熟年力で生涯現役
nikkei-1月6日付け、(土曜版)から引用
定年を過ぎてからも元気に第一線で働くシニアが増えている。「人生100年時代」が視野に入りつつある。高齢化が進む中、企業にとってシニアの活用が課題となっているだけでなく、個人にとっても生甲斐を持ち続けなければと言う人が増えています。。
1,44年の経験武器 (保険会社勤務、Aさん)
「あなたが勤めてくれるなら!と契約してくれた時はうれしくてたまらなかった」営業職員として、何時も成績はトップ。Aさんは、飛び込み営業で顧客を獲得、今では、契約者の孫やひ孫の代まで契約を預かるという。
2、広い人脈を生かす (住宅会社勤務、Hさん)
「後進の指導で80歳まで働きたい」と意気込んでいる。
営業畑一筋、土地の売却など情報収集。若手の営業マンと一緒に営業先を回る。「難しい交渉時には、Hさんが前面に出て指導方々営業に当たる。人脈が広いので頼りになります」の評。若手の指導にうってつけだと。
3、60歳で資格取得 (証券会社勤務、Tさん)
この会社は定年制を撤廃したという。「会社の成長は、ベテラン社員が不可欠」と言う。
60歳以上のシニヤに英語、アナリストの資格を取得することにより給料が上がる。やる気意欲の創出。Tさんは60歳で再び資格を取得。働くことが社会貢献につながればと、意欲満々のTさん。
※ 「明日への話題」囲み記事
90歳までの人生設計 エッセイスト 玉村豊男
今私は72歳、46歳でブドウを植え、58歳でワイナリーを建てた。600坪から始まったブドウ畑は、現在2万坪。高齢化した農家が耕作放棄した畑を少しづつ借り足して、
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ブドウを育てたい、と言う人が増えている。千曲川ワインアカデミーと言う、栽培醸造とワイナリー経営の学校を立ち上げ、受講生を募集中です。年齢45歳位の人の応募が多い。
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人生90年まで生きるとしたら、45才はまだ半分。これから新しい45年の人生が、ワクワクしながら生きられる。
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自分ひとりの力で、歩む力を培った方が良い、と考える私(玉村)の考え方に、45歳の決断に拍手する人が多い。
※ ≪生涯現役≫と≪ワイナリー人生≫を読み終えて
現在、私は80、4才です。57年間の仕事人生を卒業した。これを読み終えて、感動と感激を覚えるとともに、家で時間の余裕が出来てもったいない!?もう少し…と言う気持ちと8分目人生が交差した。
チョイト上段に振りかぶってしまった。と・・・思いながら、自身の人生を振り返り、反省しているところでした。新聞を読んでいたら胸に、込み上げてくるものがありました。そんなことからこのような記事を取り上げた。
平均寿命が延び「人生100年時代」の到来もおそらく近い将来に来ることでしょう。気力・体力が許す限り働けつづけることができるのは、健康面、精神面にこれほど良きことはない。あれこれ多様な生き方が求められているが現代の世の中であろるでしょう。高齢者でも働ける、と言う気持ちで夕方家路につく。額に汗したときの爽快感、高原をハイキングした気持ちの様に、気持ちは充実していた。
国の財政悪化、後期高齢者の増加で年金開始年齢の引き上げと言うことも当然考えられる。「生活のために働き続ける」と言う社会になる可能性もあります。 人手不足により24時間営業もこのところ狭まってきている。また人手不足による企業倒産のニュースも飛び交う世の中になってきた。益々以ってシニヤの出番でありましょう。政府も「人生100年時代推進室」をもうけて、取り組みに本格的展開を成しています。
多くの趣味を持ち老後を楽しくと言う社会、これも一つの考えでしょう。生涯現役、定年再延長の時代、必要に求められて社会で働く時代も、そう遠くはないように思えてきた。これからの若い人に頑張ってもらいたい。
皆さんは、このような将来にどんな考え方をお持ちですか!?