IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2011.04.01 東北(宮城県)の日本酒 @荻窪『いちべえ』

2011年04月02日 00時37分35秒 | 外食

今日から東京入りです。全くの私用ですが。  

本当は雑誌で見つけた吉祥寺のお店で日本酒を 
楽しむ予定でしたが、イメージとは違ったかなり
小さいお店で、店の前まで行ったのですが、結構
混んでいたので諦めて、荻窪『いちべえ』でまた
飲んだくれました(笑)。          

実は吉祥寺に行く前に、荻窪のワタシの馴染みの
店(何の店だかあえて伏せます)に行ったところ
スタッフの4人のうち3人が宮城県出身で、先の
大震災で家を流され、身内が2週間後に遺体で 
発見されたり、あるいは実家は大丈夫だった  
ものの周りが被害を受け、避難所の役割をする為
実家に戻ったりということで、3人がまるまる 
被災地に戻ったため、店長1人と新人1人の2人
で店を切り盛りしている状態とのこと。    

店に入った瞬間、人が少なかったので、ひょっと
してと思ったのですが、予想以上の内容を聞き、
いたたまれない気持ちになりました。     

今までテレビ・新聞で見ていたことは、所詮  
映画のような画面の向こうのものであり、今日 
やっと自分と関係のある人のご不幸ということで
リアリティを感じました。           


さて、久しぶりの荻窪『いちべえ』ですが    
本当は東北地方全般の日本酒を一品ずつ注文する 
つもりでしたが、今回は「宮城県しばり」で注文。




なお、お酒のメニューには震災を考慮して    
「東北・関東のお酒」ページがつくられており、 
「いちべえは 被災された蔵元を支援します!」 
とのくだりが。ワタシと似たような考えを持って 
おり、少し嬉しくなりました。         




まずは『乾坤一 特別純米辛口』(800円)と 
お通しのヨモギの(胡麻?)豆腐。       

お酒は辛口ながら旨味が立って、なかなか美味。 





続いて『綿屋 純米吟醸』(1000円)と  
『健康サラダ』(800円)。        

こちらのお酒も旨味が強く、ちょっとクセがある
感じ。美味しかったデス。酒蔵は栗原市。   
中途半端に残ったお酒はオマケでいただきました
(笑)。                  





『墨廼江(すみのえ)純米吟醸』(800円)と
マグロの山かけ。              

こちらのお酒は『乾坤一 特別純米辛口』とよく
似た味。宮城のお酒は似ているのかな?    
酒蔵は石巻市。震災の被害が大きかったところで
次は入手できないのでは?との店主の言葉。  




『伯楽星 純米吟醸』(800円)と「馬刺」 
(900円)。               

酒の味は・・・記憶がない(笑)。     
馬刺のすりおろしニンニクがきつかったデス。





次の注文がなかなか出てこないので、店主が  
気を効かせて出してくれたのが「もろみ豆腐」。
これはクセになりそうな味。酒飲みにはこたえ 
られません!                





最後は『栗駒山』(栗原市・800円)と   
茶そば(750円)。            

酒の味はあまり記憶にありません(笑)。   
茶そばは締めにいい一品。          



今回は締めて9,000円弱。もちろん、一人で
飲む金額にしては多すぎるのですが、今日に  
限っては、宮城県のお酒を全部飲み切れなかった
のが残念でした。              

三重県の自宅近辺では入手できない岩手県の  
お酒もいくつかあるので、滞在中にもう一度  
訪れたいと思います。            


がんばれ、東北!
BUY 東北 プロジェクト by ikeda_hiroya

コメント
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