日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

介護するということ。

2012-09-24 12:20:30 | 母のことなど
母は弟宅に落ち着いた。
右半身にマヒが残っているということは、口の中も舌も右半分がマヒしている、ということ。
刻んだものをゆっくり誤嚥しないように食べている。水分も健康な人のようにゴクリと飲めない。それでも胃漏にならなくてよかった~と思わなくてはならない。

トイレも補助具を使って、そろりそろりとトイレに通っている。夜中はポータプルトイレを使うことにしているが、夜中に4回もトイレに起きるそうだ。
そんなのでは、ゆっくり寝てもいられないだろう、と思うけれど、95歳の生理とはそんなものらしい。

で、なるべく「大」の方は、夜中でもトイレで、という思いがあるらしい。
寝ている弟に黙って、そろりそろりやっているとか。

で、ベット付属の支えにつかまり損ねて、ドスン。その音で弟は目が覚めたらしいが、転んで、足の甲が紫色に内出血している、と。
ま、そんなこともあるかと着易く聞き流していたら、先日の通院で、それが「骨折」だったということが判明。

ビックリ。さぞ弟は度肝を冷やしたことだろう。
ただの「つかまり損ねてドスン」が骨折とは。

「年寄りが転ぶと骨折なんだよ」とは聞いていたけれど、ほんの一瞬のうっかりからくるドスンが・・・。
本人もさして痛くなく、手術して治療する程でもない、とのお医者さんの診立てで、幾分ほっ。

世の中、介護していらっしゃる家族は沢山あると想像する。
日に何度ものトイレの度に、転ばぬようにと気遣い、食事の時間は、誤嚥しないように気配りする。なんと大変なことか。

「大丈夫、なんとかやっているよ~」と弟は言ってくれるけれど、
時には、ショートスティに預けて、夜もゆっくり休んでねー、
と、そういう思いです。

因みに、週3回のディケアは順調です。
コメント (4)
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