日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

朝からいい話を仕入れた。山本一力 対談

2012-07-29 07:43:09 | 映画・テレビドラマ・音楽
NHKの早朝番組。桂文珍の対談に直木賞作家の山本一力が出ていた。

事業で大きな借金があり、自己破産の話も聞いたが、借りた人が返済を免れて再出発できるかも知れないけれど、それでは貸した人に悪いと思い、小説を書いて返済しようと考えた、と。
「必ず返す」と言う方は簡単だけれど、それを信じる人はすごい人たちだと思った、と。
大家への滞納賃料も、小説で儲けが出るまで待ってくれた。
直木賞をとって、借金の話も話題になり、その金額の大きさに、大家は自分のところの返済にまで回らないのでは。。。と。
…でも、全部返したそうです。

[絶望する」のは、楽(だったかな?)です。
信じてくれている人のことを思うと、絶望などしていられなかった。

締めに桂文珍師匠の質問ひとつ。
あなたにとって、許される悪行は何ですか。

対談の中で、ぶっつけででたとしたら、まったく濃い質問、です。

しばらく―間―

山本氏
「ウソも方便」でしょうか。
正しいことを言うのは、言うほうはそれでいいかも知れないけれど、それが相手を傷つける場合もある。相手を慮ってのウソはいいのではないか、と。


途中で、桂文珍師匠、山本氏の言葉をメモしておきたい、と1度、2度。

いいな~
人って、それぞれだけれど、得した気分になったひと時でした。

山本一力氏の小説は読んだことなし。
江戸下町の人間模様を小説にしている作家さんらしいけれど、読んでみます。

検索していたら、ツイッターで話題になっていた。
日曜の早朝番組なのに、良かったら、そのことを即発信できる世界がある、ツイッターもいいものですね。

付けたし
実際の対談時間はもっと長くて、山本氏の言葉の一つ一つに深みを感じた文珍師匠が、哲学的質問を投げかけたのでしょうか。短時間に編集してあるから、視聴者側は、「おっ、こんな質問を初対面(?)の相手に投げかけるな、と、ビックリでしたが。
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