熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

トマト栽培日記2011~(16)コガネムシの餌場に

2011年08月01日 | トマト・プランター栽培記録2011
   先日来の雨で、トマトの収穫をミスっていたら、その間に、急に水を吸ったトマトの多くが、膨張破裂して亀裂が入ってしまっている。
   勿論、亀裂が入っているのは、完熟間際の収穫期を迎えるトマトなので、残念だが、その殆どはミニトマトや中玉トマトである。
   大玉トマトの方は、以前から、ヘタ近くには、ところどころ、小じわが入っていたのがあったが、亀裂したのはなかった。

   それに、困ったのは、2~3日ほっておいた所為もあって、完熟したトマトがかなり潰れてしまっている上に、その潰れたトマトや亀裂の入ったトマトに、あっちこっち、沢山の蝶や虫が群がって食べているのである。
   大半は、コガネムシであったが、あの小さな口でどうして食べるのか分からないが、トマトをずたずたに引き裂いて食べつくしているところもあり、近づくと、トマトの甘酸っぱい香りが漂う。
 
   不思議なもので、どうしてわかるのか、群がっているのは、完熟トマトが沢山残っていた所為でもあるのか、甘いトマトばかりに群がっていて、料理用の無味乾燥なクックトマトなどには、虫たちは、見向きもしないのである。
   結局、虫の群がっていた果房は、根元から切り落として、焼却した。
   勿論、コガネムシは、皆飛び去った。
   折角だから、餌に残してやろうと思ったのだが、びっしりと群がるコガネムシを見ているだけでも胸が悪くなるので、狙われそうなトマトの実は、全部切り落とした。
   寝ぼけたアゲハチョウが、近づいてきたが、もう、食べられそうなトマトはない。
   しかし、最近、不思議なことに、トンボも蝶も、殆ど、人を恐れなくなったのか、近くによっても、逃げなくなったのである。

   トマトの木も、ずいぶん大きくなって、手が届かなくなったのもあって、頭頂芽を止めたり、脇芽を欠くのを忘れていたりで、手を抜いたしまったために、煩くなってしまっている。
   少し、整理をしてみたが、大差なさそうなので、そのまま維持しようと思っている。
   昨年は、このあたりから猛暑になって、花が咲いても結実しなくなったのだが、今年は、今のところかなり涼しいので、当分、トマトの季節は続くのであろうと思っている。

   ところで、最近、福島原発ニュースが少なくなったが、千葉の農産物も敬遠する人が居るようで、このまま、わが庭のトマトを食べて良いものかどうか、マイクロシーベルトが心配になって来ている。
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トマト栽培日記2011~(15)豊作のマイクロトマト

2011年07月25日 | トマト・プランター栽培記録2011
   トマトの中でも、びっくりする程、元気で育つのが、マイクロトマトで、大豆より少し小さめのスグリのように光った綺麗な実を沢山つけて、まさに、咲き乱れている感じである。
   1本仕立てとか、3本仕立てとかで、真っ直ぐに大きく伸ばして育てれば、どのくらいの高さになるのか分からないが、私の場合には、精々、5本仕立て程度で育てようと思っていたのだが、ついつい、脇芽摘みをサボったばかりに、沢山の枝が出て、こんもりとした玉仕立てのようになってしまった。
   背丈は、1メートル少しで、支柱から外れた枝は、下に垂れて、先の方は、また、這い上がっている。
   しかし、いずれにしろ、沢山の花が咲き、沢山の実を付けて、今は、真っ赤に完熟しており、中々、綺麗である。
   
   他のトマトは、もう、下の方の3番果房あたりまでは、収穫が済んでいるので、大分、上の方まで、色づいて来ている。
   やはり、肥料の関係か、木が老化してきた所為か、上の方に行くにつれて、実が小さくなったり、大きさや形が不ぞろいとなって、収穫も悪くなってくる感じである。
   大玉トマトの方は、今年は、実付きも悪く、大きさや形も色々で、失敗したと思っているのだが、この方は、いつもそうだし、余程、丁寧に扱わないとだめだと肝に銘じている。
   その点、中玉トマトまでは、殆ど苦労はないし、クックトマトの方も、大玉と中玉との中間くらいの大きさだが、今年は、随分、順調に育って結実して、ソースなどにして、楽しませて貰っている。

   ところで、心配していた台風が、静岡沖くらいで南下して、明後日方向に向かってそれてくれたので、トマトにも、庭木にも、幸い、何の被害もなくて助かっている。

   ついでに、今回、キュウリを4本、ナスを4本、夫々、プランターに植えて見たのだが、結構、実が成るものである。
   それに、ナスなどは、花が咲いて実が成り、収穫するまでが非常に短く、キュウリの場合には、ナスより少し結実に時間が掛かるが、肥大するのは、これもかなり早くて、収穫を1日遅らせただけで、一挙に大きくなってしまうのにはびっくりしてしまった。
   やはり、トマトの方が時間や手間が掛かって、大変なことが良く分かった。
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トマト栽培日記2011~(14)完熟トマトの食べ比べ

2011年07月18日 | トマト・プランター栽培記録2011
   ほぼ、プランター植えしたトマト苗は、結実して完熟し、夫々、収穫して楽しめるようになった。
   今年は、少し暑い感じだが、昨年のように異常気象ではなかったので、特に、病虫害に侵されることもなく、多少の実成りの悪さや落果は別にして、それ程不都合はなかった。
   ただ、梅雨が、男性的な空梅雨気味だったので、蒸散が激しくて、絶えず、水をやらなければならなかったので、忙しかった。

