日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今、世界の大変動。

2011-02-22 07:34:16 | 社会問題
連日中近東・アフリカの地図が新聞紙面に載り、漠然としていた国名と場所が、おさらいによって再確認している。
アフリカ北部は、人種的にはセム・ハム族と教わった記憶。
児童書に出てくる挿絵のアラビア人は、遠い遠い世界のひとたちだった。
ヨーロッパよりもアラビアが地理的には近いのだと、訂正しながらも、でも遠い国というイメージ。
今、その北アフリカ、アラビア諸国のニュースが連日報道されて、民主化運動の模様を伝えている。
チュニジア、エジプトの政権が倒れ、リビアのカダフィ大佐が国外に出たというのが最新情報。
ネット社会が他国の民主化運動を伝え、連鎖のように隣国に伝わっていく。民主化の旗を降り始めるのは、若者だろうか。
パリの学生運動が伝えられ(「フランシーヌの場合は」というフォークソングをよく歌った)、プラハの春という悲しいニュースを耳にしたのは、私の学生時代。
ここまで来て後戻りはないでしょう。で、祈るのは、死なないこと。自分の国がよりよくなれ!と願う運動で、命を落とすと、良くなった後の国を生きられません。
歴史は多くの犠牲者がいて今があるものでしょうが、一人でも命を落とす人が少ないように、そう祈るような思いで、遠い国のニュース映像を眺めています。

それにしても、リビアは、民主化運動制圧のために空爆もしたとか、傭兵を使っているとか。なんと悲しい。
コメント
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