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前回の記事でも記したばかりですが、いよいよ本日から大井町線の溝の口延伸がスタート! まぁこの先1週間も経てば、余りにも当たり前の光景になってしまうことでしょうが、一応東急ファンのはしくれとしましては延伸初日の表情を初物食いしておきたいと思いまして、昼からの仕事のついでにサクッと溝の口と高津にて途中下車してみました。
中央林間から8500系急行のノリノリな音を楽しんだのち、溝の口のホームに降り立ってみますと……ホームの先端には当然の如く同業者の皆様が三々五々カメラを構えていましたが、どのみち頻繁運転であっという間に撮り貯まってしまうためか、何やら呆気ないほどまったり状態。むしろ混乱回避のために動員された東急社員の皆様の方が目立っていたという……(^^;
そんな雰囲気の中、待つことしばし……幕車9007Fの溝の口行き登場!! 田園都市線が開業する前、3450形などが二子橋の併用軌道をのらりくらりと渡っていた頃の写真を雑誌などで目にしますと、そこには決まって「溝の口」と書かれたサボが掛けられており、溝の口行きというのはレトロな時代のひとつの象徴だなぁ……という印象を長らく抱いていましたので、いまこうして9000系がフツーに「溝の口」を表示しているのを目にしますと軽いカルチャーショックを覚えるのは私だけでしょうか (^^;;;
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いっぽう下の画像は高津駅上りホームから撮影したカット。ニコタマ=溝の口間は距離にすればあっと言う間ですが、それでも曲がりなりにも「緑各停」は中央の線路を通過して行くわけで……この手の急行線を5連がモーター音も豪快にカッ飛ばして行く光景というのは、何やら京阪の複々線区間を1900系や2600系がフッ飛ばす光景を連想しますね~(*^^*)。いやはや、ホームで撮って眺めていると本当に愉快なことこの上なしです! 東横線からの撤退や中央林間直通急行の6000系化によってしばらく急行運用を失っていた大井町線の5連たちも、久しぶりに営業運転で飛ばしまくるのを楽しんでいるかのようでした (笑)。
8001Fや8091Fにも、この快感を味わわせてやりたかったですね……。
こんな感じで、とりあえずは慣らしがてら土曜の延伸初日を迎えていた大井町線ですが、その真価を発揮するのは来週の月曜日から。果たしてどの程度田都の混雑緩和に貢献するのでしょうか……? バックに写っているような超高層マンションが相変わらず雨後の筍のように出現している現状では、焼け石に水の感も無きにしも非ずですが……。
ちなみに、溝の口で何本か撮影して高津に移動しようとしたところ、いつもお世話になっている「ぱれっと」さんとホームで偶然お会いしました (^^)。北欧乗り鉄旅から帰られたばかりであるにもかかわらず、S県からはるばる (?) お越しになり、この記念すべきひとときを楽しまれていたとのこと。出来れば溝の口駅前あたりでコーヒーでも……と思ったのですが、昼までに怪社に着かなければならない制約がありましたので、簡単な立ち話程度で大変失礼しました……(^^;)。そのうちまたO宮駅前でゆっくり飲みましょう! (^O^)
早速今日行きました。私の場合はまず尾山台で今日から新たな行き先表示である「溝の口行き」を中心に撮りました。一通り撮影してから溝の口に向かいました。そこで今回の延伸区間である二子玉川~溝の口間であるが、急行と緑各停は本来の大井町線の線路をそのまま進むのに対して青い各停は二子玉川を出ると左に振られて田園都市線の線路に渡る、と言うよりは田園都市線の列車ダイヤの中に割り込む形で二子新地と高津に停まりますが、田園都市線とは東京メトロ半蔵門線を介して東武伊勢崎線・日光線と繋がっていますが、コレってもしも東武にダイヤの乱れが発生したら大井町線のダイヤにも影響を受ける事ですよね!
もしも東武のダイヤの乱れが田園都市線にまで波及してしまうと日中に設定している大井町線の青い各停の運転を中止して全ての各停が緑各停として二子新地並びに高津を通過せざるを得ない訳ですよね!
