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東京近辺の桜はもうすっかり葉桜になってしまいましたが、まだまだ桜前線は拡大を続け、いたるところで桜と鉄道車両の組み合わせが楽しめます。しかも、今年はヒノキ花粉のピークもすでに過ぎ、花粉症人間でもそれほど心配なく花見を楽しめるのがうれしいところです (それでもマスクは必須ですが ^^;)。
そこで、先週は平日の休みを使って、ちょっと標高が高い箱根登山沿線に向かい、旧型車と桜・新緑が織りなす夢の光景をしばし満喫してきました (*^^*)。思い出してみれば、最近は箱根登山といえば湯本から東側で撮ることが多く(小田原〜入生田間の登山車運用廃止前の記録とか、小田急5200・7000・10000形の湯本入線とか……)、湯本から先の山登り区間で撮り鉄するのは久しぶりでした (^^;
目指す撮影場所は大平台の周辺。ここは湯本から小涌谷まで続く連続急勾配の中でも例外的に勾配が緩く、しかも民家があって踏切が点在しているので、沿線では一番撮りやすい場所の一つです。しかも訪れたときはシダレザクラの花やモミジの若葉が囲み、絶妙なパステルカラーの世界が広がっていました。そんな淡い春色の中を旧塗装車がやって来る……夢のような光景です (*^O^*)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/da/11165408e674b24ec8800af87ab7b362.jpg)
しかし、この感動に出会うまでの間には、思いがけず衝撃的な事態が (苦笑)。
この日は自宅最寄り駅を初電で出発し、箱根湯本には朝7時に到着。天気予報では午後から雷雨と言っていたことから、朝のうちから旧型車撮影に励もうと思い大平台に降り立ったのですが……何と、待てど暮らせどやって来るのは1000・2000形ばかりで、旧型車は1本も来ない! (T_T;)。
……こんなこと、幼い頃からの箱根登山との長〜い付き合いの中で初めての事態です。一応、現在のダイヤでは日中6運用で、1000・2000形はすべて運用に入るとしても5本ですので、最低でも平均45分に一回は必ず旧型車が沿線に姿を現す計算になります。ところが、朝のうちは5運用で、しかもそれがすべて1000・2000形でやって来るとは……。
今まで何十回と線路に近い宿に泊まっても、早朝深夜を除けば旧型車は常に走っていて、「頻繁に運転されているのに旧型車が走っていない箱根登山」などというものは想像すら出来ませんでした。でも、計算上はじゅうぶんありうる時代になっているわけで……運が悪過ぎました (-_-;;)。
時刻表を改めてじっくり眺めると、6運用体制になるのは9時半頃の強羅発から。それまではまだ時間があるため、大平台から再び強羅行きに乗って行きますと……何と、旧型車は彫刻の森に留置されており、パンタを上げて出発準備中でした。しかも湯本方には旧塗装の108号!
そこで、この編成はじきに強羅に回送されると確信し、大急ぎで108号と桜をからめられるスポットを探し、強○花壇前で後追い撮影! このシーンを撮るまでは紆余曲折 (?) でしたが、旧塗装の108号+回送サボ+桜という、そうめったに撮れるものではない組み合わせをゲットして「ケガの功名」という感じですので、まあ良しとしますか……(^^;
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