早いもので約半年前の話となりつつありますが、鉄ヲタ志望中の甥っ子 (小5) を連れて4月初旬に出掛けた駿遠紀行の続きを久々にアップです……(滝汗)。
大井川鉄道・大代川側線でクハ861の廃車体を激写したあとは、かつての東海道金谷宿を経て新金谷駅へ。すると何と……侘び寂びぶりが炸裂する大代川側線とは直線距離で僅か1kmほどしか離れていないとは到底信じられないほどの人人人……バスバスバス……(@o@)。これはひとえに、家山の桜祭りに合わせてSLが大増発され、全国各地から団体観光客が雲集しているためですが、とにかくまあ駅舎内も歩くのに苦労するという状態に、甥っ子も私も目が白黒 (-o-;;)。
というわけで、人混みの嵐を避けて、留置線に佇む車両群を眺めやすい駐車場に移動したところ……ををっ!ちょうどこの日の「かわね路号」の本務機として充当されるC56 44がゆっくりと移動して来ました♪ とくに、画面に電車を入れずSLと旧客だけを切り取って撮影してみますと、何やら時代が一気に国鉄華やかなりし頃にタイムスリップするかのようです……(*^^*)。
しかし、まさにこのような懐旧ムード炸裂だからこそ、大井川鉄道訪問はのんびり・まったりを求める向きにとって脆刃の剣のようなものがある……と思います。勿論、それを求めて全国各地から観光客が殺到するのでしょうが、一旦そんな車内に入ってしまえばそこは平成の観光列車そのものでしかありませんので、徹頭徹尾《昭和》に浸ろうと思うのであれば、やはり観光客とは離れたところで撮りに徹するしかないのでしょうか?? (←それでは全然SL急行収入に貢献しないのでは?という批判は百も承知です……^^;)
そんなことを考えつつ、目の前で一旦停止したC56の、恐らく検査明けから間もなく黒光り艶々な姿を甥っ子と二人で激写しておりますと、いつの間にか他の鉄ヲタさんや観光客が我々の周囲に殺到……(滝汗)。何はともあれ、久しぶりに大井川鉄道のSLと旧客を眺めておりますと、久しぶりに千頭までの旅を楽しみたくなってしまうわけですが、とりあえず人混み嫌いな私としては客が少ないシーズンの方がベター……。甥っ子も、如何にも私の甥っ子らしく「人多過ぎ……」と目を白黒させていますので、「んじゃー新金谷から先へ行くのはまたいずれ♪」ということで、別のターゲットにカメラを向けることにしたのでした……。
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