

今日の夕食は揚げ物です。本当は鰻の蒲焼きが残っていたので、また「鰻のチーズドリア」を作ろうかと思っていたのですが、父が揚げ物を始めたので予定変更。鰻も衣をつけて天ぷらに(右の写真の右の2切れ)。
また、鮭の白子もたまたま買ってきたのでそれに衣をつけて天ぷらにしてみました(右の写真の左の1切れ)。
実際に食べてみると、鰻の天ぷらは下味がついているし、ふっくらと仕上がっていてメチャメチャ美味! 普通にレンジでチンするよりも美味いかも。
鮭の白子の天ぷらは期待ほどではありませんでした。なかなか揚がらなかったので長時間揚げていたら、ちょっとフワフワ感がなくなってしまいました。残念!
同じ皿に乗っているのは、コブサラダドレッシングをかけたサラダと柿。


左は父が作った白菜のおひたし。個人的にはおひたしは野菜の栄養素をこわして水に流してしまうという印象が強いのであまり好きではありません。蒸した方が濃厚になるように思いますが、どうでしょう?
右はこれまた父の作ってくれた揚げ物。鰯のフライ、獅子唐の天ぷら、鶏もも肉の唐揚げでございます。こちらはそれぞれ美味しゅうございました。
10月20日の早朝、日本テレビ『Oha! 4』という番組の「ココガ知りたい!」というコーナーで “フードスタイリスト” なる職業の方の仕事の紹介をしていたのでご紹介します。
詳細は同コーナーのサイトをご覧下さい。当日の動画を見ることができます。
日本テレビ『Oha! 4』「ココガ知りたい!」公式サイト:ココガ知りたい! | Oha!4 NEWS LIVE
“フードスタイリスト” とは、食材や料理を撮影の時により美味しそうに見せる仕事をする方のことのようですが、この映像では、ごはん、味噌汁、焼き鮭の3品について、美味しそうに見せるためのすごいテクを使っています。
料理を美味しそうに撮影したいとお考えの方はご参考に。
もっとも、この仕事はあくまで撮影のための仕掛けなので、このあとそれらの料理が美味しく食べられるとは思えませんが(笑)。たぶん生ゴミとして捨てられるのでしょうね。
映画を観てきました。今回は『ヴィヨンの妻』。公式サイトはコチラ:ヴィヨンの妻
第33回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞を受賞ということでハクがついた根岸吉太郎作品です。
また、今年は太宰治生誕100年ということで、ヒットしている模様です。
ちなみにワタシは太宰作品をほとんど読んだことがなく(というか、文学全般に疎いですが)、この作品もほとんど下準備というか予備知識なしでの鑑賞です。
ストーリーはだらしない小説家の亭主の尻拭いをする妻が、愛人と自殺未遂をした亭主を結局許してしまうという内容なのですが、ラストはほんのちょっと希望が見えるような感じで爽やかに終わるのですが、それがよかったのかどうか? 悪くはないのですが、ちょっと深みが足りないかなぁという気もしなくはない感じでした。
観ていて一番気になったのが小説の言葉をそのまま抜き出したような口調。観ているうちにだんだん慣れはしましたが、絶対に日常生活では口にしないような言い回しは、もちろん「あえて」なのでしょうが、どうでしょう。
一方、観ていて楽しかったのは、戦後数年の東京の風景で、大谷の妻/佐知が働く飲み屋の場所が中野で、大谷と佐知の住む家は武蔵小金井、さらに国分寺や銀座が出てきたりして、馴染みのある場所ばかりでした。
特に中央線の電車やその周りの風景なんかはどうやって用意したのでしょうか? CGではないようでしたので、結構、大掛かりだった気がするのですが。
出演俳優の演技についていえば、浅野忠信と松たか子は同年代の役柄。広末涼子は本人のイメージよりもちょっと大人びた役柄のように感じましたが、よくがんばったという感じでしょうか。PG-12ということで、松たか子も広末涼子も“体当たり”の演技で頑張っています。といってもおっぱいポロリはないですけどね(笑)。
観ていて比較的自然に感じたのは『椿屋』の主人(伊武雅刀)とおかみ(室井滋)。ワタシ的には浅野も松も広末も、頑張っているけれどもあと0.5点、微妙に何かが違うような気がしました。でも、監督的には思った通りの仕上がりになっていると思いますが。
そんなこんなで、ワタシの評価は★3.5でございます。


