
今日もまた「酒蔵みてある記」のイベントに参加です。近鉄名古屋線/蟹江駅から近所をぐるっと回って史跡巡りをし、日本酒『四天王』を造る甘強(かんきょう)酒造を最終目的地にし、また蟹江駅に戻ってくるという8kmほどのコースです。
以下、写真のアップに手間がかかるので、後ほどアップし直します。

10:06に近鉄/蟹江駅に到着。
駅を出てすぐに緑色の地図をもらいました。

蟹江駅はこんな感じ。
もらった緑色の地図
(画像クリックで拡大)。

そして歩き出します。今回はまず南方向へ。そしてずっと東方向へ歩きます。
まずは「親鸞聖人腰掛石」の碑。親鸞聖人がここで蟹江の漁師たちに説法したとのこと。

先週の吹雪から打って変わって(笑)温かい日差しの中、暑くなって上着を脱ぐ人も。ワタシも途中でジャンパーの下に着ていたフリースを脱ぎ、デイパックに仕舞いました。
これは蟹江川。

橋を渡ってさらに蟹江川を下ると、吉川英治句碑が。ちょっと読みづらいデス。
句碑の立て看板をメモる方。面倒なので、ワタシは読みもせずカメラに収めます。

その後、蟹江川のすぐ隣を流れている佐屋川を今度は上り始めます。このあたりは桜並木なので、春は綺麗なんでしょうね。
桜並木の道は「文学散歩道」と名付けられていて、桜の木の1本1本に誰かが詠んだ俳句や短歌が立てかけられていました。

川沿いをずっと歩くと「鹿島神社」が。
境内の石灯籠にはすべて「キケンですから近寄らないでください。」のプレートが。誤って子供が登ろうとして崩れたら大変だけど、ちょっとやりすぎのような・・・。

鳥居の横には小さな建物があり、中にはご覧のような赤いおべべを着たお地蔵さん(?)が。

本殿(?)。
そこにある賽銭箱は木製でなく、ピカピカのスチール製。これまた風情がございませんなぁ。

しばらく歩くと白梅が咲いていました。
蟹江川の川縁を今度は上ります。

源氏塚のある公園。昨年の同じイベントで、別の酒蔵に行くときに来た記憶があります。
ここでは紅梅が咲いていました。

道を歩いていると、変なお店が・・・と思ってよく見たらお米屋さんでした。
さらに歩くと川魚料理『なまずや』さんが。鰻がメインのようですが、ナマズ料理が食べられるのでしょうか? ちょっと入ってみたかった。

「蟹江町歴史民族資料館」の前では茶がゆを100円で販売。写真ではわかりづらいですが、鎧を着たオジサンがたくさんいました。

せっかくなので1杯いただきました。緑色のような茶色のようなおかゆは、正直イマイチ・・・いや、イマ3ぐらいか(笑)。
器はつかいすての紙やプラスチック素材でなかったですけどね。

資料館は無料だったので少し見学。明治頃のものと思われる浮世絵や古い看板。

古い衣服や道具類も展示。

資料館の少し先には「蟹江城址」。
ボランティアのオジサンたちが参加者に解説していました。

少し先には「蟹江城井戸跡」。潰してしまっても良さそうなものですが・・・。
そしてまた蟹江川を下ります。今回、川沿いルートが多いです。でも、水辺はなんだか癒されますね。

ようやく目的地の「甘強酒造」に到着。

よその酒蔵と違って、ここでは飲みたい酒を自由に試飲できました。やはりこうでないと!

日本酒は醸造酒の『四天王 名古屋正宗』、純米酒の『四天王 いっこく』、純米吟醸の『大寒 今朝しぼり』の3種類
(画像クリックで拡大)。
果実酒は、桃、ゆず、アロエと白ブドウがあり、いずれも飲みやすかったです
(画像クリックで拡大)。
ちなみにワタシの日本酒の好みは『大寒 今朝しぼり』でしたが、ラベルのわかりやすさで『四天王 名古屋正宗』を購入しました(720ml/900円)。

即売会会場となる建物(倉庫)の中では、壁際に同社の製品が並べられていました。
それを見て注文用紙に書き込んで販売員の方に渡すというシステム。商品アイテムが多いので、こういうやり方のほうが間違いないのでしょう。

商品は日本酒だけではなく、果実酒をはじめ梅風味だし醤油、みりん粕漬け床なんてものもありました
(それぞれ画像クリックで拡大)。

甘酒は無料。ワタシは2杯いただきました。
こちらは新酒をくみ出しで飲ませてくれるところ。ちょっと離れた場所だったので、あやうく見落とすところでした。

抽選会場はずいぶん広い土地でした。
ワタシは「近鉄賞B」が当たりました! ペン型の4種類のドライバーでした。

甘強酒造を出て少し歩くとすぐに近鉄蟹江駅。到着したのが13:05頃だったので、3時間ほどの行程だったことになります。インチキしたら5分ぐらいですかね(笑)。
今回のルートは近鉄蟹江駅スタートで近鉄蟹江駅ゴールというルートですが、かなりの距離が川沿い(しかもとぎれとぎれ)。また、ルートにはそれぞれ史跡があり、ちゃんと意味があったので、良いルートだと思いました。地図も信号マークや主要交差点名が記載されていて分かりやすかったです。