   2日収穫していなかったら、やや、多い目に取れたので、黄色いトマトばかりで、ジャムを作り、朝収穫した取れたてのトマトを大中小極小取り混ぜて、鎌倉の娘宅へ送った。
   朝、適当な時間にクロネコまで持ち込めば、その日のうちに配達してくれるので、非常に便利である。

   この口絵写真は、収穫トマトの一部だが、勿論、私の作品だから、形の整った綺麗なトマトばかりではなく、出来の悪いトマトも結構多いのだが、味には、あまり変わりはないようである。
   今、必要があって、大航海時代のポルトガルとスペインの新大陸での活動を調べているのだが、このトマト以外に、アメリカ大陸から将来した「新大陸栽培植物」には、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャ、カカオ、トウガラシなどと、結構多いのである。
   品種改良や掛け合わせで、オリジナルの種類などは、殆ど、残っていないのであろうが、食生活を豊かにしてくれていることは、事実であろう。

   今、台風6号が、足摺岬南方にあるようで、明後日くらいには関東にも影響があるようである。
   トマトを固定している支柱が弱いので、台風の直撃を受ければ、一たまりもないと思うのだが、その時は、被害を免れて残ったトマトの木だけでも、整理して残して、栽培を続けてみようと思っている。
   園芸店には、秋ナスを期待しての茄子はともかくとしても、まだ、トマトの苗を売っているのだが、今からでは、実が成っても収穫できるのは、8月末になる筈。
   
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トマト栽培日記2011~(13)クック・トマトも収穫期に入る

2011年07月11日 | トマト・プランター栽培記録2011
   この口絵写真は、ティオ・クックだが、黄色いクック・ゴールドも、最初に色づいたものは、完熟した。
   やはり、味は淡泊だが、実がしっかりしているので、クックに耐えるのであろうと思う。
   大玉トマトも、数は少ないが、被害がなく立派に完熟したのは、結構、良い味がしていて、流石に、自家栽培した値打ちはある。
   スーパーで買うトマトとの味の違いは、やはり、青い時に収穫して流通時に熟成させたものと、実際に手元で育て完熟したものをもいで食べるのとの差であろう。

   今までのところ、途中で表面が傷ついて黒ずんだり、一部、尻腐れ病のような様相を呈した実がいくらか出来たものの、特に、病虫害にやられたと言うほどの被害はなく、順調な出来であったと言えよう。
   マイクロトマトは、ころころと、沢山、実が成って面白いのだが、特に、美味しいと言う訳ではなく、皮が硬くて、収穫も実が小さいので何となく厄介な感じで、珍しいと言う感じで終わりそうである。
   観賞用にしても、少し、木の大きさが大きくなるので、持て余し気味となる。

   私にとっては、ミニトマトの栽培が、一番簡単で、それに、次から次へと実を結び、今年は、殆どの苗を2本仕立てで育てたので、結構、多くの収穫が出来ている。
   同じミニトマトでも、大きさにはかなりの差があり、アイコも長円形のかなり大きめだが、タキイの小桃などはやや長円形でもっと大きくて、中玉くらいの大きさに育っている。
   アミティエなどの他のミニトマトは、スーパーで売っているような丸いこじんまりしたトマトで、結構、しっかりした味がしていて美味しい。

   良く分からなくて通販で買ったタキイのファンタスティックは、中玉のやや大き目と言った感じの赤い綺麗なトマトだが、味は、特に変わっているようには思えなかった。
   やはり、果物のように甘くて美味しいのは、完全に完熟した桃太郎ゴールドである。
   昨年は、途中で猛暑になって、殆どトマトが、結実せず、その後、花も咲かなくなって、木を切り倒して止めてしまったのだが、今年も予報では暑さが続くと言う。
   1昨年は、元気なトマト苗は、10月初旬まで実をつけていたのだが、今年はどうなるであろうか。
   
   今のところ、わがプランター・トマト園は、やっと、最盛期を迎えたところで、生食と料理用に、自給自足の段階に入ったと言うところである。
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トマト栽培日記2011~(12)色付き始めたトマトから賞味

2011年07月04日 | トマト・プランター栽培記録2011
   大玉トマトとクック・トマト以外の、中玉、ミニ、マイクロの各トマトは、片っ端から色づき始めたので、赤や黄色に程よく色づいた頃合いを見計らって収穫している。
   しめて50本ばかり植えたのだが、今のところ、収穫量と言っても、それ程多くはなく、それに、種類がまちまちなので、楽しむと言う感じではない。
   テキストや園芸本には、実房一杯に真っ赤に色付いたトマトの写真が載っているのだが、ミニトマトなど、それを待っていると何時までかかるのか分からないし、それに、色付いたトマトの魅力に負けてしまって、順番に、もいでしまう。

   この口絵写真は、トマトベリーで、色が深い赤で、光沢があって実に美しい。
   中央の枝の左右に一列に実が並んで付き、株元から少しずつ色づいて行く。
   他のミニトマトもそうだが、大体、下から結実して完熟して行くのだが、必ずしも、一番花房から色づいたり、結実したりするとは限らない場合があり、それが、大玉トマトになると、結構、ランダムなので頻繁に見られ、今回は、結実後の落果が多いので、途中をとばして上の方で肥大し始めたりしている。
   いずれにしろ、桃太郎ゴールドは、どうにか綺麗に色付き始めて、昨年の半分くらいは収穫出来そうだが、桃太郎ファイトの方は散々で、来年は、趣向を変えて、サカタとデルモンテの大玉に切り替えようかと思っている。
   尤も、大玉トマトは、苗の問題ではなく、育て方に問題があるのだろうと思う。
   本当は、一日中日当たりが良くて、スペースの十分にある畑での栽培が良いのであろうが、小さな庭の空間を利用してプランター植えしているので、葉が混みあって錯綜している状態ではと思ったりしている。