今日のお昼はベルシティのフードコートにある『韓菜』のスンドゥブチゲです。ここで食べるのは初めて。
ニッコリアというサイトの解説によると、
“スンドゥブチゲは、日本でいうおぼろ豆腐のような、やわらかな豆腐が入った鍋料理(豆腐チゲ)です。韓国では固まっていない豆腐をスンドゥブとよび、チゲは具がたくさん入った汁の少ない鍋料理の総称です。スンドゥブは漢字で「純豆腐」とも書きますが、これは後世に作られた当て字といわれています。「水豆腐(スドゥブ)」がなまったといった説もありますが、真相ははっきりしていないのが現状です。
スンドゥブチゲは、あさりなどの貝類や、牛肉や豚肉などを煮込んだだしに、粉とうがらしとごま油で作ったとうがらし油や、タデギ(とうがらしペースト)でピリ辛に味つけをします。具として、しいたけ、えのき茸といったきのこ類、たまねぎ、長ねぎなどが加えられ、仕上げに生卵を落としたスンドゥブチゲも多くあります。豆腐の素朴な甘味とともに、卵もほどよく辛さを和らげてくれます。
スンドゥブチゲは、キムチの入ったキムチチゲ、韓国の味噌・テンジャンを入れたテンジャンチゲと並ぶポピュラーな料理で、スンドゥブのプルプルとしたやわらかな食感が好まれています。近年はスンドゥブチゲの専門店が増え、自家製の豆腐にこだわる店や、魚介類や餃子などの具を入れた豪華なスンドゥブチゲを出す店が人気をよんでいます。”
とあります。
たまたま “スンドゥブチゲ” を探してこのサイトにたどり着いたのですが、なかなかしっかりしたサイトですね。韓国料理の紹介やレシピだけではなく、韓国そのものを紹介しています。韓国と韓国料理に興味のある方はどうぞ。
ニッコリア:http://ni-korea.jp/
さて、このお店では “スンドゥブチゲ” の単品が600円、ご飯とのセットで750円で、セットの方を注文。さらにコラーゲントッピング(150円)も注文。
写真右の生卵の上の白い寒天のようなものがコラーゲンです。
辛さも「0辛」から「7辛」ぐらいまでオーダーできるので、とりあえず「1辛」にしておきました。
食べてみると、自分的にはちょうどいい辛さでした。具材としては色々な野菜やキノコに肉類、アサリなど色々なものが入っていて、健康に良さそうでした。なかなか美味しかったデス。
ご飯は白米に麦、ちょっぴり黒米が入っているのですが、麦が食感、味を損ねているようで残念でした。健康にはいいのでしょうが。
古川美術館のあと、名古屋駅の高島屋12階「Kihachi」で豪華なディナーをいただいてきました。ここに入るのは初めて。
色々なコース料理がありましたが、今回は『お好きな前菜、主菜を選べるコース』(4,200円)をオーダー。
前菜は2品。
「マグロと海藻のサラダ 生姜風味のドレッシング」
「小鯛のマリネと豆腐、モッツァレラチーズのひと皿 オリーブアンチョビソース」
「鴨肉とシナノゴールドのサラダ アジアンチリドレッシング」
「こんがり焼きあげた伊達鶏肉と3種の茸のスパゲティ」
「帆立貝とたっぷり野菜のミネストローネビアンコ」
から「こんがり焼きあげた伊達鶏肉と3種の茸のスパゲティ」と「帆立貝とたっぷり野菜のミネストローネビアンコ」をチョイス。
メインは
「黒鯛の網焼きと蓮根、里芋のブーレット エビと百合根のソース」
「骨付き仔牛肉のポワレ 柿とトリュフのポルとソース ガーリック風味の秋野菜添え」
から「黒鯛の網焼きと蓮根、里芋のブーレット エビと百合根のソース」をチョイス。
本日のデザートは「マンゴーシャーベットとクレームブリュレ」。
最後はコーヒー(ほか紅茶、エスプレッソから選べます)。

まずは食前酒「UMEMITSU」(1,050円)。スパークリングワインに梅酒と蜂蜜を混ぜたもののようです。梅酒の味がしますが、スパークリングワインの炭酸と蜂蜜の甘みがブレンドされ、なかなか美味しかったデス。
最初に供されたパンはごく普通のもの。


続いて「帆立貝とたっぷり野菜のミネストローネビアンコ」。
普通、ミネストローネというと、トマトベースのスープで赤いのですが、「ビアンコ」の名の通り、白いです。牛乳だかクリームだかを使っているのでこのような色なのですが、ぱっと見はクラムチャウダーのよう。でもとろみは少ないです。帆立貝のほか、野菜は白菜、里芋などを使っており、具だくさん。なかなか美味しかったデス。


その次は「こんがり焼きあげた伊達鶏肉と3種の茸のスパゲティ」。
茸は山榎(エノキ)となんとかとトリュフ。
伊達鶏は皮は香ばしく焼かれていましたが、胸肉なのか肉はサッパリ。バターで味付けされたパスタは細麺で、これもまた、なかなか美味しかったデス。ただ、トリュフの薫りはあまり感じませんでした。

「UMEMITSU」がなくなったところで白ワイン『シャトー ガバロン』(798円)。あっさりした味でした。


パンがなくなったのでおかわり。左がゴマのパン、右は胚芽パン。更におかわりしたのがゴマのパンとカボチャのパン。
ワタシ的にはゴマのパンが一番好きかな? カボチャのパンはちょっと甘かったです。


