日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ほっとしました。

2014-12-11 07:11:51 | 家族
日曜の夜に孫誕生。
「母子ともに健康です」というメールを受け取ったのは、東京へ向かう新幹線の車中。
夕食後、これが陣痛かもという電話があって、駆けつけるところでした。
「ほっ」です。

昨日は仕事にでなくてはならず、水曜の夜に一旦帰宅。
そして、金曜の今朝も東京に向かいます。

必要とされるのは、ありがたいこと。

また、来週も仕事で週半ばに帰宅しなくてはならないのです。
まだ現役というありがたさ、かな。

今日は母子ともに退院。
当たり前のことに、ありがたさを噛み締めています。
ワタシ、おばあちゃんは、1歳10ヵ月の長男を保育園お迎えに行かなくてはなりません。
彼にしたら馴染みの薄いおばあちゃんなのですが、先日は、きちんと見分けて、泣くこともなくバギーに乗ってくれました。
今日は、はじめて弟との対面。どんな感情を抱くでしょうか。

では、取り急ぎ。
ああ、てんてこ舞いです。


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寒いのに、まだ頑張っています。バラの花

2014-12-06 08:10:46 | 庭 12月
まさに寒風の季節になりました。
でも、まだ、バラがあちこちで咲いています。
庭で眺めるのも寒いので、どんどん切花にして室内に来てもらってます。


ツルバラのナエマです。大きな株に茂っています。咲いている花、まだこんなに。
でも、これが今年最後でしょう。



真ん中がブログ初登場のニュードーン、両脇がパレード。いずれもツルバラ。
二つとも枝が繁茂していて、来年が楽しみです。



ブルームーンとファーストプライズの蕾、水仙1輪
ブルームーンはツルバラのはずですが、樹勢は一緒に購入したナエマとは大違いなのです。
でも、整って開化した1輪はさすが、です。脇役の蕾、実は開花すると大輪で圧巻なバラ、なんです。



昨日は、寒い中、通路の工事(うっふふ)をしていました。
偽木レンガと玉龍を通路に配置しました。玉龍が繁茂に期待。



庭を始めた最初の年にしたレンガ工事。地生えの玉龍の株を周りに株分けして植えておいたら、今、こんな状態。この繁茂した玉龍を一部拝借して、今回使ったというわけです。何箇所かえぐれているでしょ。笑
アイデアが浮かぶと、寒風なんて平気。資材屋さんから戻ってすぐに、やりたくてルンルンの一日でした。
腰に疲れがドドッときますけどね。

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ここまで来たか、大学。

2014-12-05 07:24:31 | 私の雑感あれこれ
地下鉄の車内広告の話です。

某大学の広告が目にとまりました。
昨今、大学や大学院の広告は普通に目にします。

で、手持ち無沙汰で眺めていました。

その広告では
大学、大学院の6年間学ぶことを最初の入試の段階で約束する、一貫入試なるものがあって、そのコースを選択した場合、

「大学院の授業料2年間無料+100万円支給」

とあります。

何コレ!

…上記のフレーズを書いていて、つい思い出しました。
たしか、ある番組で「何これ、珍百景」ってのをやっていて、視聴者が、「何これ!」と思った看板などの写真を移して応募するというものでした。

それに当たらないかしら、な~んて、思っちゃいました。
ゴメン。某大学の先生。


この広告で思うのは、
いかに受験生獲得が大変か、という現実。
入ってから、自分が選択した学問に興味をもつかどうかよりも、4年分の授業料で6年(大学院卒)大学にいられるから得だよ、という発想。

どんな親御さんが釣られてチョイスするのでしょう。
不思議。
そういえば、別の大学ですが、ネットで入試申込すると受験料が割安、というのもありますね(テレビ広告を見たことあります)。
これは、人件費や紙費用の削減になるので理にかなっているかもしれません。
クリックで済むから、ついてに受験の学部数も増やしてもらいたいのが、本音かもしれません。

大学入試は、大学にとってのかきいれ時なのでしょう。受験料は美味しいですから。

少子化時代が恨めしい、でしょうね。
我ら、団塊の世代。
先日の法事で、夫と同学年のいとこ氏が言っていました。
僕らの中学時代は、1学年15クラスだったよ、と。
あ~マンモス。すし詰め学級。