   ティオ・クックとクック・ゴールドの料理用トマトは順調に育っていて、少し色づき始めて来た。
   どんな味がするのか分からないが、昨年の例では、味が非常に淡泊で癖がなく、生食にも良かったので、どんな料理にするか、楽しみにしている。
   変った雰囲気に興味を持って植えたピュア・クリームだが、先日、黄色みを帯びて色づき始めた実を、少し押さえて見たら、軟らかかったので、取って食べてみたら、殆ど味のない全く淡泊なトマトであった。
   軟らかいので、料理には向かないのだが、どんな味に変るのか、完熟するまで待って様子を見ようと思っている。
   
   マイクロトマトは、草花を栽培していると言った調子だが、小さな実が沢山出来て面白い。
   味そのものは、平均的なトマト味だが、何となく、皮が硬い感じで、食用と言うよりは、料理の盛り付け飾り付け用に重宝するのではないかと思う。
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トマト栽培日記2011~(11)桃太郎ゴールドが色づき始めた

2011年06月27日 | トマト・プランター栽培記録2011
   ミニトマトのアミティエやイエローアイコなどは、少しずつ収穫できるようなったが、中玉トマトの完熟むすめがほんのり赤く色づき始め、桃太郎ゴールドも、一番早く結実して大きくなった実が、黄色み初めて来た。
   7月初旬を過ぎた頃には、沢山、一斉に色づいて賑やかになるのあろうが、トマトを栽培していて、一番、楽しいのは、花が咲き始めた頃、結実した頃、色付き始めた頃など、変化を伴った成長の跡がはっきりと確認できる時である。

   先に書いたように、今年は、大玉トマトの出来が悪く、この桃太郎ゴールドも4本植えたが、一株に、12個くらい収穫できれば、今年は上出来だと思っている。
   去年、初めて収穫して、最初に完熟した大きな桃太郎ゴールドは、果物のように甘くて美味しかった。
   その後は、未熟なトマトを収穫した訳でもなかったのだが、何故か、普通のトマトの味になってしまった。
   バラの花でもそうだが、一番花が一番美しいように、果実も最初の実が一番上出来なのであろうと思う。

   ファンタスティックも、他の桃太郎と同じように実つきが悪いうえに、何故か、何個か結実した実の一部が黒ずんできたので、摘果した。
   初めてタキイのカタログに載ったトマトなので、興味を持ったのだが、新種と言うことであろう、接ぎ木苗でもなかったのに、一本単価が500円とかなり、トマト苗にしては、割高であった。
   色々な種類のトマトを植えて見て、色形、大きさなどが違うのが面白いし、味に、微妙な違いがあって、新しいトマトに出会うと楽しいものである。

   ところで、先日の強風に煽られたために、いくらか、トマトの支柱が傾いたり、枝が、トマトの重みでずり落ちたりしたので、支柱を補強するなど、トマトの木を整えた。
   固定紐を外した途端に、一気に枝がずり落ちて、太い幹が折れたのだが、半分は皮が繋がっていたので、引揚げて固定し直して、水遣りを続けていたら、枯れずに、そのままの状態で止まっている。
   水や栄養が、これまでのように完全な木のような状態で上部に行くとは思えないのだが、案外、強い生命力に驚いている。

   今年は、これまでのところ、特別な病虫害の被害などもなくて、比較的順調に育っていて、最初の収穫も始まっており、まずまずの滑り出しである。
   最初の苗の状態が貧弱だったクリームシュガーも、木が小さいながらにも順調に育っており、ただいくらかの実は、尻腐れ病のような状態になったのだが、全般的な病気でもなさそうなので、そのままにしておこうと思っている。
   やはり、じめじめした梅雨ではなく、比較的雨が少ない男性的な梅雨の所為であろうが、これから、台風のシーズンに入るので、それまでに、どうにか、皆一人前の木に育って、木の頂上の摘心まで行ければ良いのにと思っている。
   
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トマト栽培日記2011~(10)トマトベリー、イエローアイコが色づき始めた

2011年06月20日 | トマト・プランター栽培記録2011
   ミニトマトが少し色づき始めた。
   この口絵写真は、トキタのトマトベリーだが、もう少しすれば完熟する。
   残念ながら、1番花房には2つしか結実しなかったが、2本仕立てながらも、2番花房以降は、びっしりとブドウ房状に実がついており順調に育っている。
   2本とも、5番花房上くらいで摘心しようと思っているのだが、熟成すれば真っ赤な実になるようだが、ミニとしては大きい方であろうか。

   サカタのイエローアイコも、実が白く変色して黄ばんできた。
   長円形の優雅な大型のミニトマトだが、実成りが良くて、毎年植えているのだが、木が華奢なのだけが気になる。
   赤いアイコは、まだ、緑の実が硬い。

   もう一つ、黄色いシュガーオレンジも色づき始めた。
   しかし、このトマトの説明タグには、生産者の社名など一切明記されていないので、どこのトマト苗か分からない。
   良ければ、どこのトマトでも良いわけだけれど、商業道徳に反しており、次からは絶対に買わない。
   園芸店には、地元の農家などで育成した安い生産者名不明のトマトなど野菜の苗が売っているのだが、たとえ、2~3百円の商品でも、品質管理は勿論、その後の照会やアフターサービスなどにも責任を持つべきで、農水省も考えるべきであろう。
   尤も、園芸店の他の苗などでも、生産者不明の商品が結構多いし、花木などに至っては、バラや牡丹、芍薬など特別なもの以外には、殆どタグや説明さえ付いていないのが普通だが、私など、多少生産者が誰かと気にしている方なので、苗や植木などにしても、ブランドと言った大袈裟なことは言わないにしても、生産者名や照会先くらいは明記すべきだと思う。
   植木や苗と言った園芸店で扱っている商品は、生き物であり、枯れたり萎れたり損傷が激しく、それが常態なので、品質保証や責任の取り方などは殆ど不可能だとは思うのだが、生産者の名前や所在が分かるだけでも、消費者には助けになる。

   他のミニトマトは、小桃もアミティエも、たわわに実を付けているが、まだ、緑色で実が硬い。
   中玉トマトの実もしっかり大きくなってきているが、まだ、色付きまでには間がありそうである。
   今回植えたトマト苗で、完熟むすめが、一番、まともに生育し実成りも良い。
   次に良いのは、タキイのティオ・クックとクック・ゴールドの料理用トマトである。

   残念ながら、タキイの大玉トマトは、桃太郎ファイトも桃太郎ゴールドもファンタスティックも、結実しても黄変して落果が激しく、それに、花自体が歪になって咲く所為か、結実しても形が歪で黒変したりするのがあって、教科書通りに、果房の実を3つ4つ残して摘果するなどと言った芸当は望み得ない状態である。
   他のトマトと殆ど同じ条件で、野菜培養土を使って植えて、薬剤散布や追肥も行っているので、何故なのかは分からないが、サカタやデルモンテに切り替えるにしても、もう遅いので、3番花房以降は、どうにか、花が付いているので、後は気を付けて育てようと思っている。
   勿論、上手く結実して成長している実は、数は少ないが、順調に大きくなっており、もう少し経てば色づくであろう。
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トマト栽培日記2011~(9)マイクロトマト色づき始める

2011年06月13日 | トマト・プランター栽培記録2011
   今年のプランター植えトマトで、最初に色づき始めたのは、小さな直径1センチにも足りないマイクロトマトであった。
   タキイのメールで、通販を知って、3株買って植えたのだが、樹勢が強くて、どんどん脇芽が出て花をつける。
   インターネットを開くと、結構、記事や写真が出て来るので、案外、広く一般化しているのであろうが、食卓を飾る新しい食材としては、魅力的であろう。
   とにかく、脇芽が出るので、挿し木にしておけば、どんどん、苗木が増えて行くので、初心者にも面白いかも知れない。
   正に、ベランダのプランター植えには、最適のトマトである。
   愛知県の三河温室園芸組合が出荷しているとかと言うことで、特に、新種開発のための掛け合わせや遺伝子組み換えなどを試みたわけではなく、自然に、なっていたと言うから、自然の匠の力は面白い。

   ところで、他のプランター植えのトマトは、中休みの男性的な梅雨が続いているので、何の被害もなく順調に生育している。
   大玉トマトの実つきと言うか、受粉しても首根っこが黄変して落果するのが多くて、結実しても成長するのが少ない感じで、一寸気にはなるが、要するに、何らかの原因で、現在の木に、実を育てて維持する余力なり能力が不足しているからであろうから、残った実を大切に育てようと思っている。
   また、3番花房以上の花房には、沢山の花をつけているので、落ち着くのを待つのが良いのであろう。

   タキイのティオ・クックやクック・ゴールドの料理トマトが、案外、順調に成長している。
   それに、国華園の中玉完熟むすめも、問題なく、成長して沢山の綺麗な実をつけている。
   大玉ではなく、少し小型の中玉程度のトマトの栽培が、一番、苦労がなくて能率的かも知れない。

   ミニトマトについては、二本仕立てにしたのだが、アミティエも小桃も、しっかりした木に育って、順調に結実しており、多少、一本仕立てより、一つ一つの果房のトマトの数は少ない感じだが、遜色があるようには思えない。
   主枝が支柱近くまで伸びて来たので、第5か第6花房上あたりで摘心しようと思っている。
   副枝を、第4か第5花房程度で摘心すれば、都合、10花房を育てたことになる勘定である。
   サカタのイエローアイコなどのミニトマトも順調だが、何しろ、木の幹が細くて弱々しいので、無理がかからないように、花房の数には関係なく、支柱にとどいた段階で摘心しようと思っている。

   ところで、もやしのように生育が悪かった国華園のピュア・クリームと言う黄色いトマトだが、木は小ぶりで多少華奢だが、他のトマトと同じように成長して、しっかりと実をつけている。
   樹勢がそんなに強くなくて、こじんまりとした木なので、プランター植えには楽であり、どんな実が収穫できるのか面白くなってきた。

   今回は、トマト苗を通販で買った方が多いのだが、今現在の結果から見ると、通販苗の方が、園芸店で直接買った苗よりも、良さそうな感じである。
   園芸店では、花房の付いたしっかりした定石通りの、それも、接ぎ木苗を選んで買ってもそうなのである。
   やはり、顧客が特定する通販の方が、品質もそうだが、出荷時期なども含めて、種苗店としては、注意を払う所為かも知れない。
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トマト栽培日記2011~(8)大玉・中玉がゴルフ・ボール大に

