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岸田文雄自民党総裁(首相)が「自公で、改選非改選の過半数」という低い目標を競う、第26回参議院議員通常選挙は、公示前に意外なところで大炎上。現在、ネットメディアの配信記事が「ヤフーニュース!」の新規コメント増加のスピードが日本1位となり、スポーツ紙電子版も報じています。維新がめざす改選野党第一党の出ばなをくじかれたかっこう。
都知事失脚から8年ぶりの再起を期す75歳、猪瀬直樹・日本維新の会全国比例公認(予定)候補が、先週末2022年の東京・武蔵野市の街頭演説会で、東京選挙区の海老沢由紀が候補予定者と演説した際、海老沢さんの肩と胸の付近に複数回ボディタッチした様子が、政治団体「東京維新の会」公式YouTubeチャンネルからうかがいしれました。
筆者が確認した映像(現在は削除乃至非公開)では、猪瀬候補が、応援の音喜多駿・日本維新の会本部政調会長に「音喜多君、38歳、政調会長」と体に触れながら紹介し、自民党のような当選回数至上主義ではないと強調。その後、海老沢候補は、マイナースポーツの日本における開拓者だとして、その後輩にあたるのが有名五輪メダリストだと紹介。そこから、海老沢さんを紹介するくだりで、両者とも微妙に間違えつつ、取り違えもするという失態。とっさにフォローするさいに、ややあわてて、ボディータッチをしてしまったようです。台の上からの段違いの演説なので、当たった場所は、猪瀬さんからしたら想定外のだった可能性の方が高いでしょう。
猪瀬さんは、舛添元知事と違い、「前議員バッジ」を持っていないからか、数か月前にも、衆議院第二議員会館の前の広場に一人で座っている姿も見かけました。また、猪瀬さんの出身地である長野県飯山市は、北陸新幹線が最近通りましたが、同じ「北信地方」出身の私の亡父に、私は日常でボディータッチをされた経験はほとんどなく、猪瀬さんが社会的優位性を獲得していく中で日常になってしまったのかもしれません。
日本維新の会は、全国比例定数50で、27名を公認しており、自民党に次ぎ2番目の規模。創業者・松井一郎代表の来春引退を前に衆院選の勢いを維持したいかまえ。東京6人区は維新の海老沢さんのほか、ファーストの会・都民ファーストの会の荒木さんも立候補。自民男性現職・自民女性タレント新人、立憲女性現職・立憲男性元衆議院議員、公明女性現職、共産男性現職、れいわ代表、N党新人5名、社民幹部、無所属で作家の新人・乙武洋匡さん、自由共和党元衆議院議員、新党くにもり元衆議院議員、幸福実現党新人、日本第一党女性新人らの異次元の大乱立となっています。
どこから何がおこるか分からない大乱戦となりそうですが、自民の優位はまったく揺るがない前哨戦の情勢。
以上です。