いまや懐かし、です。

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塩野七生著「コンスタンチノープルの陥落」を読んだ。

2014-12-04 06:41:40 | 
時代は15世紀半ば。

古代ローマ帝国が、キリスト教を排斥することをやめたのは4世はに入ってから、ローマ国教となったのは4世紀末。元来多神教だったローマ帝国には数多の神がいて、それぞれが崇拝する神と向かい合っていた。ところが一神教であるキリスト教は、異教徒を認めず、制覇した地域の人たちの従来からの信仰を異端とし、その排斥の仕方が悲惨を極めた。多神教の時代は神に使える役職、教典というものがなかったから、神を崇拝することに身分差が生まれることはなかった。ところが、キリスト教の時代になって司祭や枢機卿など厳格な資格で秩序だてられ、その役職取得に絡むよからぬことが後を立たないようになっていった。勿論、役職ごとの厳然たる身分差も。経典は全てラテン語。教会での説教もラテン語であり、当時の庶民は殆ど文盲なのに、ましてやラテン語で語られると、なんにも意味が解らないのが教会。でもキリスト教徒でないと迫害される、という社会が長く続いていたのです。
以上は同著者の「ルネッサンスとは何であったのか」などのいわゆるカソリックでがんじがらめになっていた社会にどうして文化の花が開花したか、という11世紀頃からの時代を追って記述された本からの感化(雑な受け売り)、、、です。

コンスタンチノープルは東ローマ帝国の首都として1000年余りの繁栄してきました。そのときの皇帝コンスタンティヌス11世は49歳。都は黒海沿岸との交易の要所でした。交易で富を得て栄えている都市国家、ベネチアやジェノバにとってもその要所は失ってはならない拠点でした。
この頃の西欧、西ローマ帝国は既に衰退。東西のキリスト教を統一した会合を持つかどうかでギクシャク状態でもありました。
そこに、隣国オスマントルコの21歳と若い野望溢れるマホメット2世の標的になるのです。
交易で豊かになったビザンチンのきらびやかな財産を手に入れてしまおう、という野心。
正義が犯されたから、という理由などありません。
この両国の戦闘の経緯については年月日まで詳細に把握されているとのことです。目撃した人、戦闘に加わった人たちの書き物が残されているからです。

ボスフォロス海峡、金角湾、彼の地に旅行された人には記憶にある地名でしょう。
金角湾の入口に鉄鎖を張って、湾内に敵船が入ってこないようにした皇帝側。対して浮橋を造って、その上に大砲まで設置して攻撃に当たったマホメット側。
封鎖された金角湾に船をと、70隻の船が標高60メートルの山越え(!)もしています。

兵力差で叶わず、3重にも張り巡らされた防壁が切り崩され陥落。
このころの大砲の玉は石、火をつけた矢が相手方の木造船めがけて、という戦闘です。
…まだ、鉄砲の時代ではないのです。(参考:1543年種子島に鉄砲伝来)

敗者の高齢者、乳幼児は殺戮。それ以外は奴隷。率いられていく奴隷の列に悲鳴が上がるのは、妙齢の女性が列から離されて連れられていく場面。敗者の命運はどんなものかは覚悟のしていた時代で、その列は黙々と続いた、とあります。

以下、余談、横道。
先日の記事「ダウントン アービー」(これは時代考証がしっかりしたフィクションだと思います)で、伯爵家のよからぬスキャンダルというのは、長女とオスマントルコの皇族に繋がる王子とのひと晩が、王子のベットでの突然死という結果になった、という話。
⇒オスマントルコは20世紀まで権威を保っていて、英国貴族の淑女にも魅力的に写ったのですね。⇒私、世の常識でしょうけれど、知らなすぎる。

奴隷、スレイブ、の語源は、スラブ人に通じるとも、読みました(たしか、川口マーン恵美さんの本で)。ヨーロッパ人には、弱者、敗者を奴隷にする歴史、を多々持っているようです。
昨今、戦争中の従軍慰安婦が欧米では性奴隷と翻訳されているとかも耳にしますが、隷属させた国の民を奴隷にする習わしを持っていたことから、そういう呼び名をあてがったのでしょう。