メインディッシュの「黒鯛の網焼きと蓮根、里芋のブーレット エビと百合根のソース」は黒鯛がないということでイサキに変更。このイサキは白身魚で淡白なイメージでしたが、脂が乗っているのかなかなかしっかりした味でした。ちょっと意外。
ちなみに店員さんによると、「ブーレット」とは「小さい玉」ということで、写真の左上と右下のつくねのようなやつです。ねっとり感がありつつ弾力もあり、肉が入っているような感じ。これもまた美味しかったデス。
ほかに黒っぽいのが青菜(品種不明)。
オレンジ色のソースはエビの殻でダシを取ったアメリケーヌ。これがなかなか濃厚で美味。

デザートの「マンゴーシャーベットとクレームブリュレ」。クレームブリュレは熱いのかと思ったら、冷たかったです。割とトロトロに近い固さ。マンゴーシャーベットは少し酸味が感じられ、ワインを飲んだ後スッキリするのにイイ感じ。

締めはコーヒー。やや濃いめ。エスプレッソのような分量でちょっと残念(笑)。
最後にちょっと気になったことが。ホール担当の方で、広い店内をときどき小走りする方がいたのですが、ちょっとどうかと思いました。床は綺麗に掃除してあったと思いますが、やはりほこりが立たないよう、早歩き程度にとどめていただきたいものです。

今日は名古屋まで古川美術館『人の姿かたち』展を観に行ってきました。

古川美術館へ行くのは初めて。たまたまテレビのニュース番組で紹介していたのを見て行くことを決めました。
場所は地下鉄東山線「池下」駅から徒歩3分なのですが、いきなり道を間違えて「今池」まで歩いてしまい、引き返したので30分近くかかってしまいました(笑)。
古川美術館は故古川為三郎氏が寄付された美術品を中心に展示。年数回の特別展を開催しているようです。
また、古川氏が生前住んでいた邸宅を開放している、分館 為三郎記念館もすぐ近くにあります。
同美術館のサイトはこちら:古川美術館
さて、今回の展示は『人の姿かたち』展。様々な画家の人物画を展示しています。
通常、○○展というと特定の人物あるいは特定の時代の絵画ばかり展示されることが多いですが、今回の展示は作家、作風がバラエティに富んでいて面白いものでした。
目玉はレオナール・フジタの『femme』、東郷青児の『尖塔』、小磯良平の『踊り子』、伊藤清永の『裸婦』、藤井勉の『モルゲンロード』のようです。
1階の第1展示室では「バレリーナ 洗練された美」「舞妓 伝統美」「裸婦 女性美の追求」として合計15点が展示されていました。
さらに特別展示室では「躍動する人体美」としてロバート・ハインデルのダンサーの絵を4点展示。
2階の第2展示室では「いろんなかたち」「日常のかたち」「生命のかたち」「愛しき姿」というテーマで18点が展示されていました。
個人的にはトータル37点で1,000円は高いかな?とも思いましたが、東郷青児の『尖塔』が見られただけでも入場料を払った甲斐があったと思いました。この作品は大作ではありませんが、東郷青児らしい素晴らしい作品でした。
また、目玉の小磯良平の『踊り子』、伊藤清永の『裸婦』、藤井勉の『モルゲンロード』も良かったですが、高沢圭一の『夜の絹』も良かったです。
面白かったのは会期前半の来場者による投票で作品に順位をつけていて、作品の横に発表していること。これはほかの美術館ではやっていないことで、しかも投票者のコメントも3つほど記載していました。これを読むと専門家でない普通の人のコメントから自分と違う感じ方を知り、面白いと思いました。


為三郎記念館も見てきましたが、純和風の建物と日本庭園でなかなか趣がありました。


今日の夕食は『鰻(うなぎ)のチーズドリア』です。
といっても、レシピは何もなし(笑)。雑誌に載っていた料理からヒントを得て、勝手に作ってみました。
具材は次の通り。
ご飯1膳
鰻(タレつき)1尾の半分
鰻のタレ(パックについているもの)
ローストガーリック 少々
とろけるチーズ(ピザ用)適量
パセリ 少々
胡椒 少々
作り方は簡単。
皿にご飯を盛り、ローストガーリックを全体に振りかけます。
鰻を一口大に切ってご飯の上に散らします。
鰻のタレを全体にふりかけます。
とろけるチーズもその上に全体に溶けるよう散らします。
オーブントースターで5分ほど熱します。
パセリと胡椒を振って出来上がり。
食べてみると、これがナカナカ旨い!! チーズと鰻のタレがいいハーモニー。
また、ローストガーリックが隠し味で香ばしさを感じさせてくれます。
鰻丼は鰻丼として食べてももちろん美味しいのですが、一手間かけて洋風にしてみても気分が変わっていいものです。
今回、かなりテキトーに作ってみましたが、超オススメの簡単料理となりました。