初夏の香り漂う奥武蔵
大築山は、埼玉・都幾川村と越生町の境にあり、
古いマップには詳しく記されていない。
地元では城山と言われ長い歴史と史跡を持つ山である。
見晴らしは整備されていないためよくなかった。
集合場所に急ぐ途中、東の空を見ると太陽が輝く、天気はよさそうだ。
麦原登山道入口にてリーダーの諸注意
には鯉のぼり、のどかな風景が・・・
山肌に貼り付くようにが見える
この山一面にまもなくアジサイが咲く、
都人を招きいれようとする山郷人の創意工夫が見られる
農業支援地域か?
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今日のメモ
中(ちゅう)山間地支援農業地域とは
登山道を登っていくと「中山間地支援農業地域・山菜取り」の看板が出ていた。
周辺一体は杉、檜の針葉樹林が茂っていた。、
この看板が出された地域は草が刈り取られ禿山のようになっていてワラビ、ゼンマイ、ウド、コゴミ、タラの芽などがたくさん顔を出していた。
中央部分に作業小屋風の建物を配し
草刈機やキャタピラ式の運搬機が置かれていた。
山菜取り場の周囲を取り巻く杭も新しく、太い鉄線で境界線が仕切られていた。
中山間地支援農業とかかれた看板が気になった。
この中山間地の語彙が気にかかったので調べてみた。
山郷では人口の流失で過疎化が激しく、そこで山あいで暮らす人々の生活、
山間地農業を活性化するために国である農水省が音頭を取りテコ入れを図り、中山間地に補助金を交付し元気を出してもらおうという制度らしい。