アンダー10の次はアンダー8だ!

江東区の中村高校で行われたアンダー10大会に出場した今日でした。
アンダー10といっても、矢口タートルズは4年生がいないアンダー9であり、先発メンバーで試合に出る6人を見たら、アンダー8と言ってもおかしくないほどのミニミニチームです。
メンバーから考えたら、次のことが今日の指導のねらいでした。
(1)本番の試合の緊張感を味わってほしい。
(2)自分たちの試合や練習を大人の力を借りずに、子供だけの力で運営してほしい。
(3)今日のメンバーが、未来の矢口タートルズのメンバーになるので、チームで仲良くバレーをしてほしい。
(4)負けてもいいから、全力投球してほしい。
(5)大きな声を出して、一生懸命バレーボールをしてほしい。
試合をする前から、相手にサーブを入れられたら何もできないということは分かっていたので、そのことは予想通りでした。
試合の結果も予想通り全敗でした。
その中でもサーブでとても頑張ったのが、3年生女子のS.Hさんと1年生のS.Mさんです。3年生のS.Hさんは、これまでの練習では30%くらいしかサーブが入らなかったのに、今日は75%も成功したのですから大したものです。1年生のS.Mさんは、「ぼくを試合に出してください」という気持ちを私にアピールしていました。ではサーブを任せてみましょうということで、ピンチサーバーに出したところ、3年生に続くチーム3位の67%の成功率を出しました。失敗など恐れずに、ボールにどんどん手を出していくことができるかどうか。ここに低学年の子供たちのバレーボール資質があらわれます。

さて、今日のメンバーには4年生がいませんでしたので、1年後にはまったく同じメンバーでアンダー10大会を戦うことになります。かなり有利です。おそらく優勝をねらえるチームになるでしょう。

加えて、今日のチームの中心メンバーは2年生です。
12月に行われるアンダー8では、優勝しなくてはなりません。それだけのメンバーはそろっています。何よりも、1,2年生は積極性がとても高いです。どんなところからそれが分かるかというと、井上車の中の様子がとても良いムードなのです。辰巳ジャンプを指導してきた時から言えるのですが、井上車の中で大騒ぎする子供たちは、強くなる傾向が高いです。2年生は井上車の中で、おしゃべりをし続けています。運転する私にも遠慮なく話しかけてきます。今日の帰りには、「校長先生の運転は上手ですね!ぜんぜん酔いません。」「校長先生、車を降りたくないです。もっとドライブしましょう。」「車の中が楽しいから矢口に着かなくていいです。」と言っていました。
アンダー8に向けて、チームの皆さんは部員増加に全力投球してください。冬ですから、風邪をひいて試合に出られないことが一番心配です。


さあ、夏休みです。
私自身がこれまでやったことのない、異常な練習予定を組みました。
命がけといってもよいかな。
6年生の最後の都大会出場を勝ち取るためには、他チームにできない、圧倒的な練習量をこなすしかない。
ただそれだけです。
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