2011年06月05日 | トマト・プランター栽培記録2011
   この写真は、デルモンテの大玉サマーキッスだが、どうにか、大玉・中玉とも、早く大きくなった実は、ゴルフ・ボール大に成長して来た。
   この果房は、もう少し様子を見て、果実を、1つか2つ間引かなければならないのだが、今年は、何故か、結実しながら、特に、大玉の場合に、途中で茎が黄ばんで落果するものが多いような感じで、花房に、1つか2つしか残っていないものもある。
   脇芽が伸びすぎて、摘まずにおいて、二本仕立てにした桃太郎ファイトの苗は、やはり、花付きも結実も遅く、やっと、上の方が一人前に花房が付き始めた。
   勿論、これは、大玉トマトでも、二本仕立てが可能かどうかの試みなので、実成りは、問題外なのだが、他の苗との比較を楽しみにしている。
   その点、中玉トマトの方は、一つの花房にかなりの結実をみるのだが、歩留まりが良い。

   ミニトマトの方は、小桃も、アミティエも、予定通り、花芽もしっかりと付き、結実も順調で、果房も少しずつ下に垂れて来た。
   イエローアイコの実は、大きいものは、殆ど既定の大きさに近づいた感じで、色つきも早いかも知れない。
   気になるのは、他のミニトマトの木と比較して、アイコやキャロル7などサカタのミニトマトの木が細くて貧弱なことである。
   昨年も、アイコとイエローアイコの木が、果実の重みに耐えかねて、支柱からずり落ちたので、引揚げて補強した記憶があるのだが、やはり、殆どの大玉トマトの木が頑健なように、沢山の実が成るので、ミニトマトにもそれなりの強さが必要である。

   ところで、ミニトマトの二本仕立てだが、副枝もしっかり伸びて来たので、殆どのトマトは二本の支柱に固定した。
   サカタのミニトマトは、大事を取って、一本仕立てのままで行くことにした。
   主柱枝の結花や結実は、一本仕立ての場合とは変わらないが、二本目の副枝の方は、やはり、大分成長しないと花房が出ないようで、少し遅れているが、2番花房以降は、普通の花房付きと変わらない。
   NHKテキストのように、結実倍増などと言うことはないと思うが、成功すれば、2~3割くらいは収穫増になるかも知れない。
   元肥で十分に手当てをしていないので、これからの施肥がポイントかも知れない。

   マイクロトマトは、元気よく、どんどん伸びて、小さなスグリのような実を沢山付け始めた。
   と言っても、背丈は、まだ、1メートルには、大分間があるのだが、とにかく、トマトを育てていると言うよりは、草花を栽培しているような感じである。
   先祖がえりというか、道端に植えれば、面白いかも知れないと思っている。

   このマイクロトマトと他のトマトの木の何本かの、下の方の葉が、やや、黄ばんできた。
   原因を調べてみると、黄ばむのは、肥料不足であるとか、カリやマグネシュームの過不足だとか、窒素不足だとか、中には、それ相応の自然の黄変だとか、色々書いてあるのだが、一応、野菜培養土を使っての栽培であり、不都合はないように思うので、薬剤を散布して、適当に施肥して、当分様子を見ることにした。

   
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トマト栽培日記2011~(7)支柱立てと施肥

2011年05月29日 | トマト・プランター栽培記録2011
   トマトの苗木も、殆ど1メートル前後となり、結実し始め、早いものになると、第4花房まで見えるようになってきた。
   この口絵写真は、中玉の完熟むすめだが、一番最初にプランター植えしたので、ミニ・トマトのアミティエとともに、一番、生育が早い。

   ミニ・トマトも、副枝が大きく成長して来たので、二本仕立ての用意の為にも、そして、他のトマトの背丈が伸びて来たので、これまでのプランターに立てていた短い仮の支柱では間に合わなくなって来たので、地面に固定した支柱を立てることにした。
   完全に大きくなったトマトの木には耐えられなくなるので、補強が必要だが、私がやるのは、支柱は殆ど2メートル弱のシノダケで、まず、1本を地面に差し込んで固定し、次に、トマト苗のすぐ横に、もう1本をプランターに差し込んで、頂上を結び付けて固定する。
   そして、プランター内の支柱に、ところどころ、苗木を固定するのである。
   指南書には、麻ひもなどを8の字型にして苗木と支柱を固定すると書いてあるが、私は、ズボラして、針金入りのカット・ビニール・タイを使って、やや余裕を持たせて固定している。
   至って簡便だし、それに、何のトラブルもない。

   もう一つ、支柱だが、園芸店には、螺旋型の支柱や3本足の支柱など多種多様、凝った支柱が市販されているが、使ってみたけれど、一長一短あって、それに、高いだけでコストパーフォーマンスが悪くて、それ程役には立たない。
   シノダケの支柱など、売っている園芸店が少ないとは思うが、耐久性や強度などは、鉄柱がシンに入ったプラスチック製の支柱よりは劣るけれど、特に不都合はない。
   しかし、この支柱のままでは、たわわに実ったトマトを完全には支え切れずに、ずり落ちたり傾いたりする木があるので、その場合には、適当にしっかりした支柱を横に立てて補強することとなる。

   ところで、普通に使われているグリーンの鉄芯のプラスチック支柱だが、これなどは、園芸店で買わずに100円ショップで買えばよい。
   プラ鉢などもそうだが、それ程製品の質に差のない安価な園芸用品は、中国など新興国が得意とする分野で、時には、はるかに気の利いた製品が、105円で売っていて、コスト削減になる。
   しかし、ハサミなど多少質が要求され、本来は、そんなに安くて買えないような類の製品は、絶対に、100円ショップで買ってはならない。
   園芸やガーデニングに関して言えば、剪定ばさみは勿論、鋸にしても、とにかく、基幹となる道具類などは、絶対に、100円ショップで手を出してはいけない。
   私の場合には、刈り込みばさみ、剪定ばさみ、バラ用の剪定ばさみ、スコップ、鋸は勿論、大切な道具や備品類は、出来るだけ、園芸店にある一番高い上等なものを買っている。
   弘法は筆を選ばずと言うが、園芸の場合には、絶対に筆を選ぶべきだと思っている。