こんな、厳しい歴史を知ることを楽しい、と表現するのは不釣り合いなのですが、「知らなかったことを知る」書物により知ることが出来るのは嬉しいことです。

そして、もう一つ、そのことを書き記せる場(ブログ)があるのも、この時代に生きたものの特権でしょうね。ありがたい、です。


何人かの皆様へ
独りよがりな文章を、ここまで読んでくださったとしたら、どうもありがとうございます。









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冬薔薇。

2014-12-03 11:47:15 | 庭 12月
気温は低いけれど、今日は青空。
冬の陽射しはあります。
雪国育ちだから、冬に青空、という地方はなんと恵まれていることか、と思います。

今、庭から室内へとやってきたバラ、イングリットバーグマン。
12月だから、冬薔薇、になるのでしょうか。




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霜月のサクラ

2014-12-03 06:54:57 | 私の雑感あれこれ
先月の下旬の話です。

法事で郷里へ行くことになり、手土産を買いに久しぶりでデパートへ行きました。
買い物を終えたあと、ついでにと思って催事場もある上階まで行きました。
ひやかしでブラブラ。
そのうちに、
イヤリングの気に入ったのがあるかしら、
の気分になり、ひとつふたつのコーナーを覗く。
おしゃれ上手ではないから、目立ち過ぎは自信がないのだけれど、ちょっとスイングするのが欲しいのです。

珊瑚のアクセサリー屋さんをのぞきました。
赤が素敵です。
でも、昨今の密漁のニュース絡みで、珊瑚が希少で、という話題を耳にしているし、なにもそこまで高価なものにこだわりたくもなし、とひやかしで終わりました。

隣にべっ甲のアクセサリー屋さんがありました。
これまでべっ甲に興味があったわけでもなく、今まで持ったこともありません。

色が派手ではないから、この材質ならアリかしら、とケースの向こう側の店員さんに声をかけました。私の隣のお客さんは、たっぷりと太めのネックレスを手に取って品定めをしています。
その手のネックレスは、どれも50万円強の値札がついているのです!べっ甲って高価なんだ、と改めて認識。
へぇ~、こんなタイプのお客さんが買われるのね、景気のいい人って世の中にいるんだ、という思いを持つ。
彼女は、あれこれを陳列ケースから取り出してもらって眺めています。
チラッとみたら、よく似たネックレスを既にひとつ身につけているではないですか。
わぁ~、べっ甲装飾品の収集家なのかしら、と思ったりもしました。
だって、こんなのも既に持っていると、もっと金額的には高価らしい、身に付けるのが重すぎるほどの、ペンダントヘッドを出して見せてくださいましたから。
そもそも通りがかりですから、私はそんなのには興味がわかないのですが、
「派手すぎなくて、スイングするもの」
買っちゃおうかな、の気分になっていきました。
お値段も、私的には、それなりに大切にしなくっちゃ、という価格ですし、、、。
スーパーの店先で時に店を開いて売っている、1000円~という商品ではない、という程度ですけどね。
買うことを決断して、包装してもらっていると、なんと、お隣の彼女も、私の反対側の耳に同じイヤリングをしているではありませんか!
「片方を落としたので、1つだけをつけている。こんなのもアリですよ」とのこと。
私のチョイスは結構ポヒュラーだったんだ、まぁ、判断間違いはない、ということだから、よしよし、といい気分で、さっそく身につけて帰宅しました。

あとから思うに、
彼女は、さくら、じゃなかったか、と。

店員さんとイヤに親しかった。
…そのときは収集家だから、常連さんかしらと思った。
50万円超えのネックレスを赤の普段着っぽいセーターの上につけていた。
…貴重な装飾品を身につけるのだから、べっ甲の色が生える洋装をするものだろうに。
…この人は何かで大儲けして、湯水のようにお金があるのかしら、と思った。
欠片(かけら)も、さくら、だとは思わなかった。

