=蕪村居=JR小岩駅北口近し
(ネット検索にて知る)
地理案内
JR総武線の小岩駅北口を出て、蔵前橋通りに向かって歩き、
小岩駅北口信号を右折して蔵前橋通り。
市川方向に歩き、一つ目の信号を越えた右の路地に入った左です。
店内の様子
店内は右が椅子席と蕎麦打ち場で、その横に電動石臼がある。
左が4,4の椅子席、奥がカウンターとその奥が調理場になっている。
昔は、粗挽きの田舎にこんな蕎麦があったが、最近はあまりお目にかからない。
美味しい
蕎麦の味と香りは極めて美味しい。えぐみがあり、蕎麦が甘い。
脱サラで蕎麦屋を始めたと言う。こだわりのお蕎麦屋さんでした。
お店の佇まい。
道を進むとJR小岩駅、手前が蔵前通りです。
店に入るとカウンターの布灯があり、目に優しい。
驚いたのは本棚に蕪村の俳句集や、そば打ちにまつわる本がびっしり並んでいた。
その上に驚いたことに蕪村の俳句集はが沢山あり、読みつくされた本であり、蕪村に惚れこんで、好きなのだろうと思った。
上2枚は蕪村亭のHPからお借りしました。
腰があってとても美味しかったです。
コップ敷きのコースターにも蕪村の一句・・・・。
*隅々に
残る寒さや
梅の花 (蕪村)
本棚からそば粉の挽きかたの本を拝借、ぺらぺらとめくってみた。
むかし石うすで黄な粉や、小麦粉を挽いた覚えが有ります。
そば打ちの道具。
缶缶ににそばが保存されているのであろうか?
電動石臼そば挽機
まだまだ拘りの店づくりで写したものがありましたが、
初対面で写真撮影は遠慮いたしました。(撮影・マスター了解済)
とても美味しくいただきました。
そば好きの方は是非一度ご試食ください。
編集後記
道のべや手よりこぼれて蕎麦の花 蕪村
山畑や煙りのうへのそば畠 蕪村
新蕎麦やむぐらの宿の根来椀 蕪村
蕪村居にはあちこちに句が見られ、書架に沢山の蕪村にまつわる本があった。
蕪村は蕎麦の句をたくさん詠んでいます。
マスターにお聞きしたら、脱サラだと言っておられた。
きっとそばと蕪村を結び付け、そこに何かを感じたものがあるのであろうと、
店を出ながら思った。
マスターの心意気が感じたお店でした。