日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

穏やかな冬。

2019-02-03 09:02:33 | 私の雑感あれこれ
2月になった。
5か月で引越しを経験した孫も今月で6歳。

ふと、思った。
夫が公務員を退職してから暮らしたあの借家に住んだ年月も5年数か月だったなぁ~、と。

退職した当人は、あのころは夢がいっぱいだった、という。

なんで、キミには判らない、と。

私には、3人の子供を抱えての借家住まいスタートで、堪える日々だったような気がする。
まだ30代も前半だったし、臨時教員で職業を持とうとし、申込先から電話はあったけれど、3歳児の預け先探しがこれからでは、電話は1度きりだった。

収入の心配をしなくてもよかった生活とは違って、切り詰め算段の結果、幼稚園も私立の3年保育から2年の公立に変更を選択したものだ。

週末は雨降りでない限りはテニス三昧の夫を見送る子育て妻が自分では割り切れなくって、「私も」と始めたテニス。

テニスのウェア代だけでも自分で賄いたいと、家庭教師を始めたり。それなりに一生懸命。30代の一生懸命でした。

3年目で、夫独立。仕事を手伝うようになりました。末っ子はかぎっ子。

以来、地下鉄コンコースを「早く帰らなくっちゃ」と急ぎ足の年月が続いたものです。遠い昔になりました。
(今でも、帰宅時間が小学生の黄色い帽子の一団に出くわすと、自分の子が中にいるのでは?と思うところが残っています。かぎっ子に挿せているヒヤヒヤ感がぬぐいきれなかったのでしょう)

そんな忙しい中、中国残留孤児に日本語を教えるボランティアに行ってもいたのですが、今のところに引っ越したことでやめました。
そして、
そんな忙しい中、子どもたち3人は、毎日、毎日、決まった時間のピアノレッスンをしていました。

なんと気忙しい日々だったこと、と振り返って思います。

そういえば、末娘はプールにも通っていました。
当然、送り迎えをしなくてはなりません。
で、ご近所の同級生と一緒に通うことにして、「行き」は、連れて行ってもらって、私は帰宅時間を間に合わせて「お迎え」を担当しました。30代って「疲れる」がないんですね~。・・・懐かしい。

自分は、いつもひとより忙しいので普通、そう思えばそれでいいんだ、と自分に言い聞かせていたのに、今は、暇~~(笑)。

もっと、生活の質を濃くしようと思えばできる??

でも、今の自分には『疲れる』が相棒となっているから、「そこそこ」程度でいいのかもしれませんね。

孫が生まれてからの月日。60代の5年、6年って、若い時に比べて抑揚が穏やか~、と思った次第です。



あっ、バラ庭が「冬仕事をしてね」と待っているのでした。








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2 コメント

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30代の時は私も・・・ (haruharu)
2019-02-03 19:28:29
転勤から帰国してマンションを買ったので
何か新しいことが始めたくて
主人とテニススクールに通って
一番下の子が小学生になったのでちょっとしたパートもしたり・・
マンションを購入した4年後にはまた転勤で香港に・・・
疲れも知らず目まぐるしい30代から40代を過ごしました(笑)
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haruharuさんへ (案山子)
2019-02-03 20:23:54
ほんと、時間が足りない〜はあっても、疲れた〜は今とは全く別物ですね。あの頃は一晩寝たら吹っ飛びましたから。
30年前でもすぐに思い出せる! 若い人には出来ない特技(?)ですね。
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