日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

12月なのに暖かい昨日今日。

2023-12-11 10:46:55 | 私の雑感あれこれ
暖かいとラクです。
昨日は柚子の冷凍処理分を追加(合計18個しました)。白菜漬けを作り、頂いた小ぶりの葉牡丹を鉢植えにしました。
今朝は夫が5時台に朝食を済ませていたので、6時起きの私の時間ができたこともあり、残しておいた葉付き柚子をスケッチした(呑気な主婦です)。


日差しも暖かくて障子の張替え(いつも障子戸を外して庭で水洗いする)をしようとしたのですが、私の非力(?)では障子戸が外れない。トホホ 
諦めて、庭仕事。
ロベリアのこぼれだね(?)かと思われるのをポットに移植。ジキタリスの順調に育っている幼苗もスペースが狭くなったようで、ポットに移し替えたりしました。2階の南側の窓際はさながら温室のようになっています。開花は翌々年になるかな(1度経験済み)と思うのですが、それまで元気でいようという励みにもなります。

早くから予約していた旅行をキャンセルしました。戦乱状態の今行かなくても、またいつでも行けるから、といわれるのですが、私の元気で気力があるうち、にも限度があるので、若い時とは違って微妙な気分でした。で、目的地変更するとしたらどこがいい? と自分に問うてみて、web検索していました。興味があってまだ行っていないところ、かつ紛争地の近くではないこと。ひとつヒット。残り人数も少なかったので電話で申込みしました。諸手続きはこれからですが、目的地あたりの情報をチェック。古代ギリシャの植民都市として発達していた島です。古代ローマの時代にあっては、小麦生産地として大都市ローマの食料の供給地でした。大ヒットしたマフィア映画の主人公の出身地のイメージが強かったのですが、歴史遺跡が沢山ある地域なので興味深いです。
但し、羽田発(但し、夜遅い便です)。成田空港発は1度経験ありなのですが、羽田空港は初めてです。新幹線で東京に向かうことになるのですが、資料が届いてから考えます。




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今日やりたいと思っていること。追加文 反省

2023-12-08 07:03:17 | 私の雑感あれこれ
師走だからでもないけれど、なんだか忙しない。

混乱しそうなので💦 リストアップしてみる。

①球根(オオアマナとムスカリ)を植え付ける。
②業者にガス給湯器の取替えの連絡。
③旅行会社への海外旅行のキャンセルの電話。
④100円均一でジップロック小サイズの購入
⑤たくさん頂いた柚子の皮としぼり汁の処理をして冷凍保存する。
⑥10時20分にはジム(ピラティス45分+ウォーキング)に行く。
⑦リサイクルセンターにペットボトルや使用済み電池を持っていく。
⑧図書館への返本
⑨次に読みだした本の読書。

●20年ほど経過したガス給湯器にエラー表示が出るようになった。製造企業の電話番号に問い合わせたら、2001年に設置したものだということが解った。そのデータ管理に助かりました。これから先のことを考えると取替時期だと判断。正規ルートとネット広告の業者の価格差にビックリ。一晩保留にして、今日依頼する業者に電話します。
●随分早めに申し込んでいて、長く楽しみにしていた海外旅行。10月7日のハマスの攻撃から始まって、中東での戦争が治まりそうもありません。私としては、行きたいに傾いていたのですが、隣国が戦闘状態なので今はやめた方が言い、という意見が家族から入り、一晩、二晩考えた結果、キャンセルすることにしました。惜しいけれど、次があるか、、、、。
●柚子の冷凍保存の方法を教えていただいた。皮は刻んで保存。果汁は果汁でジップロックに薄く延ばして保存して、使う際には凍ったものを手で割って使えば1年中重宝する、と。名案、名案。早速実行したくなりました。

👆 のリストアップした項目が順調にこなせたら、今日の一日はヨシ、です。

👆の反省
ほぼやり切りました。ふぅ~。スタジオのピラティス前の20分のウォーキングは間に合わなかった。あとからやる気力がなくて15分サウナで休息してきました。
家人に勧められた本に目を通したりもしたけれど、それほど興が湧かなくて、お気に入りに入れていた「ネットフリックスを観る」になってしまいました。『すべての見えない光』(1944年ドイツ占領下のフランスが舞台)がエピソード4で完結する作品でした。1エピソードは約1時間。
昨日は2、3、4まで見終わって10時半に就寝。
わたしの感想としては★★★★★の作品でした。ああ、同じ作品を見ている人と語り合いたい、そんな気持ちがあふれているのに、、、。映画の中で出てくる戦争での爆撃シーン。今もこの世界で進行形で行われていると思うと、ことばもありません。














