本気を出せる勝利者の習慣を教える

2時間で足が速くなる!―日本記録を量産する新走法 ポン・ピュン・ランの秘密
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


まずはじめに、5年生の今日の個人成績をお知らせします。

【サーブ成功率】
1位 O.R 90%・・・合格
2位 H.A 89%
3位 E.R 88%
4位 A.R 87%
5位 K.R 80%
6位 W.Y 79%
6位 N.M 79%
8位 I.N 78%
9位 A.H 71%
10位 K.S 60%

【サービスエース率】
1位 N.M 41%・・・合格
2位 A.R 33%・・・合格
3位 W.Y 32%・・・合格
4位 K.S 30%・・・合格
5位 H.A 29%
6位 I.N 28%
7位 K.R 20%
8位 E.R 18%
9位 O.R 15%
10位 A.H  7%

【サービスエース数】
1位 N.M 12本
2位 A.R 10本
3位 H.A  8本
4位 K.S  6本
4位 W.Y  6本
6位 I.N  5本
6位 K.R  5本
8位 O.R  3本
9位 E.R  3本
10位 A.H  1本

【スパイク成功率】
1位 A.R 100%・・・合格
2位 H.A  89%・・・合格
3位 I.N  67%
3位 K.S  67%
3位 W.Y  67%
6位 A.H  43%
7位 N.M  38%

【スパイク決定数】
1位 I.N 16本
2位 K.S 10本
3位 H.A  8本
3位 W.Y  8本
5位 N.M  6本
6位 A.R  3本
6位 A.H  3本



今日の練習では、昨日予告をしておいた「本気を出すための授業」をすることからスタートしました。

(1)プラス思考の習慣を持つべし
50m走をすると必ずこういう子がいる。
「本気出さなかったんだ。」
こういう子は、40mくらいで自分が負けると判断すると、一気に手抜きをして、自分の負けについての言い訳を考える。
「本気を出さなかったんだ。」と。
恐ろしいことに、こういうことは習慣化する。あらゆることに本気を出せなくなる。受験も負ける。スポーツも負ける。つまり、「負ける習慣」を訓練している子である。
辰巳ジャンプの子どもは、50m走をしたら60mまで本気で走り切る習慣を身につけてほしい。常に全力投球する習慣を身につけることを求める。バレーボールにあてはめれば、追いつけないと分かっているボールでも、すべりこんで手を伸ばす習慣を身につけることで、最後の1点を勝ち取れるチームになる。

(2)脳は暗示にかかりやすい
人間の脳は暗示にかかりやすい。「本気で走らなかったんだ」と言葉にした瞬間に、自分の脳は「自分はそういう人間なんだ」と認識するようにできている。言葉は恐ろしいのだ。口にしたり、思っただけでも脳は勝手にその方向に自動操縦を始めてしまう。だから「プラス思考」の言葉を使うように心がけることが大事になる。

(3)セルフイメージを上げよ!
「セルフイメージ=自分はこういう人間だ」という意識。
「本気を出さなかったんだ」と口にする習慣を持っていると、セルフイメージがどんどん下がっていく。セルフイメージが下がる人は、自分を守るために“言い訳”ばかりするようになる。この言い訳がますますセルフイメージを下げていく。悪循環のらせん階段をグングン降りていく人に確実になれる。だから、セルフイメージをいつも、ものすごく高くしておく必要がある。そのためには・・・・・

(4)自分にアファメーションをかける
アファメーション=肯定的自己宣言
「本気を出さなかったんだ」という人は、自分のことを「否定的」に見る習慣が身についている。アファメーションの言葉を毎日目にすることで、輝ける未来の自分を作り出そう。たとえば、「私は日本一のアタッカーだ!」「2014年の全国大会に出るのは私たちだ!」「私はスーパー小学生だ!」「私は絶対に勝つ!」「私は優秀な成績をおさめる人間だ!」「私は2020年の東京オリンピックに出る!」等々と紙に書いて、年がら年中読むようにしてみよう。すると、苦しい練習が苦しくなくなる。逆に成長していく自分の姿が楽しくて楽しくて、もっともっと厳しい練習をしたくなっていく。これがアファメーションの効果です。脳は強いセルフイメージに動かされて、自分自身をその方向に進ませようとします。

(5)プラス思考の自分を習慣化するために
*習慣を身につけるためには、最低でも3週間=21日間かかります。21日間、毎日チャレンジできた人は、間違いなく良い方向に変わります。
*人間が本当に良い習慣を身につけるためには3ヶ月間かかります。多くの人は3ヶ月の間にチャレンジをやめてしまい、良い習慣を捨ててしまいます。達成できる人は3%程度しかいないでしょう。100人中3人です。しかし、今の辰巳ジャンプでレギュラーになりたい子は、この3%に入る努力をしないとポジションを取ることはできないでしょう。



さあ、来週の練習までに、どんなアファメーション文をノート裏に書いてくるでしょうか?
今日、家に帰ってすぐに考えて、ノートに書いた子は勝利者。忘れた子は敗者です。
あなたは勝者の道を選んだかな?
それとも敗者の道を選んだかな?


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