【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【銀座サンデーで罵声NOW】茂木敏充幹事長が「自民党いつまでいるんだよ」罵声浴びる、街頭演説会場から立ち去る際に、録音あり

2022年06月28日 23時58分45秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[画像]「銀座サンデー」の銀座4丁目交差点で、街頭演説会を開いた茂木敏充幹事長、おととい2022年6月26日、宮崎信行撮影。

 第26回参議院議員通常選挙で、自民党は、岸田文雄さんの欧州外遊で、おとといの選挙ファーストサンデーから今週金曜日まで茂木敏充幹事長が「主役」をつとめます。

 銀座4丁目交差点会場では聴衆とグータッチをして専用車両で立ち去る際に、待ち構えた男性から「自民党いつまでいるんだよ」「早く」「しろよ」との罵声を浴びました。

【銀座】茂木敏充幹事長が「自民党いつまでいるんだよ」罵声浴びる、街頭演説会場から立ち去る際に、20220626 宮崎信行撮影

 直後に、ファーストの会公認・国民民主党推薦候補と、小池百合子東京都知事、玉木雄一郎代表と、電機連合組織内の矢田わか子候補の街頭演説会がありました。

 罵声は、自民党政権に批判的な人か、電機連合などで演説の場所を確保する役回りの人だった可能性があります。

 候補者の銀座練り歩きがスタートしたタイミングなので、茂木さんにはギリギリ声は聞こえなかったと推測します。

 以上です。

【参院選東京哀歌】公明党員同士が遠山アベノミクスで口論動画「社交界に頼んで借金させてもらった」「大きい社宅壊されている」「その大本が国政してんだから」「こういう人たちに配慮した政治をしてほしいよ」

2022年06月28日 19時25分36秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]世田谷を取材する筆者、きょう。

 公明党の山口那津男代表は、きょうは7選挙区のうち東京都選挙区の女性現職をテコ入れ。各地で、「物価高対策の1兆円の交付金を予備費で出す」と遊説でアピールしました。


[写真]口論の後に、演説する山口那津男公明党代表(右)。

 このうち、山口代表到着直前の世田谷区内の駅ロータリー前の遊説会場で、公明党の世田谷支部員の男女が、候補者のピンクのチラシを配っていたところ、植木鉢を抱えた同党の西東京支部員だという女性が通りがかり「銀座問題」の遠山清彦元議員について批判し、もっと弱者に寄り添った政治をしてほしいと主張。

 鉢植えを持った女性は「(私たちにはできない)社交界に頼んで、お金の、借金の手続きしてもらったんだから」と遠山氏を批判。

 その後に、「何ができるか分からないが、田無の社宅が壊されている」としました。なんらかのアベノミクス・量的金融緩和による再開発批判とみられます。

 候補者ビラを配る女性とコンビの男性は「筋が違うから」「ここであなたが言ってもだめだから」と応じました。

 鉢植えを持った女性は「そのほんもとが国政してるんだから」「でもさあ、こういう人たち(私たち庶民)にも配慮した政治をしてほしいよ」と述べると、男性は「でもね、それは(公明党でなく)施設のところに行かなくっちゃ」と応じ、鉢植えを持った女性は駅改札方向に「これじゃだめだ、やめよう」と立ち去りました。

 筆者は「顔をうつさないから」と断り、当事者全員の許可をとり、公道での口論の後半を撮影しました。

【スクープ】公明党員同士(世田谷支部員と西東京支部員)の口論を、本人たちの許可を得て撮影した映像、20220628 宮崎信行撮影。

 当ニュースサイトのような主要報道媒体が、公明党員同士の口論の映像を報じるのは異例でスクープといえます。

 でも、見ると悲しくなるので、見ない方がいいかもしれない。

 なお、複数の公明党地方議員らによると、銀座問題で定年退職として創価学会を去ったはずの「ヒロシ」こと佐藤浩元副会長が何らかの資格で創価学会に復職して、今回の第26回参議院議員通常選挙の公明党の現場最高指揮官に復帰しているとみられます。

 以上です。