東京ネズミーランドで物見遊山するために日本に密入国したマサオさんがタナ・ムラユで暗殺されてから明日で2周年なのだそうですが、下手人である北のペースに米国も東南アジア諸国もすっかり巻き込まれているのは、何とも片腹痛い話です。そんな北の金三胖がベトナムに来る際の目的地が実はダナンではなくハノイなのだそうですが、単に北の大使館があって警護に好都合であるだけでなく、胖子の爺さんにあたる大元帥も社会主義の連帯を称してハノイを訪れていることから、その足跡をたどって胖子の権威づけを図るのだとか。
そこで、ハノイまで……ということになりますと、鉄道で来る可能性も上がったな、と思いました。将軍様特別列車でハノイまで来たのち、メーターゲージの統一鉄道に乗り換えるという手間がないわけですから……。
そして、もし鉄道で来る場合の到着駅は、標準軌が尽きるザーラムではなく、一つ北のイェンビエンまででしょう。ザーラム駅はホームが狭くデコボコしており、駅前広場も存在せず、黒塗りのリムジンが乗り付けるには適していませんが、イェンビエン駅は大通りに面してホームも車が入れますので。
というわけで、何てことないたわごとを綴って恐縮ですが、ベトナム国鉄客車ネタの続きとして、裾絞り客車をアップしましょう。
何となく計画経済時代の車体技術の香りが残るリブつき客車の次の世代が、この裾絞りシリーズだと思われるのですが、個人的な印象では、全体的なタマ数はそれほど多くないようです。とはいえ、ハノイで短時間のうちに鉄活動する際にお手頃な路線であるハイフォン線の列車に冷房座席車として連結されていますので、意外と存在感があるかも知れません。
今回アップした画像はどちらもボックスシートの硬座車ですが、非冷房車が完全板張りシートであるのに対し、この冷房車はモケットが張られていますので、確かに高級感はあります。もっとも、ハイフォン線に過去2回乗ったいずれも軟座車でしたので、こちら硬座車の具体的な座り心地は分かりません……悪しからず (^^;
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