それともう一つ、高津と二子新地のホームに立って感じた事ですが、田園都市線~半蔵門線の列車の他に大井町線の列車も停まる事になるのなら大井町線への重要な注意事項の一つとして九品仏駅と戸越公園駅ではホームに掛からない為に扉が開きません等の案内表示が高津駅と二子新地駅のホームに表示が無いのがちょっと気になる処でありました。
幼心に田園都市線開通がかすかに記憶の残る自分としてはそんな感じです。
またひとつ風景がかわります。
明日以降、いよいよ真価が問われます。
今後も見守ってゆきたいですね
今回の大井町線にしましても、阪神なんば線にしても、自分がかつて住んでいた沿線に関連する新線開業や複々線化完成といったお祭りごとというのは、やはり気になって朝早くから出かけてしまいますね。
二子玉川~溝の口間の複々線は工事開始時から時折見てきましたが、完成した今となっても「あれほど建て込んでいた場所によくこの広い高架が造れたものだ…」と不思議に思うくらいです。
そして田園都市線をゆく3社新形式の10両編成が高津や二子新地に停車している中、広々とした複々線の真ん中を8590系や8500系5両編成が豪快に駆け抜けるさまは、この世代の車両が好きな者にとっては大変痛快でした。
田園都市線の混雑緩和に少しでも寄与してくれることを、少し遠い街から願っております。
おはようございます、コメントどうもありがとうございます。
約1週間遅れのレスとなってしまい申し訳ございません。
相互乗り入れの1区間における遅れが全体の遅れになってしまうのは最早宿命ですので、大井町線のダイヤにも当然影響は出るのかも知れませんが、そもそも青各停はラッシュ時には運転されませんので、大井町線はそれほど大きく乱れないのだろうと予想しています。
九品仏と戸越公園でドアが開かない問題も、青各停が走る日中は車両間移動が容易ですし、そもそも高津や新地で乗った客がこれらの駅で降りるとは余り思えないので、大した混乱は起こらないのだろうと予想しています。
おはようございます、コメントどうもありがとうございます。
約1週間遅れのレスとなり申し訳ございません。
複々線区間での並走といえば、溝の口到着直前の電車が日中しばしばそういう状態になっているようですが、高津に停まらない大井町線の方が勢いがついているためか、正面がピタリと揃う機会はなかなかないという印象です。急行の並びはもっと難度が高そうですね。
おはようございます。ええと……初めまして、ですよね?
昔の溝の口折り返し時代をご存じとはうらやましいですね……。3450形主体・ツートンの4両編成が行き交っていたとは良き時代です。南武線からの客を拾ってうまく東横・目蒲 (目黒)・京浜東北方面に流すという意味で、溝の口はやはり最適な始発駅なのだろうと思います。既に記事をアップしましたが、延伸効果は確実に出ているようで、一刻も早い鷺沼延伸が待たれます。土地がなさそうですが……(汗)。
おはようございます、コメントどうもありがとうございます!
約1週間遅れのレスとなってしまい申し訳ございません~(^^;
さて、延伸初日にばったりお会いしたのは何とも偶然でしたが、やはり田都沿線にご縁があるぱれっとさんも、このような祭りにはいてもたってもいられない……ということだったのでしょうか (^^)。
ただ、思い出してみますと……阪神なんば線開業・相互直通運転開始の方が話題性としては格段に上であるのは否めないようですね~(笑)。大井町線は駅も車内もまったりとしており、午前10時台の時点では「鉄」対策で動員されていた東急社員の皆様がヒマそうなのが印象的でした (^^;)。むしろ大井町線延伸は田園都市線の線増という性格が強いということなのでしょう。
高津界隈の線増もそうですが、複々線工事のミソは、密集地でなるべく土地の買収面積を少なめにしながら、あれだけの構造物をつくる……という手品めいた仕事にあると思います。小田急の複々線化が相当もめたのに対して、大井町線の線増が割と順調 (?) だったのは、割と古いビルや民家が多く償却していたと思われることに加えて、田都の余りの混みっぷりに思わず沿線民も協力的にならずにはいられなかったためではなかろうか……と予想しています (小田急のあの辺の住民は電車に乗らなさそうだしなぁ……苦笑)。
何はともあれ、東急5000・東武30000&50000・メトロ8000&08も真っ青になるほど、東急8000系列5連が過激な走りを見せるのは、まさに新名所の趣がありますね (*^^*)。ニコタマ=溝の口間があっと言う間なのは惜しいですが……(^^;