やる気、本気、活力
歳 月 は 人 を 待 た ず
寅さんこぼれ話
欲
どうにもならないと思うから、あきらめがつく。
何とかなるだろう、と思うから欲が出る。
何とかなるのでは、と思ったが結局どうにもならないと分かると、
欲を持った分、あきらめるのに悔しさが募る。
「回り道の歌」より
その欲も、歳と共に減退し、あきらめが先に突っ走る。
「歳なんだから」「➡ 先がないんだから・・・」との思いが
やたらと先走る。
とは、思いながらも、やる気、本気、活力に鞭を入れますが、
歳は否応なく日毎に重ねて、体力の限界を知る。
アア~光陰矢の如し・・・。
以下、寅さんのこぼれ話
息絶えて武将の兜や蝗虫(ばった)飛ぶ (渥美清)
だ~れもいない虫かごの中の胡瓜 (渥美清)
そば食らう歯のない婆(ひと)や夜の駅 (渥美清)
寅さんは、演技で見せる社交性とは対照的に、公私混同を非常に嫌い、他者との交わりを避けていた。「男はつらいよ」のロケ先で、撮影に協力した地元の有志の宴会には一度も顔を出したことが無いと言う。ファンが近寄ることを嫌っていた。家族構成は妻と子供2人でしたが原宿に「勉強部屋」と称して個人用のマンションを借りていった。
寅さんは沢山の句を詠んでいた。上の3句は、≪他者との交わりを避けていたような句≫を選んで掲載しました。
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