これまでは、カサブランカと言った派手な大輪の「オリエンタル・ハイブリッド」系のユリばかり育てていた感じなのだが、新しい庭には、今、カノコユリが、あっちこっちで花を開いている。
これまで咲いていたユリは、鉄砲ユリのような形で、上を向くか下を向くかであったが、カノコユリは、開花すると、花弁を、一気に後ろへ巻き上げて、ボール状になる。
真っ白なすっくと前に伸びた雌蕊を囲んで、先端に濃茶色の花粉を付けた雄蕊が6本ゆらゆら揺れていて、一寸精悍な感じで微笑ましい。
花弁のピンク色の地に、鹿の子模様の斑点があることから、カノコユリと言う名前がついたようで、鹿の子の部分は、絞りのように小さな突起となっている。
草丈は、1メートル少しくらいで、茎がかなりか細いので、自然に枝垂れて風情があり、花は、1本の茎の先に多いと10個以上もつくのだが、10センチくらいでかなり小さい。
佐世保市の花とかで、市の広報に、シーボルトが持ち帰ってヨーロッパに伝わったと書かれているのだが、私がオランダで見たのは、どちらかと言えば、カサブランカの様な大輪が多く、カノコユリのような花は、フラワーアレンジメントなど、デコレーションの一部に使われていたような気がしている。
いずれにしろ、日本のユリが、このオランダで、品種改良されて、カサブランカなどが生まれたのだから、素晴らしいことである。
さて、切り花にして、部屋に取り込むと言うことだが、先日、日本製の陶器の花瓶に生けたのだが、今日は、シンプルなバカラを使って見た。
カサブランカのように大きな花になると、雄蕊を切り落とすのだが、カノコユリは、小さな中輪なので、そのままにしている。
これまで咲いていたユリは、鉄砲ユリのような形で、上を向くか下を向くかであったが、カノコユリは、開花すると、花弁を、一気に後ろへ巻き上げて、ボール状になる。
真っ白なすっくと前に伸びた雌蕊を囲んで、先端に濃茶色の花粉を付けた雄蕊が6本ゆらゆら揺れていて、一寸精悍な感じで微笑ましい。
花弁のピンク色の地に、鹿の子模様の斑点があることから、カノコユリと言う名前がついたようで、鹿の子の部分は、絞りのように小さな突起となっている。
草丈は、1メートル少しくらいで、茎がかなりか細いので、自然に枝垂れて風情があり、花は、1本の茎の先に多いと10個以上もつくのだが、10センチくらいでかなり小さい。
佐世保市の花とかで、市の広報に、シーボルトが持ち帰ってヨーロッパに伝わったと書かれているのだが、私がオランダで見たのは、どちらかと言えば、カサブランカの様な大輪が多く、カノコユリのような花は、フラワーアレンジメントなど、デコレーションの一部に使われていたような気がしている。
いずれにしろ、日本のユリが、このオランダで、品種改良されて、カサブランカなどが生まれたのだから、素晴らしいことである。
さて、切り花にして、部屋に取り込むと言うことだが、先日、日本製の陶器の花瓶に生けたのだが、今日は、シンプルなバカラを使って見た。
カサブランカのように大きな花になると、雄蕊を切り落とすのだが、カノコユリは、小さな中輪なので、そのままにしている。