古川美術館のあと、名古屋駅の高島屋12階「Kihachi」で豪華なディナーをいただいてきました。ここに入るのは初めて。
色々なコース料理がありましたが、今回は『お好きな前菜、主菜を選べるコース』(4,200円)をオーダー。
前菜は2品。
「マグロと海藻のサラダ 生姜風味のドレッシング」
「小鯛のマリネと豆腐、モッツァレラチーズのひと皿 オリーブアンチョビソース」
「鴨肉とシナノゴールドのサラダ アジアンチリドレッシング」
「こんがり焼きあげた伊達鶏肉と3種の茸のスパゲティ」
「帆立貝とたっぷり野菜のミネストローネビアンコ」
から「こんがり焼きあげた伊達鶏肉と3種の茸のスパゲティ」と「帆立貝とたっぷり野菜のミネストローネビアンコ」をチョイス。
メインは
「黒鯛の網焼きと蓮根、里芋のブーレット エビと百合根のソース」
「骨付き仔牛肉のポワレ 柿とトリュフのポルとソース ガーリック風味の秋野菜添え」
から「黒鯛の網焼きと蓮根、里芋のブーレット エビと百合根のソース」をチョイス。
本日のデザートは「マンゴーシャーベットとクレームブリュレ」。
最後はコーヒー(ほか紅茶、エスプレッソから選べます)。

まずは食前酒「UMEMITSU」(1,050円)。スパークリングワインに梅酒と蜂蜜を混ぜたもののようです。梅酒の味がしますが、スパークリングワインの炭酸と蜂蜜の甘みがブレンドされ、なかなか美味しかったデス。
最初に供されたパンはごく普通のもの。


続いて「帆立貝とたっぷり野菜のミネストローネビアンコ」。
普通、ミネストローネというと、トマトベースのスープで赤いのですが、「ビアンコ」の名の通り、白いです。牛乳だかクリームだかを使っているのでこのような色なのですが、ぱっと見はクラムチャウダーのよう。でもとろみは少ないです。帆立貝のほか、野菜は白菜、里芋などを使っており、具だくさん。なかなか美味しかったデス。


その次は「こんがり焼きあげた伊達鶏肉と3種の茸のスパゲティ」。
茸は山榎(エノキ)となんとかとトリュフ。
伊達鶏は皮は香ばしく焼かれていましたが、胸肉なのか肉はサッパリ。バターで味付けされたパスタは細麺で、これもまた、なかなか美味しかったデス。ただ、トリュフの薫りはあまり感じませんでした。

「UMEMITSU」がなくなったところで白ワイン『シャトー ガバロン』(798円)。あっさりした味でした。


パンがなくなったのでおかわり。左がゴマのパン、右は胚芽パン。更におかわりしたのがゴマのパンとカボチャのパン。
ワタシ的にはゴマのパンが一番好きかな? カボチャのパンはちょっと甘かったです。


メインディッシュの「黒鯛の網焼きと蓮根、里芋のブーレット エビと百合根のソース」は黒鯛がないということでイサキに変更。このイサキは白身魚で淡白なイメージでしたが、脂が乗っているのかなかなかしっかりした味でした。ちょっと意外。
ちなみに店員さんによると、「ブーレット」とは「小さい玉」ということで、写真の左上と右下のつくねのようなやつです。ねっとり感がありつつ弾力もあり、肉が入っているような感じ。これもまた美味しかったデス。
ほかに黒っぽいのが青菜(品種不明)。
オレンジ色のソースはエビの殻でダシを取ったアメリケーヌ。これがなかなか濃厚で美味。

デザートの「マンゴーシャーベットとクレームブリュレ」。クレームブリュレは熱いのかと思ったら、冷たかったです。割とトロトロに近い固さ。マンゴーシャーベットは少し酸味が感じられ、ワインを飲んだ後スッキリするのにイイ感じ。

締めはコーヒー。やや濃いめ。エスプレッソのような分量でちょっと残念(笑)。
最後にちょっと気になったことが。ホール担当の方で、広い店内をときどき小走りする方がいたのですが、ちょっとどうかと思いました。床は綺麗に掃除してあったと思いますが、やはりほこりが立たないよう、早歩き程度にとどめていただきたいものです。