昨日のその時はジムのマシンでウォーキング中。

ジムのマシンでウォーキングするときは、イヤフォンで音声を聴きながらテレビをONにする。
画面は広島の平和公園を映していて、首脳が訪れるのを岸田首相夫妻が出迎えるシーンが何度も繰り返されていた。
最後に到着された首脳バイデン大統領とともに原爆資料館に入って行かれた。
そして、見学を終えられた後の皆さんの表情が気になった。入館前とモードが違っている。そりゃそうでしょう。展示資料のもたらす衝撃はそれぞれだろうけれど、忘れられないものになると思う。
スナク首相が見学後の感想を昨日のうちにfacebookに挙げられているともありました。
以前のオバマ大統領のときのような会見の場を敢えて設けられていなかったのもよかった。
あの時の原爆の投下されてことを「悪魔が天から降りてきた」との表現に、ええっ❔　そんな言い回しってあるの❔　と思ったことをはっきりと覚えています。表現にぼやかしがあるね、というと、原爆投下した当事者国のトップとしてはその表現しか言いようがなかった、と誰かが言っていました。
2度目の広島の原爆資料館訪問のときも、案内の方に、オバマ大統領の会見のことをお訊ねすると、(もちろん広島在住で資料館かかわっている人です)「アメリカの大統領に来てもらえた、そのことだけでもいいのです」と穏やかな返答でした。

今回は献花だけで会見の場がなかったのは良かったように思います。型通りの感想を並べるよりも、資料館を出てこられた皆さんの表情で思いは語られているように思いました。

核兵器の使用をちらつかせている国があるという現実があります。世界のリーダー国の集まりです。現在戦闘が繰り広げられている状況の解決策へと導いてほしいものです。

それにしても、平和を希うのが人の目指すところだと思うのに、なんでミサイルの飛ぶニュースが毎日飛び込んでくるのだろう、という感覚はぬぐい切れません。