現役を引退してから、何故か、ずっと確定申告を続けている。
最近では、企業年金がなくなって、公的年金の収入だけになって、400万円以下のラインなので、申告しなくても良いのだが、医療費控除や生命保険控除などがあるので続けている。僅かだが、毎年少しだけ所得税が還付されている。
少数株主だが、まだ特定口座を持っているので、少しずつ配当が入っていて、これは、源泉徴収処理をしている。所得税率が高いので、総合課税にすれば、多少税金が還付されるかもしれないが、場合によっては、社会保険料や地方税のラインが上がる可能性もあると言われたので、考えないことにしている。
さて、e-Taxは、パソコンで、カードリーダーでマイナンバーカードを読み取って本人認証して行っている。
今回は、10年以上使っているカードリーダーがダウンして前に進まなくなったので、新しいカードリーダーに代えてやってみたら、動き始めた。
しかし、最後まで終わって送信したのだが、収入の欄などは空白で、納税額のゼロは良いのだが、いつもの申告内容確認票の表示とは全く違う。
どうも、スタートの段階で、公的年金の記入を怠って進めてしまったようで、間違いに気づいた。
誤って確定申告をした場合、訂正はどうするのか、インターネットを叩いて調べてみたら、
期間内なら訂正可能で、再度一から申告すれば良くて、送信された最後の申告が有効とされて採用されると言うことであった。
夜遅かったが、気になったので、パソコンを叩いた。今度は慎重に見落とさず注意しながら、確認申請書を作成して、前段階の申告内容確認票コピーをチェックして、様式が従来と同様なので、送信した。
e-Taxの良いところは、24時間対応で、何時でも操作処理可能だと言うことである。
マイページを開いて、送信結果を確認したら、確認申請の受領記録があり、その内容が申告内容確認票と全く同じなので、完了したことが分かった。
翌朝、確認のために、鎌倉税務署に電話して、この顛末を説明して聞いてみたら、前述の処理方法で間違いないと言う事であったので、ひとまず安心した。