セッターをたくさん育てています

12月3日(土)練習。午前中は合唱団が区の演奏会に初出演するため、子供たちを引率しました。合唱団の演奏は、客観的に見てもレベルの高いものでした。指導をする教員の指導スキルが高いため、発足して半年の我が校の子供たちではありましたが、どう見ても一歩抜き出ていた合唱だったと感じました。
実は私、副校長として文京区の2校にいた頃には、1校目は都内最大の部員数を誇る器楽部がある学校にいました。4年生以上の児童の70%が部員で、常に100名を超えるという器楽部。練習も毎朝、保護者や地域の方々もコーチとして指導に入るような盛んな器楽部でした。2校目は、NHK合唱コンクールで東京都の最終選考に残るレベルの合唱団がありました。これまた毎朝練習していました。こうして毎朝、大きな目標に向かって集まってくる子供たちを受け入れるために、副校長として午前6時15分には学校に着き、門を開けていた数年間でした。当然、練習も参観したことが、演奏レベルを感じる基準として、私の体の中に残っているのです。昨日の自校の合唱は、その質の高さで他校を圧倒していました。

さて、学校へ帰ったら、バレーーボールの練習です。
最近の矢口タートルズは、4人のセッターを育てる練習を中心にしています。
5年生2人、4年生と3年生で2人、この4人については、私の考えている課題は、一人一人まったく違うのですが、4人にセッター練習をさせることによって、チームの長期的な存続を担保する、保険のような働きをねらっています。つまりセッターポジションというのは、チームの存続を守るほど大切な役割だということです。

今、矢口タートルズは都小連に加盟していないため、都大会予選には出場できません。
4月から都小連に加盟して、都大会予選に出場することになった場合、土日の試合数はこれまでの5倍になります。初出場するチームが、それに耐えうるために最も重要なのは、セッター不在を防ぐ必要があります。そのための4人練習というわけです。
とりあえず、2本目のボールを上にあげてくれる子を、たくさん育てておこうと思います。セッターを育てることが最も時間がかかるのです。アタッカーを育てるのは、集中練習すれば、1か月もあればなんとかなります。セッターはそうはいきません。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )