葛(くず)の蔓で籠を編む
かご編みをしていると一点集中、他の事は何も考えない
何の風の吹き回しか、10年前のした籠作りに挑戦中です。今回作業をしてい
ると以前と違い、一点集中し雑念が入ってこない。
つまり作業中はこれに没頭して他のことは考えない。つまり職人さんが手を動
かしている時は目が座っていて人の話を聞こうとしない。
前と違い作業に没頭できるようになりました。物つくりに対し畏敬の念、いや
歳を重ね物に対する価値観、見方が大きく変わったことは確かです。
旅に出て同じ場所に佇んでも10年前と、今現実に見ている景観とは明らか脳裏
の映像は大幅に違っています。
これら景色は違っていなくても見る人の頭の中に大きな変化(年齢・価値観・
社会的変貌、知識の変化など)大きく作用するのでしょう。
物つくり一つとってもこんな感じです。
① 駐車場に広げた作業現場
② 作業道具小物
③ 葛の蔓 ④ 籐の素材、購入
⑤ 米字編み、平皿籠を作ります。
⑥ 米字編みの基本、最初の編み方
⑦ 台風前に作った手慣らしの籠
⑧、 ⑦に同じ
作業中はなぜか雑念が入らない!!
以前は秩父の山中に出向き本格的なアケビの蔓を採取し、
意気揚々として車に積み帰って来た。現在は断車離、体力は落ちる
せいぜい新中川の河川敷で葛の蔓で籠編み、こんなところで
我慢しています。
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