   昨年、沢山買ったトマト栽培などの関連本をなくしてしまったので、今回は、NHKのテキストが指南書であるが、第1果房の実が大きくなり始めたら、第一回目の施肥をと言うことなので、化成肥料を株もとにばら撒いた。
   トマト苗の種類によって、ひょろりとしたのもあれば、しっかりと骨太に逞しく育っている苗もあり、見た目では、肥料が必要かどうかは分からないのだが、バラのように、とにかく、肥料をやれば良いと言うのとは違って、トマトは難しい。

   ところで、園芸用品のコストを云々したので、プランター植えトマトがペイするかどうかについて一言。
   以前に、インターネットで、ある婦人が、自分で育てたプランター植えのミニトマトのコストを計算して、収穫したトマトの数を市販トマトの値段に換算して、収支を比較して、やや、プラスだったとレポートしているのを見た。
   これは、勿論、ご本人の手間暇等の人件費を計算に入れていないので、比較は出来ないが、私の場合には、元々、ペイなどする筈がないと思っており、実際にも、計算するまでもなく、結構、高いコストがかかっている。
   何故、好き好んで、苦労して、トマトをプランター栽培するのか。
   それは、趣味と言うか、自分の楽しみのため意外の何ものでもない。
   それに、完熟したもぎたてのトマトの美味かつ微妙な味は、格別であり、何より、日々のトマトとの対話がたまらない。

   トマトが一番嫌う梅雨に入ってしまった。
   何故か、トマトの故郷アンデスの碧空を思い出して、無性に懐かしくなった。
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トマト栽培日記2011~(6)桃太郎ゴールドが結実した

2011年05月22日 | トマト・プランター栽培記録2011
   やっと、大玉トマトや中玉トマトが結実し始めた。
   電気歯ブラシで授粉を助けた甲斐があったと言うものである。
   先日、この歯ブラシをどこかへ置き忘れてなくし、仕方なく、ジレットの髭剃りを当ててみたのだが、これも、結構役に立つ。最近では、携帯の普通の髭剃りにも電池が入っていて、刃先が振動するのである。
   花房に歯ブラシの先端を添えるだけだが、タイミングが合うと、丁度、スギ花粉が飛ぶように薄い煙のように花粉が飛ぶ。

   ミニトマトやマイクロトマトは、ほっておいても自然に結実するのだが、大玉トマトになると、やはり、自然では無理である場合があって、こまめに、受粉を助けてやる必要があるようであり、第一花房での受粉がダメだと、後々実成りが悪いと言う。
   そう言えば、田畑や家庭などでの除虫除菌などの農薬散布が激しいのか、最近では、私の庭を訪れる昆虫の数も種類も非常に減ってしまったような感じがする。
   いくら、食料生産だと言っても、自然のエコシステムを破壊することが良いのか悪いのか、問題ではある。

   完熟むすめなどの中玉トマトにも、小さな緑の実が成り始めて来た。
   イエローアイコの実など、大きなものは、既に、3センチくらいにまでなっている。
   昨年と比べて、一寸、ミニトマトの花の数が少ないような感じがするが、もう少し、様子を見ないと分からないかも知れない。
   
   ところで、いくら注意を払っていても、脇芽を見落として、脇芽かきをしくじる。
   桃太郎ファイトの副枝があまりにも大きくなっていて、花芽もついているので、切り落とすのも忍びなくて、良くないとは思ったが、2本仕立てを試みてみようと思って残した。
   マイクロトマトの萌芽が激しく、どんどん、元気な側枝が出てくる。
   しっかりした綺麗な枝なので、何となく、挿し木にして水を与えていたら、しっかりと根付いたようで、多少水切れしても、シャンとしていて萎れなくなった。
   同じようにプランターに移植してみようと思っている。
   トマトは、挿し木でも、すぐに根付くようで、その気になれば、いくらでも、苗木を増やすことが出来る。
   昨年、その挿し木苗を植えて見たが、同じ筈ながらも、何となく生育などにも、差があったような気がする。

   風が強いので、苗の成長に合わせて、支柱かけに注意している。
   
   

   
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トマト栽培日記2011~(5)マイクロトマトが結実した

2011年05月15日 | トマト・プランター栽培記録2011
   プランター植えしたトマトは、夫々、同じ種類でも、個体によって生育状態は区々だが、今のところ、すべて順調に成長しており、花が咲けば、こまめに、電気歯ブラシを花房に当てて、授粉を助けている。
   ミニトマトは、関係なく、ほぼ自然に結実し始めているようである。

   タキイのマイクロトマトだが、花の間から、結実した実が見え始めて来た。
   まだ、ほんの3ミリ程度の大きさだが、一応、トマトの形をしている。
   草丈も、40センチほどの大きさで、樹勢が強いのか、強力な脇芽を沢山出して、横に広がって行く。
   トマトの栽培読本やテキストにあるような1本支柱や2本支柱仕立てでやれるのかどうかは分からないのだが、どうせ、興味本位に植えたのであるから、我流で、こんもりと育てようと思っった。
   実を実らせると言うよりも、鑑賞用に育ててみた方が面白いと思ったのである。

