと思えば、いくらでも可能ではあるのだが、まず、孫娘の幼稚園への送り迎えがあるので、再来年の春までは、1週間といっても時間が取れない。
それに、年金生活の不如意で、今回の特別補助金を回すか、資金的な問題もあって、思うように計画を立てるのもままならない。
飛行機にしろ、ホテルにしろ、最安値の貧乏旅行となるのは必置だが、観劇だけは上等な席でと思っているものの、最近、とみに歳を感じ始めているので、第一、体が持つかどうかも気にはなっている。
今回行きたいのは、アメリカで、このブログで書いた2008年の「ニューヨーク紀行」と殆ど同じ旅程でのニューヨークでのミュージアムやオペラ鑑賞の文化旅、そして、フィラデルフィアへの母校訪問というセンチメンタル・ジャーニーである。
本当は、長く居たヨーロッパへ行きたいのだが、イギリスにしろ、イタリアにしろ、フランスにしろ、ドイツにしろ、行きたいところが多くて選択に迷って悔いが残るので、アメリカだと、一番よく知っているニューヨークとフィラデルフィアだと、これで、1週間の旅程度でも、まず、満足できるのである。
2年後だと、コロナウイルス騒ぎも終息して居るであろうし、夏の休暇前であれば、オペラやクラシック・コンサートには十分間に合うし、日中は、ミュジーアムや市街散策で文化散策を楽しめる。
前回同様に、メトロポリタン・オペラの予定を中心にして、ニューヨーク・フィルやカーネギー・ホールのプログラムも勘案して、今回は、2年間通い詰めたフィラデルフィア管弦楽団も、久しぶりに新しいコンサート・ホールで聴きたいと言った調子で、夢だけは膨らんでいる。
前には、フェルメールに会いたくて、フリック・コレクションも訪れたが、メトロポリタン・ミュージアムで、1日中沈没していても良いと思っている。
今でも、メトロポリタン・ミュージアムからの情報メールは受け取っており、大英博物館とルーブルと共に、何度通っても、何日居ても飽きないほど、知的好奇心を満足させ続けてくれるのである。
行く前には、西洋史と美術関係、オペラの本を存分に読んで準備をする。
敬遠していたトインビーの「歴史の研究」に、今度こそは、本格的に挑戦してみたい。
さて、次の写真は、わが母校ペンシルバニア大学の創立者ベンジャミン・フランクリンの銅像で、苦しいときにも楽しいときにも、四季を通じて仰ぎ見ていた青春の思い出、
アムトラックに揺られて、フィラデルフィアに行きたい。

有名な芭蕉の最晩年の句だが、これをもじって、「旅に夢は駆け廻る」、
これが、最近の私の心境である。
コロナウイルス騒ぎで、国際観光が壊滅的な打撃を受けており、殆どストップ状態だと聞くと、一層、旅をしたくなる。
単純な話、暇人であるから、旅に出ようと思えば、いくらでも可能ではあるのだが、まず、孫娘の幼稚園への送り迎えがあるので、再来年の春までは、1週間といっても時間が取れない。
それに、年金生活の不如意で、今回の特別補助金を回すか、資金的な問題もあって、思うように計画を立てるのもままならない。
飛行機にしろ、ホテルにしろ、最安値の貧乏旅行となるのは必置だが、観劇だけは上等な席でと思っているものの、最近、とみに歳を感じ始めているので、第一、体が持つかどうかも気にはなっている。
今回行きたいのは、アメリカで、このブログで書いた2008年の「ニューヨーク紀行」と殆ど同じ旅程でのニューヨークでのミュージアムやオペラ鑑賞の文化旅、そして、フィラデルフィアへの母校訪問というセンチメンタル・ジャーニーである。
本当は、長く居たヨーロッパへ行きたいのだが、イギリスにしろ、イタリアにしろ、フランスにしろ、ドイツにしろ、行きたいところが多くて選択に迷って悔いが残るので、アメリカだと、一番よく知っているニューヨークとフィラデルフィアだと、これで、1週間の旅程度でも、まず、満足できるのである。
2年後だと、コロナウイルス騒ぎも終息して居るであろうし、夏の休暇前であれば、オペラやクラシック・コンサートには十分間に合うし、日中は、ミュジーアムや市街散策で文化散策を楽しめる。
前回同様に、メトロポリタン・オペラの予定を中心にして、ニューヨーク・フィルやカーネギー・ホールのプログラムも勘案して、今回は、2年間通い詰めたフィラデルフィア管弦楽団も、久しぶりに新しいコンサート・ホールで聴きたいと言った調子で、夢だけは膨らんでいる。
前には、フェルメールに会いたくて、フリック・コレクションも訪れたが、メトロポリタン・ミュージアムで、1日中沈没していても良いと思っている。
今でも、メトロポリタン・ミュージアムからの情報メールは受け取っており、大英博物館とルーブルと共に、何度通っても、何日居ても飽きないほど、知的好奇心を満足させ続けてくれるのである。
行く前には、西洋史と美術関係、オペラの本を存分に読んで準備をする。
敬遠していたトインビーの「歴史の研究」に、今度こそは、本格的に挑戦してみたい。
さて、次の写真は、わが母校ペンシルバニア大学の創立者ベンジャミン・フランクリンの銅像で、苦しいときにも楽しいときにも、四季を通じて仰ぎ見ていた青春の思い出、
アムトラックに揺られて、フィラデルフィアに行きたい。
