今日もまたまた秋田名物の食べ物を物色。『和食 扇屋』。
宿泊先にほど近いところを通りかかって入ってみました。
まずは日本酒。『白瀑 男の海の祝い酒』(純米吟醸)。
秋田県山本郡八峰町の酒蔵・山本合名会社のお酒。
名前に惹かれて注文してみましたが、
酸味の強い華やかな味わいで美味。
お銚子2本弱をいただきました。
お通し3品。
特に説明がなかったのでよくわかりませんが、
左はニンジン、もやし、キノコを軽く煮た感じのお惣菜。
中はサンマか何かの南蛮漬け風。
右はレンコンとコンニャク。
トンブリ長芋。
トンブリが刻み海苔に覆い隠されていたので、
少しかき分けてから撮影。
醤油を軽くたらしていただきました。
長芋のトロトロ食感にトンブリのプチプチ食感が
消されていた感じではありました。
比内地鶏焼き。2種類の肉が塩胡椒で味付けされていました。
味はまぁ、こんなもんかという感じ。
昨日に引き続いて注文したハタハタ寿司。
日本酒によく合います。
ホウボウの天ぷら。
といいつつ、ピーマン、ナス、舞茸つき。
ホウボウは思ったより小ぶりでしたが3尾。
白身でクセがなく、それなりに美味。
一番美味しかったのが舞茸でした。
締めは稲庭うどん(ざる)。
うどんというよりひやむぎに近い細麺ですが、
つるつるとした食感がいいですね。
こんな感じで2日連続、秋田名物を堪能しました。
バドミントン撮影の仕事が異常に早く終わったので、
ホテルに戻って事後処理をする前に
秋田県立美術館に立ち寄ってみました。
公式サイト:秋田県立美術館
仕事柄、全国各地に出張させてもらってますが、
今回のように月曜日に現地入りして
次の月曜日に帰宅するというようなスケジュールだと
月曜日休館日の美術館に入ることはなかなかできません。
せっかくの機会なので立ち寄らせてもらいました。
予備知識なしで入ったのですが、元々は
画家 藤田嗣治の妻マドレーヌの死を悼んで藤田美術館を
作ろうとしたものが、戦後に構想から30年ほどしてようやく実現したとのこと。
なので、藤田の作品がいくつも展示されていました。
なかでも『秋田の行事』という巨大な壁画(高さ3.6m x 幅20m)はその巨大さに圧倒されます。
一方、3階のギャラリーでは『ピーターラビットの世界展』を開催中。
著者ビアトリクス・ポターの生涯の解説や
ピーターラビットの自費出版本から出版社版の初版本、
日本で翻訳出版された似ても似つかない絵の絵本なども展示されていました。
ワタシ自身はピーターラビットの絵本は読んだことが全くなく、
パンメーカーのプロモーショングッズの絵皿でよく見たなぁというところ。
むしろ、『The Tale of KITTY-IN-BOOTS』が日本では『長靴をはいた猫』として
たしか「東映まんがまつり」の映画上映されていたはず。
その原作者が同じと知ってビックリしました。
ただ、親子連れ向けの展示かと思っていたら、解説の文字にふりがなはないし、
展示の高さも大人むけで、子供にはちょっと見づらい展示のようでした。