   ところが、インターネットで、マイクロトマトの栽培などを調べてみると、やはり、1~3本仕立てくらいで、脇芽を取って、高く垂直に伸ばして育てるようである。
   既に、沢山の脇芽が、それなりに大きく育っていて、どの脇芽を欠くか困ったのだが、花芽の付いていない枝を主体にして、取り敢えず、枝を4本くらいに絞った。
   こうなると、普通の支柱よりも、輪っかの付いた3本支柱の方が便利なので、取り敢えず、高さ1メートルくらいのものに無理に押し込んだような形にして、トマト苗を固定した。
   実ると、大豆くらいの大きさのマイクロトマトが、スグリのような状態で鈴なりとなるようだが、食べると言うよりも、鑑賞にどのように堪えるのか、楽しみではある。

   ミニトマトのアミティエの背丈が伸びて、2本目の枝も伸びて来たので、プランターの横の地面に2本支柱を立てて、夫々固定した。
   タキイの小桃の方は、2本目の脇芽が貧弱なので、こちらは、1本仕立てで育てようと思っている。
   
   中玉と大玉の方は、花が咲き始めた程度で、成長が少し遅い。
   花数も、当然少ないのだが、1番花房が授粉しないと、ダメになってしまうので、よく観察して、こまめに、電気歯ブラシを当てようと思っている。
   良いのか悪いのか分からないが、本には花房を揺すれとか、ホルモン剤を使えなどと書いてあるが、昨年も使ったので、授粉には、電気歯ブラシが、結構、役に立つと思っている。
   
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トマト栽培日記2011~(4)イエローアイコが結実した

2011年05月08日 | トマト・プランター栽培記録2011
   園芸店で買って来たイエローアイコが結実した。
   定石通りに一番花房の付いた元気な苗を買って来たので、通販で買った苗よりは手っ取り早いのだが、千葉では、やはり、関西系の種苗会社の苗は殆ど店頭にはなくて、サカタやデルモンテなどが支配的である。
   従って、今回、他に、毎年植えていて満足しているアイコとキャロルミニを植えたのだが、サカタの苗は、店頭で、接ぎ木苗のしっかりしたのを選べば、殆ど問題がないので、いわば定番である。
   園芸店では、接ぎ木苗や上等な苗は298円、普通の実生のメーカー苗は198円、農家などが栽培した実生苗は100円以下で売っていて、値段は区々で興味深いものの、それ程差があるのかと思っているのだが、2~3百円の話なので、結局、接ぎ木苗を買ってしまうことになる。

   通販で買って植えた国華園とタキイの苗は、順調に育っていて、今のところ、何の問題もない。
   桃太郎ファイトや桃太郎ゴールドなど大玉のトマト苗は、茎が太くしっかりとしてきた。
   大体、殆どの苗に、一番花房が付いて、色づき始めて来たのもある。
   アミティエなどは、副枝も大きくなってきたので、ぼつぼつ、二本支柱を立てようかと思っている。
   まだ、背丈はそれほどでもないのに、既に三番花房も見え始めた苗もある。

   もやしのようだと心配していたピュアクリームの苗も、やっと、普通の市販苗のような状態に育って来て、半数は、花房さえ見え始めたので、この調子だと、実って収穫できそうである。
   連休が過ぎても駄目であったら、国華園に連絡することになっていたのだが、どうにか、このままで育ててみようと思っている。

   脇芽が沢山出て来ているので、脇芽かきを始めた。
   結構、成長が早くて、気付かないうちに大きく伸びていることがあり、見過ごすこともある。
   昨年は、大きくなった脇芽を挿し木にして植えたことがあるが、今年は、沢山植え過ぎて、管理場所に困っているので、どんどん掻き落としている。
   散発的な雨なので、多少、降っても苗には影響なさそうだが、梅雨入りまでに、出来るだけ、苗を大きく育てておきたいと思っている。
   
   
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トマト栽培日記2011~(3)1番花房咲き始める

2011年05月01日 | トマト・プランター栽培記録2011
   最初に植えたミニトマト・アミティエが、4本とも大きく伸びて、1番花房の花が咲き始めて、2番花房の蕾も、ごま塩のように現れて来た。
   それに、二本仕立てのための副枝も、丁度、花房の下の葉の付け根から出た脇芽が、成長し始めているので、本格的に伸び始めたら、今の短い仮支柱を、長い2本の支柱に変えようと思っている。
   園芸店で買って来た市販のミニトマトのイエロー・アイコやシュガー・ミニは、元々、1番花房が付いている苗を買って来ているので、同じような状態だが、やはり、花が咲き始めると、やっと、トマトを栽培していると言う気持ちになる。

   タキイのファンタスティックとマイクロトマトの苗が届いたので、早速、プランターに移した。
   マイクロトマトの方は、本当に小さな苗だが、もう、既に、黄色い小さな花をつけている。
   念のため、授粉促進のつもりで、昨年使った電気歯ブラシを当ててて振動を起こした。
   授粉は、大玉トマトの場合で、ミニトマトには必要なさそうだが、大した手間でもないので、気は心である。
   ところが、どんな昆虫が授粉を手伝うのかと思ったら、小さな蚋のような虫が飛び出たので、やはり、自然界のエコシステムは、大したものなのである。
   このマイクロトマトは、脇芽もしっかりしたのが出ていて、こんもりとした感じだし、あまり大きな株にはなりそうにないので、鉢植えにして、鑑賞用に育ててみようかと思っている。
   実の大きさが5ミリから1センチくらいと言うから、スグリより少し大きいと言った感じであろうか。
   
