地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

広島お好み鉄 (1) 103系B編成

2006-08-25 01:09:05 | 国鉄型車両


 これから中国出張鉄シリーズが続くいっぽう、7月の九州出張のついでに撮り貯めた広島と福岡での画像もたくさんありますので (汗)、これから同時並行でお楽しみ頂くことにしましょう。
 まずは、琴電での怒濤の撮影を終えたのち、前もって指定席を予約していた「マリンライナー」と「のぞみ」で一気に広島へワープ (^^;) しました。本来であれば、広島は高校の修学旅行でちょっと訪れて以来ですので (貸し切りバスに乗って原爆ドームと宮島を見物したのみで、撮り鉄する時間は全くなし -_-)、出来れば岡山→広島間では普通列車を利用して、徐々に広島に近づく気分を楽しみたかったのですが、出張ついで鉄に費やす時間を最大限ひねり出して効率良く撮影して回るためにはやむを得ません (^^;
 そして、広島に着いてみますと……在来線ホームは国鉄型車両で埋まりまくり! ふだんは私鉄撮影がメインの私も、これだけ国鉄型車両がゴロゴロしているシーンを眺めていますと、まるで80年代に帰ったかのような感覚に襲われます (*^o^*)。
 というわけで、さっそく呉線へ移動。駅全体がカーブしており非常に撮りやすい (しかし運転士にとっては面倒と思われる) 小屋浦駅にて、103系を中心に激写を開始しました!
 このB編成 (4両) は広島の103系の中では最も編成数が多く、主に広~呉~広島~岩国&可部といった範囲をカバーしています。セノハチには入線できないため、自ずと呉線にからむ運用が多いわけですが、海沿いの風景を横目に見ながらあの乗り心地を楽しむことが出来るなんて、今や最高のゼイタクです (^^)。「早く他のエリア並みの新型車にしてくれ」と思っておられる広島エリアの皆さんには恐縮ですが (^^;



 首都圏の人間として今回一番楽しみにしていたのは、言うまでもなく (?) JREから購入して武蔵野線から引っ越してきた高運転台車との再会でしたが、この編成は夕方までずっと広島駅構内で昼寝中……。
 その代わり、戸袋窓を埋めたJRW風の多数派の中で孤軍奮闘しているかのように原型をよく保った編成 (B-09編成) が姿を現してくれました (^o^)。う~ん、シブ過ぎる味わいですね・・・
 ちなみにこのカットは坂駅での撮影。広島方面から来た電車が坂駅1番線に入線するシーンは、特に午後など実に良い感じで撮影出来るのですが、通常呉方面行きの電車は2番線を利用しており、1番線は坂折返の電車が2番線に入っているときのみ使用されているようですので、常に撮影できるわけではありませn。ご注意を……。