兼題・「新茶」・五月の句会
=真夜中に俳句を詠む=
4月の兼題「春愁」の反省を込めながら・・
「新茶」とは、その年の最初に育った新芽を摘み採って
作ったお茶のこと(立春から八十八夜の頃→今年は5月1日)。
お米も「新米」や、紅茶「ファーストフラッシュ」、ワインなら「ボジョレーヌーボー」
のように、一年で一番フレッシュなものです。
新茶はとっても葉が柔らかく、水分やミネラル分、旨み甘み・リラックス成分のテアニンを多く含んでいて、
青々しい新鮮な香りと甘みがあります。
「俳句を詠む」
俳句を詠むのは、真夜中が最適です。
「兼題」を頭の中に入れ思いを巡らす・・・、すると不思議に風景が浮かび上がります。
これを賺さず用意しておいたメモ紙に布団の中で記入します。
朝起きてメモを見ながら推敲し、PCに保管します。
⇧2枚画像、ネットからお借りしました。
≪反省≫
4月は「春愁」で難しい兼題で、作句に悩まされた。
▼ 学ぶほど春愁深くなりにけり (YF) 満票でした。
▼ 春愁や八十路の坂の人の機微 (縄) 5 点
「春愁」は人間の内面を、心をほじくるように詠まないと本心に到達しない。
難しい兼題だと、皆さん悩まされた由の感想でした。
5月兼題・新茶」は、畑の新芽が萌えんばかりの新茶の伸び、これをふかして
じっくりと手揉み(経験あり)、案外身近な題材ですんなり詠みあげることが出来ました。
これにもう少し句をプラスし、推敲、推敲を重ねて詠み上げたいものです。
5月の句会は17日(土)です。
全体で10句ほどにし、推敲を重ねて4句に絞って句会に臨みます。
コメ欄は閉めています。