今の私は、9割方、さくら、だと思っています。苦笑
でも、私が買った品は、手頃価格だし、わざわざそれを買いにお店に行くこともしないだろうから、良い買い物だったとは思っています。

先日、四季桜が小春日和の中に咲いていました。
デパートの中でも、さくらを見かけることができる、という話でした。



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テレビドラマ「ダウントン アービー」シーズン2 を観る。

2014-12-02 09:08:15 | 映画・テレビドラマ・音楽
またまた、楽しみな番組が帰ってきました。

第1時世界大戦最中のイギリスの田舎ダウントンの貴族社会を描いています。
世界中(配信された国に限ってでしょうが)でヒットした話題作だけあって、時代考証も手厚く見ごたえがあります。
ひとりひとりの人間性が丁寧に描出されているから、ここで、そのセリフが、、、さもありなん、と説得力をもつ。
伯爵家が抱えている相続問題、軽はずみの行動が、家にとってのウィークポイントを抱えることになったり、きらびやかな日常でありながら、懸案事項がゴロゴロ悩み付きず、なのです。
一方、従者たちの人間関係もリアル。きっぱりとした階級で区分けされているわけだけれど、その「従う仕事」だけで飽き足らなくなってくる、という「芽」も、垣間見られたり、ま、仲間いじめに徹しているタイプもいるんですけれど、ね。

というわけで、第1シーズンから見ているので、人間模様の展開、貴族階級の綻びも出てくるであろう時代描写が楽しみなのです。

ちなみに、プルーストの「失われし時をもとめて」が書かれたのも、この時代のパリの貴族社会です。

「人権感覚」も「平等意識」もいかに、まだ新しい時代ものか、ということ、その萌芽がこんな社会に芽吹き始めたのだと思いながら見ています。

あっ、ヨーロッパ社会での話ですけどね。
日本人の意識の育ちは、また微妙な経路を辿って来たのだろうな、と思いますので。

話は横道ですが、
松原久子著「日本人の知恵 ヨーロッパ人の知恵」ほか幾冊かの本を読んで、これまで明治の文明開化と称して思考方法も取り入れられたという気分でいたのですが、私のその考え方にブレーキが掛かりました。
いまごろ?遅すぎかもわかりませんが、ま、知らないよりも知ったほうがいいから、私的には、ヨシ、です。






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懲りない、、、のか、ワタシ。

2014-12-02 07:47:16 | 庭 12月
朝から、ネットショッピング。
バラの苗と鉢。

1ヶ月ほど前には、
「今あるバラを十分に世話をしてやって、魅力を最大級に引き出してやることを目標にしているから、新しい苗を買うのをやめるわ」
な~んて、ほざいていました。

種類と数は多くはなった。
だからの、前言。(ワタシ的に)

なのに、先週フラフラと出かけて、「黒真珠」というバラの大苗を買ってしまった。
そして、今朝もまた、「ミステリューズ」をネットでクリック。
送られてきたガーデニングの冊子の写真を一昨日の夜に目にしてから、目に焼き付いて、焼きついて、、、という始末なのです。

もう、地植えのスペースの余裕はないから、鉢植えになるでしょう。鉢もバラ用のスリット鉢を5個クリック。

育てるワクワク感に代え難いのです。老い先が限られているのだ、今を生きろ、です。
経済活性化になるだろうし、と都合のいい理由を付けています。アッハハ


今いるバラたちへ。

みんなは1年~3年生までのバラたちですね。
またまた仲間が増えるけれど、みんなの世話をするからね。
お前たちの世話係(ワタシ)は、忙しくててんてこ舞いって感じが好きなタイプみたいです。
仕事と子育てでてんてこまいしていた頃が懐かしくって、それで、また庭でてんてこまいしてる自分を再確認したいのかも。うっふふ
ま、動ける限り精一杯やるから、よろしく、ね。

そして、12月の中旬以降は、ちょっと別用で留守にするけれど、待っていてください。
お前たちの世話(冬仕事)は、年が明けてから。スケジュールに入っているからね。庭を覗かないからって、忘れたわけではないから心配しないでください。
来年もいいタッグ組んで、素敵な庭になることを目指そうね。

                                    管理人





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