日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

虹の彼方に、という曲。

2023-05-23 07:52:26 | 私の雑感あれこれ
虹の彼方に

このメロディーが流れると、私は目を閉じで、さわりの歌詞をなぞるように気持ちよくプールの水に身を任せてアクアビクス終盤のストレッチしている。あまりにも有名な曲だけれど、これがオズの魔法使いの映画曲なのだと最近になって結びついた。

子育て時代に子供を連れて映画を観に行った経験が少ない。一度漫画映画「忍者ハットリくん」に行って、気分が悪くなったイメージが強くて、私にはその時間が苦痛だ、というトラウマができてしまったのです。
それから5年ほど後でしょうか、1980年代後半に末娘と「オズの魔法使い」を見に行きました。これは惹きこまれてみた印象が残っています。カラー映画だったので、ジュディーガーランドが主演の作品ではなかったかもしれません。
その後、小学校2年の娘も気に入ったようでドロシー、ドロシーと話題にしたものです。当時の彼女は髪の毛が長かったのですが、前髪を真ん中で分けて結び2房の三つ編みにしてくれといいました。映画の主人公の名を使って「ドロシー縛り」といっていて、「今日も髪の毛をドロシー縛りにして」といっていたものです。彼女は小学校入学時から鍵っ子でした。子供映画の付き添いが苦手だったのに、一緒に出掛けたのは、普段留守番をさせている末娘と一緒の時間を持ちたかったから、でしょうね。私もまだ30代で一生懸命でした。
その映画の登場人物(?)にスケアクロウ(案山子)がいました。肩に停まったカラスと会話しているシーンが印象に残っていたので、ブログスタート時にタイトルに案山子を入れ「街中の案山子」にしたのだったな~、と近頃思い返した次第です。ブログは2005年スタートだからもう18年も前のことです。
子供を鍵っ子にして仕事に出始めた時代はバブル期だったけれど私は節約に徹し(夫はその感覚がないそうです)、日々時間に追われ、都心部への通勤時は折りたたんだ新聞を読むというパターンを繰り返していました。同世代のママ友とのランチ体験なんてゼロでした。
思い返すこともなかったのに、YouTubeで虹の彼方にのエピソードなどに出会って、身近なエピソードも思い出されてきたというわけです。

今はもう70代。かろうじて前期高齢者です。苦笑
内館牧子さんの小説に「もうすぐ死ぬんだから」というのがあります。主人公は78歳。それまでにまだ間がある、と思うのは、近いからですよね。若い世代から見たら50歩100歩。苦笑
思えば遠くに来たものです。


コメント (2)
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