地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急恩田通信・伊豆急帯8614Fお別れ (?) 編

2013-03-05 00:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 8693Fに次いで8614Fが恩田に入場し、にわかに恩田が8000系列で埋め尽くされているような気がする今日この頃。しかも先日記しました通り、8693Fのバラされ方が尋常ではないことから、一体如何なる動きが有り得るのか気になって夜も眠れません (←ウソ。快食快眠です ^^;)。というわけで、昨日又しても恩田の様子を観察しに行ってみたところ……あれれ?8614Fのバラされ方も通常の入場時とは異なっていました。通常8500系10連の入場は、5+5に割ったのち、中央林間方5両から先に屋内に搬入、渋谷方5両は正門脇の側線に一旦押し込められ、構内踏切に支障する位置で切り離されて車内の清掃等を行う、といった手順を踏むはずですが、今回の渋谷方はデハ8614を先頭に4両のみ……。さらに、奥の入場線に留置されているのも4両のみで、しかも中央林間方デハ8514+8814の姿が何処にも見当たらないという……(@o@)。さらに驚愕すべきことに、高台の上からデハ8614以下4両を眺めてみたところ、3両目のサハ8914のみ抜かれているとは! そのサハ8914は入場線にいる8両目のサハ8938と連結……(滝汗)。



 というわけで、昨日の8614Fは以下の状態で留置中……。
                        《→渋谷》
【手 前】(5) 8775=(4) 8883=(2) 8714=(1) 8614
【入場線】(3) 8914=(8) 8938=(7) 8738=(6) 8838
【外からは行方不明】(10) 8514=(9) 8814

 うーん。これはどう考えても通常の検査入場ではなく、離脱・譲渡を前提とした編成替えが行われたとしか思えません。さよなら (?)、8614F……(T_T)。2006年6月末に奇跡の伊豆急帯装飾が実現し、二代目「伊豆のなつ」として走り始めてから早いもので6年8ヶ月、その美しい姿にはどれだけ悦楽を感じ、癒しを覚えたことでしょうか!! しかし、東横線の大変革を目前にして、一足早い別れを目撃してしまったことになります……。今後10両のうち一部は何処かに譲渡されて活躍を続け、一部は部品取りの運命をたどることになるでしょうが、その華麗なる活躍の日々は永遠に東急ファンのあいだで語り継がれて行くことでしょう! 
 ……以上の別れの言葉が全くの妄言に過ぎず、再びピカピカな姿を取り戻した8614Fの姿を田都で日々眺め、乗り、撮ることを心待ちにしていますが、昨日の恩田の光景からは、そんな想いは空しいものであるとしか思えないのも正直なところです。とくに、東横線大変革の直後にも5050系4000番台 (ヒカリエ号) が増備されることが明らかとなり、東横に転じた5000系が副直対応機器をすぐに外して田都に戻って来る可能性も大いに考えられます。そこで東急内部では、当面田都の予備車が減っても、8614Fを廃車としても構わないと判断したのかも知れません。
 いずれにしても、2013年からの8500系廃車再開は予め分かりきっていたことであり、そんな現実をついに見せつけられたと割り切るしかないのでしょう。それにしても気になるのは編成のバラし方……。インドネシアに持って行く際には、中間の8700=8800を1組抜いて部品取りとするだけで、編成自体は大きくいじらなかったはずですので、3号車を抜いてサハを2両まとめるというのは全く謎です (滝汗)。デハのみを活用し、中間車は片っ端から先頭化、何処かの地方私鉄に譲渡……というのが無難な推測でしょうか? (所詮妄想で大変恐縮です m(_ _)m)。

 なお、昨日の恩田ではもう一つのビッグイベントがあったのですが (明日アップします)、一通り撮影を終えて長津田駅に向かおうとしたところ、リンク頂いております『回送電車』の海老風雷様とバッタリお会いしました! そこで、あの車両の行方はあーでもないこーでもない、という極めて濃厚な会話が展開されたことは言うまでもありません! どうもお世話になりました! そして、近い将来開催されるであろう某宴会ではよろしくお願い申し上げます m(^^)m


 クリックすると画像が拡大されますので、辛うじて8914・8938という数字が確認出来るかと存じます……って、やっぱ非常に見づらいか (汗)。「本当かよ」と思われた場合は恩田を訪問してみて下さいませ……m(_ _)m


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