シーズン3になって、エリザベス女王も周りの家族も俳優さんが交替した。20代を演じていた女優さんだと、これから高齢になった時代を演じるには無理があるから、でしょう。
毎日2本ずつ見ている。
1960年代後半。イギリス経済は下降つづきで、IMFへの返済もままならぬとかの論議もなされる世情です。
チャールズ皇太子が、ウェールズ大公に就任するというシーンが描かれていました。
イギリス国旗ユニオンジャックは4つの国の旗を合体させてできているという、その中のひとつ、ウェールズです。
先に行われたラグビーの世界大会でも、イギリスとしてではなく、イングランド、スコットランドとかそれぞれでの参加があったことでご存知かもしれませんが、ウェールズ語は英語とはそもそも似てもいないのです。
字幕で見ているのですが、ウェールズ語の部分は< >付きで、訳が付きました。日常語も英語とは全然似ていない。英語を話す人にとっては外国語です。
そのウェールズ語を3か月学んで、チャールズは就任式を迎えるのですが、お定まりの挨拶ではなく、自分の言葉で語りたいと原稿を書き、ウェールズ語であいさつします。イングランドに心ならずも従わざるを得ない人々の心根を汲んだ文言で通しました。
後で、訳文を訊いた女王様はご立腹でしたが、彼女の王族としてのスタンスを皇太子に語るところは、シビアそのもの。
王族方は、大なり小なり、その立場がどうあるべきか、という課題を抱えておられるのでしょう。
先日のラグビーのウェールズが勝利した後だったと思いますが、ちょうどチャールズ皇太子が、日本の天皇家の行事に参列するために来日中で、試合後の選手控室に祝賀の顔出しをなさっている場面をテレビでみた記憶があります。
その時「皆さんの祝杯の場に突然で、お邪魔だったかもしれないけれど、私はウェールズの大公(?)でもあるんだから、ウェールズの勝利はことさら嬉しい」というような字幕が流れたシーンも思い出されました。
ウェールズの選手にとっては、イングランド人が君臨しているっていうのは、心情的にデリケートな部分もあるものなのでしょうか。
日本人の私にはわからないけれど、ドラマの作りが丁寧(私にはそう思える)ので、離れた遠い文化国家の様子がわかるので、興味深く視聴しています。
毎日2本ずつ見ている。
1960年代後半。イギリス経済は下降つづきで、IMFへの返済もままならぬとかの論議もなされる世情です。
チャールズ皇太子が、ウェールズ大公に就任するというシーンが描かれていました。
イギリス国旗ユニオンジャックは4つの国の旗を合体させてできているという、その中のひとつ、ウェールズです。
先に行われたラグビーの世界大会でも、イギリスとしてではなく、イングランド、スコットランドとかそれぞれでの参加があったことでご存知かもしれませんが、ウェールズ語は英語とはそもそも似てもいないのです。
字幕で見ているのですが、ウェールズ語の部分は< >付きで、訳が付きました。日常語も英語とは全然似ていない。英語を話す人にとっては外国語です。
そのウェールズ語を3か月学んで、チャールズは就任式を迎えるのですが、お定まりの挨拶ではなく、自分の言葉で語りたいと原稿を書き、ウェールズ語であいさつします。イングランドに心ならずも従わざるを得ない人々の心根を汲んだ文言で通しました。
後で、訳文を訊いた女王様はご立腹でしたが、彼女の王族としてのスタンスを皇太子に語るところは、シビアそのもの。
王族方は、大なり小なり、その立場がどうあるべきか、という課題を抱えておられるのでしょう。
先日のラグビーのウェールズが勝利した後だったと思いますが、ちょうどチャールズ皇太子が、日本の天皇家の行事に参列するために来日中で、試合後の選手控室に祝賀の顔出しをなさっている場面をテレビでみた記憶があります。
その時「皆さんの祝杯の場に突然で、お邪魔だったかもしれないけれど、私はウェールズの大公(?)でもあるんだから、ウェールズの勝利はことさら嬉しい」というような字幕が流れたシーンも思い出されました。
ウェールズの選手にとっては、イングランド人が君臨しているっていうのは、心情的にデリケートな部分もあるものなのでしょうか。
日本人の私にはわからないけれど、ドラマの作りが丁寧(私にはそう思える)ので、離れた遠い文化国家の様子がわかるので、興味深く視聴しています。
ウェルズは、ホント、とんでもないスペルと発音で翻弄されましたw。グラスゴーで地元生まれの女性をロシア人と間違え何度も聞き直したくらいで、彼女は英語を話していたことにしばらくたってから気づいたほどの猛烈な訛りでしたw。