何年ぶりであろうか、良く行っていた恒例の神田古本まつりに、久しぶりに出かけた。
以前には、三省堂のロビーや外庭にも、そして、スズラン通りにも、犇めくほど古書店が店を張っていて、大変賑わっていて、書棚に近づくのも一苦労であったが、今昔の感と言うか、本離れ活字離れの影響か、非常に、寂しくなっていた。
神保町の交差点がメイン会場で、靖国通りの南側に沿って、古書店の店先と歩道に並べられたワゴンが俄か店頭となって、このあたりは、賑わっている。
オープン4日目の平日と言うこともあろうか、以前には、地方から上京した古書買い付けや読書ファンらしき人たちが、沢山見かけられたのだが、そんな雰囲気もなく、散策に来たと言った感じの人が、多いようであった。
5000円以上買えば、全国配送無料券をくれるので、以前には、私も沢山買い込んで発送したりしていたのだが、やはり、パラパラ、1冊か2~3冊買う客が主体で、宅配センターは閑古鳥が鳴いていた。
古書探しなら、ICT革命の恩恵で、アマゾンや「日本の古本屋」などから検索すれば、結構探せるので、特別な本でない限り、神田神保町へ通わなくても良くなったと言うことでもあろうか。
私にとって興味あるような本を並べていたのは、神保町交差点の書店と、岩波ホール裏の通りの書店。
食指が動いたのは、ルネサンスやダヴィンチなどの歴史や美術の本、圓朝や米朝などの落語の本などだったが、結局、買ったのは、やはり、興味を失ってはいないオペラの本。
もう20年以上も前の本だが、持っていると思いながらも、奇麗な本で、4000円が、500円だったので、ディガエターニ著「オペラへの招待」
それに、
水谷彰良著「プリマ・ドンナの歴史 Ⅰ Ⅱ」
これは、衝動買いで、厳重に封印されている新本なので、どんな中身か分からなかったが、8000円程する膨大な2冊本が、2000円で、東京書籍刊だから、まあ良いかと思って買った本。
現役など20世紀後半のプリマなら、日本人の著者では無理で、私の方が欧米の劇場で良く聴いているので、歴史的な叙述であろうと思ったら、やはりそうで、
一寸期待に反した本だが、昔通い詰めたオペラ劇場には行く余力がなくなったが、これからも続けるMETライブビューイング鑑賞時に、作品背景資料として役立つだろうと思っている。
随分、色々な本が出ているなーと言う感慨と、結構読みたい本を見落としているなあと言った思いを繰り返しながら、2時間くらい歩いたのだが、まだ、何百冊も積読で、書斎や倉庫に山積みになっている本をどうするのか、
平均寿命だと、もう、後、それ程残っていないので、辛抱する以外にないのが寂しい。
以前には、三省堂のロビーや外庭にも、そして、スズラン通りにも、犇めくほど古書店が店を張っていて、大変賑わっていて、書棚に近づくのも一苦労であったが、今昔の感と言うか、本離れ活字離れの影響か、非常に、寂しくなっていた。
神保町の交差点がメイン会場で、靖国通りの南側に沿って、古書店の店先と歩道に並べられたワゴンが俄か店頭となって、このあたりは、賑わっている。
オープン4日目の平日と言うこともあろうか、以前には、地方から上京した古書買い付けや読書ファンらしき人たちが、沢山見かけられたのだが、そんな雰囲気もなく、散策に来たと言った感じの人が、多いようであった。
5000円以上買えば、全国配送無料券をくれるので、以前には、私も沢山買い込んで発送したりしていたのだが、やはり、パラパラ、1冊か2~3冊買う客が主体で、宅配センターは閑古鳥が鳴いていた。
古書探しなら、ICT革命の恩恵で、アマゾンや「日本の古本屋」などから検索すれば、結構探せるので、特別な本でない限り、神田神保町へ通わなくても良くなったと言うことでもあろうか。
私にとって興味あるような本を並べていたのは、神保町交差点の書店と、岩波ホール裏の通りの書店。
食指が動いたのは、ルネサンスやダヴィンチなどの歴史や美術の本、圓朝や米朝などの落語の本などだったが、結局、買ったのは、やはり、興味を失ってはいないオペラの本。
もう20年以上も前の本だが、持っていると思いながらも、奇麗な本で、4000円が、500円だったので、ディガエターニ著「オペラへの招待」
それに、
水谷彰良著「プリマ・ドンナの歴史 Ⅰ Ⅱ」
これは、衝動買いで、厳重に封印されている新本なので、どんな中身か分からなかったが、8000円程する膨大な2冊本が、2000円で、東京書籍刊だから、まあ良いかと思って買った本。
現役など20世紀後半のプリマなら、日本人の著者では無理で、私の方が欧米の劇場で良く聴いているので、歴史的な叙述であろうと思ったら、やはりそうで、
一寸期待に反した本だが、昔通い詰めたオペラ劇場には行く余力がなくなったが、これからも続けるMETライブビューイング鑑賞時に、作品背景資料として役立つだろうと思っている。
随分、色々な本が出ているなーと言う感慨と、結構読みたい本を見落としているなあと言った思いを繰り返しながら、2時間くらい歩いたのだが、まだ、何百冊も積読で、書斎や倉庫に山積みになっている本をどうするのか、
平均寿命だと、もう、後、それ程残っていないので、辛抱する以外にないのが寂しい。