日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ひと息つけた。うれしい限り。

2013-02-24 09:17:58 | 家族
今回も、小林秀雄に「悲しみは疾走する。・・・は追いつけない」という書き出しの評論があったことなどを思い浮かべたりしていた。
思うことを文字にして、反芻するタイプなのだけれど、文字に記そうとしても言葉が追いつかない心境。息を凝らしてよい方へ展開することを祈るばかりだった。
ほっ。

東京に2度行ってきた。ビジネスホテルに宿を取りながら、娘と赤ちゃんがそれぞれ入院している病院に通った。
もうすぐですよ、と楽しみに待っていたのに、急展開。
赤ちゃんは救急車でNICUのある病院に運ばれ、娘婿は赤ちゃんに付き添った。
娘は出血多量でこれまた大変。
遅くにNICUから戻った娘婿の説明では、そんな安心できる状態ではない…と。
もう大丈夫ですよ、という返事を待っていた私には、ズシンと重いものが。
娘と赤ちゃんをそれぞれの病院に残して、二人で深夜タクシーで帰る。
前(もう一人の娘の交通事故のとき)にも、こんなシーンがあった、そんなことも頭をよぎる。
A4用紙にメモしてきたお医者さんの症状説明で、彼は頭がいっぱいになっているはずだ。明日は仕事があるから、へたってはいられない。
ワタシは病院の最寄り駅近くのビジネスホテル、彼は自宅までそのままタクシーを飛ばした。
彼は、一晩眠れなかったらしい。予定日の前の晩は、うれしくて眠れず、翌晩はどん底で眠れず、です。
私も眠れません。というか、残念なことに一度、似た経験しているので、眠ろうとせず、こんばんは寝ないのだ、と腹をくくって時間をすごします。そうすると、イライラはなく、少しはウトウトしているものです。~~こんなこと、経験しない方がいいに決まっていますけれど~~

ま、毎日が、ドキドキハラハラ、でした。
NICUの赤ちゃんの中で、一番いっぱい管が付いていて、計器がいくつもの波状データーをモニター画面に送っていました。
火曜に産まれて、金曜日に聞いた状況説明は、ホッとした内容だったらしい。感謝です。

で、1週間でINCUを卒業。
ここまできました。
11日目です。

赤ちゃんは毎日スクスクがっばっているのだから、お母さんも回復しなくっちゃね。
2000CCを超える出血は大変だったらしいです。

ま、赤ちゃんの快復というご褒美が付いているのだから、やる気出るよね。
よかった~。
つい口に出てしまいます。
よかった~、と。
コメント (7)
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