私の庭には、まだ、日本アサガオが咲き乱れている。
昨年植えたアサガオの種が自然に発芽して咲き始め、ほって置いたら庭木を駆け上がり、ヤマモモの木やバラ、ツゲの木などを覆って、まだ、毎朝、沢山の蕾をつけて咲き続けている。
それに、地面に這うように茎を広げたツユクサにも鮮やかなブルーの可憐な花が咲いている。
口絵写真は、ムラサキシキブに絡んで咲いているアサガオの花であるが、これから秋深くなると益々鮮やかな紫色のキャビアのように光り輝くムラサキシキブとけんを競っている。
薄いピンクの単色だったが、少しずつ、白い縦じま模様の斑が入るようになってきたが、何時まで咲き続けるのか様子を見て見ようと思っている。
ミヤギノ萩の花は、完全に消えて、ヤブランの花が、ムラサキシキブのように美しい濃緑の実をびっしりとうもろこし状につけている。
つわぶきが、沢山の蕾をつけ始めた。
秋も深くなってきた。
近所の植木店に出かけたら、椿の苗が沢山出ていた。
黒いビニール製のポット植えが580円で、それを植え替えて鉢植えにしたのが780円であったが、面白かったのは、どの椿も同じ値段であった。
侘助や薮椿、雪椿などの多様な椿のほかに、金花茶やベトナム椿もあったが、これらも同じ値段であった。
普通の椿でも珍しい銘椿などは値段が高いし、金花茶やベトナム椿などは、普段何倍かの値段で売られていて結構高いのだが、全く同じ値段なのである。
間違いではないかと店のマネージャーに聞いたら、お客さんは椿の種類など分かりませんので同じ値段にしましたと言う返事であった。
私など、椿の銘柄については気になるのだが、確かにそう言われれば、大概の人は、椿にも色々種類があるのですねえと言うだけで、特に関心をはらう様でもない。
販売戦略として、椿として同じ値段で売るのが良いのか、他を安くして金花茶等を高くしてメリハリをつけて従来のように売るのが良いのか、普通の値段付けと違っていたので考えてしまった。
不思議なもので、自分に関心のない物事には、誰も至って無関心で、その違いなど気にしない。
どこかのコーヒーメーカーが「違いの分かる男」などとTVで有名人を使ってコマーシャルをしていたが、関心のない人には違う男の差などには興味がないし、違いなど分からなくても良いのである。
ところで、サウジアラビアでは、花はどんな花でも総て花と言うので、花には違いはないと聞いた。
しかし、一番身近なラクダについては、オス・メスは勿論、歳や世代の差など色々な名前がついていて区別出来るのだと言う。
尤も、雨なども、年に数度しか降らないので雨も総て雨であろう。五月雨や梅雨、霧雨など呼び方を変えて微妙に区別する日本の雨とは大違いで、やはり関心があるかないかが総てである。
余談であるが、雨でサウジアラビアでの大雨を思い出した。
カラチからダーランに入ったのだが、大変な異常気象で大雨が降り、ダーラン空港は至るところで雨漏り、とにかく、雨が降らないので防水など極めて好い加減なのである。
空港から市街地までの道のりは、俄かに出来た大きな湖状の水面が延々と続いていて何日も水が引かなかった。
飛行機などべた遅れで予定などズタズタ、しかし、リヤドに行ったら、ワジが川に復活して物凄い濁流が流れて滝のようになっているので見に行こう、とアラビア人パートナーに誘われて出かけた。
日本なら何のことはない、普通の川が大水で増水して濁流が渦巻いているという程度だが、アラビア人にとっては、会社を休みにして弁当持ちで見に行く値打ちのある見ものなのである。
椿の種類の違いから話が脱線してしまったが、兎に角、違いや差が気になり始めたら、そのことが自分にとって相当の関心事になっていると言うことであろう。
昨年植えたアサガオの種が自然に発芽して咲き始め、ほって置いたら庭木を駆け上がり、ヤマモモの木やバラ、ツゲの木などを覆って、まだ、毎朝、沢山の蕾をつけて咲き続けている。
それに、地面に這うように茎を広げたツユクサにも鮮やかなブルーの可憐な花が咲いている。
口絵写真は、ムラサキシキブに絡んで咲いているアサガオの花であるが、これから秋深くなると益々鮮やかな紫色のキャビアのように光り輝くムラサキシキブとけんを競っている。
薄いピンクの単色だったが、少しずつ、白い縦じま模様の斑が入るようになってきたが、何時まで咲き続けるのか様子を見て見ようと思っている。
ミヤギノ萩の花は、完全に消えて、ヤブランの花が、ムラサキシキブのように美しい濃緑の実をびっしりとうもろこし状につけている。
つわぶきが、沢山の蕾をつけ始めた。
秋も深くなってきた。
近所の植木店に出かけたら、椿の苗が沢山出ていた。
黒いビニール製のポット植えが580円で、それを植え替えて鉢植えにしたのが780円であったが、面白かったのは、どの椿も同じ値段であった。
侘助や薮椿、雪椿などの多様な椿のほかに、金花茶やベトナム椿もあったが、これらも同じ値段であった。
普通の椿でも珍しい銘椿などは値段が高いし、金花茶やベトナム椿などは、普段何倍かの値段で売られていて結構高いのだが、全く同じ値段なのである。
間違いではないかと店のマネージャーに聞いたら、お客さんは椿の種類など分かりませんので同じ値段にしましたと言う返事であった。
私など、椿の銘柄については気になるのだが、確かにそう言われれば、大概の人は、椿にも色々種類があるのですねえと言うだけで、特に関心をはらう様でもない。
販売戦略として、椿として同じ値段で売るのが良いのか、他を安くして金花茶等を高くしてメリハリをつけて従来のように売るのが良いのか、普通の値段付けと違っていたので考えてしまった。
不思議なもので、自分に関心のない物事には、誰も至って無関心で、その違いなど気にしない。
どこかのコーヒーメーカーが「違いの分かる男」などとTVで有名人を使ってコマーシャルをしていたが、関心のない人には違う男の差などには興味がないし、違いなど分からなくても良いのである。
ところで、サウジアラビアでは、花はどんな花でも総て花と言うので、花には違いはないと聞いた。
しかし、一番身近なラクダについては、オス・メスは勿論、歳や世代の差など色々な名前がついていて区別出来るのだと言う。
尤も、雨なども、年に数度しか降らないので雨も総て雨であろう。五月雨や梅雨、霧雨など呼び方を変えて微妙に区別する日本の雨とは大違いで、やはり関心があるかないかが総てである。
余談であるが、雨でサウジアラビアでの大雨を思い出した。
カラチからダーランに入ったのだが、大変な異常気象で大雨が降り、ダーラン空港は至るところで雨漏り、とにかく、雨が降らないので防水など極めて好い加減なのである。
空港から市街地までの道のりは、俄かに出来た大きな湖状の水面が延々と続いていて何日も水が引かなかった。
飛行機などべた遅れで予定などズタズタ、しかし、リヤドに行ったら、ワジが川に復活して物凄い濁流が流れて滝のようになっているので見に行こう、とアラビア人パートナーに誘われて出かけた。
日本なら何のことはない、普通の川が大水で増水して濁流が渦巻いているという程度だが、アラビア人にとっては、会社を休みにして弁当持ちで見に行く値打ちのある見ものなのである。
椿の種類の違いから話が脱線してしまったが、兎に角、違いや差が気になり始めたら、そのことが自分にとって相当の関心事になっていると言うことであろう。