コメント (2)
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『蘆火野』船山馨著 を読了。

2023-12-06 07:36:09 | 
『お登勢』に続いて、船山馨作品2冊目。
活字の細かい長編が読めることに感謝。それも結構集中的に読めた。白内障の手術をしたお陰だと、こんな時にも思う。

時代は幕末も押し迫ったころから始まる。箱館には外国船が頻繁に渡来し、外国人が行き交う姿は江戸のひとよりも横浜の街より見慣れた光景となっていたそうです。
港が開かれたことにより江戸幕府の施設がおかれ、五稜郭建築が急がれる頃、五稜郭の設計者でもあり、佐久間象山に師事もした武田斐三郎(30歳代)の私塾に向学心に燃えた人材が集まってきていました。適塾で多くの若者が学んでいた時代でもあります。適塾であの大村益次郎と揖三郎はともに学んだ仲間でもあった(今も緒方洪庵の『適塾』は大阪大学医学部の管理下で保存されています。大阪出張の折にその資料館となっている適塾を訪れる人たちがいたりするそうです)。
徳川時代という封建社会からの移行期の動乱(戊辰戦争)が描かれている。長崎でポンぺに西洋医学を学んだ俊英たちの歴史小説も読んでいるし、戊辰戦争を徳川側として最後まで戦った長岡藩河合継之助の顛末を書いた『峠』も読んでいます。同じ事態を描いた作品をこうして重ねて読むことの面白さも感じながら読み進めることができました。
箱館戦争の悲惨さ。西洋医学をイギリスで学んできた医師高松凌雲は、戦地にあっては負傷した敵兵も味方と同じに治療する博愛精神に徹したと書かれており、かつて読んだ書物の復習した気分でもありました。(吉村昭著『白い航路』だったかな? 司馬遼太郎著の『胡蝶の夢』は松本良順だったはず?)
河井準之助とおゆきが時代に翻弄されながらも、信じる道を生き抜こうとする姿、彼らをサポートしてくれる善意の人々を通して、周りで起きている戊辰戦争、そして渡欧したパリでの普仏戦争、パリコミューンの状況を描いている物語です。
薩長土肥が尊王攘夷を主張し、そのための倒幕を唱えていたけれど、倒幕ではなく、実態は討幕であり、徳川から自分たちが政権を奪いたいのが主目的だったのではないか、と。公武合体に賛同の孝明天皇は徳川政権をむやみに失脚させたかったわけではなかったから、孝明天皇の死(毒殺か、という説も流れたそうです)は薩長には好都合であり、次の幼帝(16歳の明治天皇)を味方につけて、徳川方を朝敵にして追い打ちをかけた、という。ぼんやりとその手の話題は知っていたけれど、何度目かの読書が復習になった感があります。戊辰戦争に巻き込まれアワヤというところで、二人のパリへの渡航が叶います(1870年・明治3年)。
そのパリでも普仏戦争の真っただ中。というか、ウィルヘルム1世が君臨し、将軍がビスマルクのドイツの軍勢は圧倒的で、フランス政府は市民には威勢のいいことを言いつつも、自分たちの地位が失われないことを最優先にしてベルサイユ宮殿でウイーン講和条約を結びます。世界の歴史を扱ったYouTubeでも、ベルサイユ宮殿でウィーン会議が、、、と聞いたような? 降伏した側の宮殿で講和条約?と思っていたところがあるのですが、その顛末もざっくりと判ったような気がしました。
フランスの統治者はドイツとの講和内容が多少振りであっても、優先して気になっていることは、それが市民に知れ渡って市民からの反発が盛り上がることを恐れているのです。そう。実際にも市民が立ち上がってのパリコミューンとなっていきました。
読んでみたいと思って借りたけれど、文字が細かすぎて最初の数ページであきらめた本があります。大佛次郎著『パリ燃ゆ』です。
その数ページに、たくさんのパリ市民が命を落とし、モンマルトルの丘の各所に死体が埋められて、歩くと足元の土が柔らかかった(?)のような記述があった記憶があります。20年ほど前にパリのモンマルトルの丘を歩いたことがあります。『パリ燃ゆ』にかかれていたことを思い出しながら歩いていると大規模な墓地があったこと、教会あたりまで行くとパリの街が一望できたことを覚えています。ちなみにパリコミューンで打ち立てた市民政権は72日の短期で終わったそうです。レミゼラブルの作者ビクトル・ユーゴーもこの市民政権樹立時に代議士に選出されているそうです。ビクトル・ユーゴーは作家、詩人でもありますが、社会派の新聞記者(?)でもあって、その時の趨勢を逐一発信していたとどこかほかの書物で読んだことがあります。『レ・ミゼラブル』で描かれているのはこのパリコミューンの時代より前の19世紀前半のことらしいのですが、彼自身もパリコミューンの市民革命の当事者でもあったということです。
箱館て戊辰戦争の悲惨の最中を何とか生き延びで向かったパリでも爆弾が飛び交う状況(1971年)。二人の間に1児が生まれ喜ぶ二人だったが、準之助は用心しながら出た街中で戦闘に巻き込まれ家に戻ることはなかった。この街中に爆弾が降ってくる状況。今、2023年の今も現実にある、ということがどうしようもなく無残です。

