「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」WOWWOWで。第四話まで見たところ。
15世紀末のローマ。ローマ教皇の座についたスペイン人ロドリーゴ・ボルジアとその家族の話。権力の座を勝ち取リ、維持していくために残忍この上ない策略が展開されている。
後継者争いで、毒を盛るというのは日常茶飯。
キリスト教がここまで、残忍に血塗られている過去を持っているのかと、ぼんやりだった中世ヨーロッパキリスト教社会を学ぶ思いです。
同時代のオスマントルコにおいては、世継ぎ以外の王子の目をえぐって差し出させる、と言うから、イスラムにおいてもしかり。人間の残忍さを思い知らされる。
勿論ドラマですから、史実の解釈の違いもあるでしょう。でも私たち日本人が中学、高校で学んだ世界史程度では、このような社会が展開されていたことまでは、到底つかめない。一方欧米の知識人らは、当然これらの歴史を学んできているだろうし、その上での現代社会の政治バランスなのだと、思い巡らしたりする。
16世紀に、教会、聖職者に権限が集中していたカソリックに対して、聖書に戻ろうと主張するプロテスタントが生まれるのもうなずける。
小説にもある「赤と黒」は、「赤」は聖職者、「黒」は軍人、の意味だというけれど、ボルジア家の「赤」はまさしく流れる血の赤です。
丁寧に作ってあるドラマです。
言語は英語。さすがバチカンのあるイタリア制作ではないのでしょう。
それでも、こんなドラマが封印されない程度には、現ローマカソリックは開明的なのでしょうか。
15世紀末のローマ。ローマ教皇の座についたスペイン人ロドリーゴ・ボルジアとその家族の話。権力の座を勝ち取リ、維持していくために残忍この上ない策略が展開されている。
後継者争いで、毒を盛るというのは日常茶飯。
キリスト教がここまで、残忍に血塗られている過去を持っているのかと、ぼんやりだった中世ヨーロッパキリスト教社会を学ぶ思いです。
同時代のオスマントルコにおいては、世継ぎ以外の王子の目をえぐって差し出させる、と言うから、イスラムにおいてもしかり。人間の残忍さを思い知らされる。
勿論ドラマですから、史実の解釈の違いもあるでしょう。でも私たち日本人が中学、高校で学んだ世界史程度では、このような社会が展開されていたことまでは、到底つかめない。一方欧米の知識人らは、当然これらの歴史を学んできているだろうし、その上での現代社会の政治バランスなのだと、思い巡らしたりする。
16世紀に、教会、聖職者に権限が集中していたカソリックに対して、聖書に戻ろうと主張するプロテスタントが生まれるのもうなずける。
小説にもある「赤と黒」は、「赤」は聖職者、「黒」は軍人、の意味だというけれど、ボルジア家の「赤」はまさしく流れる血の赤です。
丁寧に作ってあるドラマです。
言語は英語。さすがバチカンのあるイタリア制作ではないのでしょう。
それでも、こんなドラマが封印されない程度には、現ローマカソリックは開明的なのでしょうか。
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