   中玉トマトの完熟むすめは、1番花房の蕾が現れ始めてきたし、タキイの苗でも、早いものは、同じように蕾が見え始めて来た。
   ここ数日、暖かくなったり寒くなったりで、気温が安定しないけれど、もう、八重桜も散り始めたし、種蒔きした朝顔も双葉を元気よく出してきた。
   トマトの生育には、不足のない気候になったと思うのだが、とにかく、毎日吹き荒れている強風には、閉口する。
   折角、伸びたバラの新芽や蕾を痛めつけて枯れさせてしまって、可哀そうである。

   もやしのようにひょろりとしていたピュアクリームの苗が、千葉の気候に慣れて来たのか、しっかりと直立し、新しい葉が出て成長を始て、少しは苗らしくなってきた。
   しかし、元々、葉が細くて長い植生なのであろうか、一般のトマト苗のように葉が広く広がって青々としたしっかりした苗ではないので、これで、十分に光合成できるのかどうか、と考えてしまう。
   国華園から、枯れた苗の代わりに、24本ポット収容用の箱の真ん中に1本だけ納まった新しい苗が送られて来たが、先に送られて来た苗で一番成長の良い苗と同じ程度の生育であった。
   他の2本は、これらより貧弱だが、どんな木に成長して、どんな実を結ぶのか。このトマト苗については、十分に生育した5月中旬くらいの発注が良かったのではなかったかと思っている。
   タキイの場合もそうだが、トマト苗でも種類や植生が全く違う筈なのに、十羽一絡げで、トマト、ナス、カボチャと言った調子で種類毎に野菜の植え方などを説明したシンプルなプリントが1枚同梱されているだけで、この全く不親切極まりない説明にも大いに問題がある。

   まだ、梅雨には早いが、昨年、成長途中で、病気で枝や葉が黒く変色して困ったので、用心のつもりで、植えた直後だが、市販の野菜用殺虫殺菌剤をスプレーした。
   昨年までは、何か障害が起こると薬品を噴霧する程度で、出来るだけ、散布は避けたのだが、今年は、梅雨明けくらいまでは、多少、注意して殺虫殺菌剤のお世話になろうと思っている。
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トマト栽培日記2011~(2)桃太郎ゴールなどを植える

2011年04月23日 | トマト・プランター栽培記録2011
   少し遅れて、タキイから第一陣のトマト苗が届いたので、プランターに移植した。
   今回、買ったのは、昨年に引き続いて、黄色い大玉の桃太郎ゴールドと、ミニトマトの小桃、桃太郎ファイトのセット、そして、料理用トマトのティオ・クックとクック・ゴールドである。
   すべて、しっかりとした接ぎ木苗だが、まだ、花芽は出ていない。
   花芽が出た苗を買って植えよと色々な本に書いてあるので、しばらく、送られて来たポット苗のままで肥培して、花芽が出た時に植え替えるのが良いのかも知れないが、昨年、まずまずの出来だったので、そのまま、プタンターに植え替えて支柱を立てて、株もとにオルトラン顆粒を撒いて、水遣りしておいた。

   今回料理用のトマトに拘ったのは、やはり、ヨーロッパ生活で、トマト料理に慣れた所為かも知れない。
   最初は、トマト料理など考えられなかったのだが、馴染んでくると、結構いけるもので、それに、ラテン人の健康の元だと言うから、興味を感じたのである。
   良く分からないが、普通のトマトのように軟らかくはなく、かなり果肉がしっかりしていて、熱を加えても、形が崩れないようである。
   色々な種類があるのであろうが、いくらか、生食してみて、味が非常に淡泊なのが気に入ったと言うこともある。

   タキイの説明書きには、そのまま植える場合には、元肥をゼロにするか少なめにするようにと書いてあり、他の会社のトマト苗の説明でも、最初は肥料を控えるように書いてあるのもあるのだが、NHKの放送やテキストだと、肥料分が含まれた培養土に更に完熟牛ふん堆肥とリン酸肥料を加えるようにとしており、どちらが正しいのかはともかく、私は、市販の肥料入り培養土を、そのまま使ってみて、肥料切れと言う1か月くらい経ってから追肥しようと思っている。
   いずれにしろ、1段果房が付くか付かないかが勝負のようなので、花房の付くのを待ってから授粉に努力しようと思っている。
   歩いてみたら分かるのだが、あの荒涼としたアンデスの麓が原産のトマトだから、それ程、地味が肥えているとは思えないので、肥料は、実が成るまで、それ程、必要でないのかも知れないと思っている。

   先週、プランターに植えた国華園のトマトだが、接ぎ木苗ミニトマトのアミティエは、大分、大きくなって、花房が付いて順調に成長している。
   このトマトが、一番早く実を結ぶであろうから、今年は、思い切ってすべて2本仕立てを試みてみようと思っている。
   昨年、1本、面白いと思って試してみたら、まずまずの出来であったので、やり方次第だと思っている。
   中玉の完熟むすめの方も、しっかり、定着したようである。

   ところが、貧弱なもやしのような状態で届いたピュアクリームは、4本とも、頂端部の軟らかい新芽が真っ黒にちりちりに枯れてしまって、残った二葉とひょうろりとのびた下の葉だけが元気だと言う惨めな状態になってしまっている。
   ただ、虫めがねで見ないと分からない程だが、芽の先端部が生きているようだし、残った茎がしっかりしているので、とにかく、生きるか死ぬか、これから、だんだん暖かくなってくるので、様子を見ようと思っている。
   植え替えのショックや、九州で育った苗の移植であるから、多少、問題があるのであろうが、いずれにしろ、今までに見たこともないような非常に変わった種類のトマト苗なので、これが、まともな木になってトマトを実らせるのかどうか、興味を持って挑戦したいと思っている。
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