パリで料理見習いをしている準之助はおゆきに、箱館に帰ったらお店を出そう。もう店の名前は決めている、という場面があります。
『雪河亭』
今もあります。(但し創業明治12年のロシア風パン店から始まるとなっている。おゆきが料理職人に育った息子寛と帰国したのは明治27年とあるから、途中で店名が変わったのかも?)
今度函館を訪ねる機会があったら、立ち寄ってみたいものです。
👆 こんなこと夫に話題にすると、「キミは物好き。ミーハーだね~」と呆れられるから、きっと一人旅で行くでしょう。苦笑

モンマルトルを歩いたのは大事な思い出です。ベルサイユ宮殿にナポレオン3世の間(彼の遺品が置いてある)があったので、知識がなかった私はなんで?と思ったけれど、パリの混乱の時代に政府がベルサイユに本拠を移していた時代もあったからでしょうか。
海外旅行なんて、行かなくても本を読めば深く理解できるのに、なぜ行く必要がある、と必ず反論してくる夫。私は両方がある方がいい派、です。

クドクドと書きましたね。
感想の一端(読んだ印、あしあと)を吐き出してスッキリ。次に進みます。
読んでくださった方がいらしたとしたら、ありがとうございます。






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次から次と、、、。

2023-12-01 07:57:53 | 映画・テレビドラマ・音楽
長編のドラマに惹きこまれると大量の時間がそのために費やされる。
『オスマン帝国外伝』を一区切りにして、船山馨著の『お登勢』を読了。他の作品も読みたくなって、図書館から『蘆火野』を借りてきた。久しぶりの図書館利用。県図書にリクエストしてまで取り寄せてもらった。ネットでは中古本が4000円超えにも値上がりしているし、、、。なのに、たまたまスイッチオンで久しぶりのネットフリックスにアクセスしたら、興味ありそうな新作がアップされている。『すべての見えない光』ビューリッツァー賞受賞作品の映像化したものらしい。
実は、その前に『ザ・クラウン』の最終版のアップに気が付いて、サクサクと見終わったりもしている。王室スキャンダルがその内容の殆どなので、少々ウンザリ気味で、第1話から見ているから最後まで付き合うか、という気分になったりしている。もうやめるかな~。
そんなリモコン操作をしているときに出会った作品が『すべての見えない光』。ドイツ占領下のフランスが舞台。昨今、映画ではなく本物、現在進行形での戦争シーン画像を頻繁に目にしているので、妙な心理にもなる。戦争中は敵方の電波をキャッチしていることが解っただけで死刑になる、というセリフが出てくるけれど、今も捉えられるのかな、、、、と思わなくもない。

読みたいもの、観たいもの、があると気分良好なのですが、やらなくてはならない家事・事務作業もあるから、12月は師走、というあのせかされる気分に率先してなっているワタシです。苦笑

小春日和の暖かいひがあれば障子の張替えをしたいと思っているのですが、今日は冷えていて日差しもないので、また後日。

秋バラ数輪とツワブキのスケッチ。

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