何と早いもので、今年は253系が登場してから29年なのだそうですが、東武直通用に改造された1000番台は、もともと2002年のワールドカップ対応で205系の機器 (5000番台に改造した際の余剰品) を流用して増備された200番台であり、しかも東武直通にあたりVVVFに改造されましたので、長電に行った車両と比べれば全然異なる電車といっても過言ではない (?) 存在なのかも知れません。そんな253系1000番台、日光線を久しぶりに訪れた際には、何と臨時も含めて立て続けにやって来ました。予備車なしのこの賑わい……! 僅か1ヶ月半以内の話であるというのに、隔世の感があるとしか言いようがありません……。
そんな253系1000番台……もともと253系自体がデザイン的にあまり好きな車両ではなく、改造後の非貫通顔もやっつけ感を否定できませんので、これまでは特に関心も持たずにおりました。ところが最近は心境の変化とやらで、目の前に来る列車はどんな車種でもなるべく撮っておいた方が良いと思うようになり、今回こうして撮った次第です。
N模型は、確かまだ完成品がリリースされていないのでしたっけ?(ネット上では200番台からの改造を見かけるのみです) とはいえ、KATOラウンドハウスやマイクロから出た485系も未だ持っておらず、今後もし正式に出るとしても、こういった先代を差し置いて物欲が炸裂しますかどうか……?
もっとも、乗る分にはまぁ悪くない車両だと思います。どうせ「日光」は、繁忙期の週末や連休でなければ大方空いていますし、シートピッチも1,100mmと広く、快適です。もっとも、シートピッチ拡大の結果、多くの席で窓割りと椅子の位置関係が宜しくないのはトホホでありまして、グリーン車を改造したクハ253に乗るのがベストなのかも知れません。
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