戦後75年、再び思うように帰省もままならない夏がやって来ようとは誰が予想したことでしょうか。これもまた、ギリギリにヤバい時点になるまで責任をなるべく負うことをせず国民の自助努力に委ねるという、ある種の「日本精神」の結果ではないとは誰が断言できるでしょうか。
ともあれその結果、新幹線は9割以上の席が余っているようです。だったら、リアル飲み会にも行かず固く在宅中心の生活をしている者が、たまには新幹線や特急に乗って一人旅をするのは全然安心安全だろう (ぼっちなら買い物と食事オーダーのときにマスク越しに発声するだけ) と思わなくもないのですが、この凄まじい高温で個人的にはお出かけする戦意喪失です (苦笑)。いっぽう、遠出を控える心理の影響で、近場のお手軽スポットが大賑わいというお盆休みとなっているようですが。ダメじゃん賑わっちゃ (^^;)。
というわけで、そんな大都会近郊のお手軽気晴らしスポットのひとつであるこどもの国によい子のみんなを運ぶY000系の画像をアップしておきましょう。
早いもので、1999年8月にこどもの国線が通勤線化されてY000系が走り始めて以来、21年もの年月が過ぎてしまいましたが、いやをいちょっと待て!個人的な脳内では、Y000系は未だにピッカピカの新車なのですが……。草むした単線を2両編成でトコトコ走るという時間が止まったような路線の割には、時間ばかりが無情にも猛スピードで走り去って行くかのような気分ですね……。
そんなY000系・全3編成は、銀色車体に青黄帯がスタンダードですが、世間的な視点から言えば、さすがに約20年変わらない姿で走り続けるとマンネリ化は避けがたいということでしょうか、どうせ数分間の短い旅でもあり、デザイン面で遊びまくっても通勤通学客が目くじらを立てるには値しないということもあり、「うしでんしゃ」「ひつじでんしゃ」が相次いで登場しています。
先月の久々の恩田訪問では、ついでにそんなラッピング編成のどちらかでも撮れれば……と思っていたところ、「ひつじでんしゃ」に当たりました。こんな感じのトゲのないラッピングであれば、こちらもノホホンとした気分で撮れますし、牧場風の雰囲気を表現した気合入りまくりな車内ラッピングも一見の価値ありです。
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