五行歌
”歳月人を待たず”
散歩がてら土手を歩んでいた。
俺いくつ・・・、そうなんだよなぁ~八十路・・・・・。
そんな思いを胸に、土手を覗き込むと穂花を付けた蕗の薹。
もうこんなにも大きくなって!
元日を過ぎたある日、フキ味噌を作って食べたっけぇ~なぁ・・。
「昨日またかくてあり、今日もまたかくてありなむ」
OPENに切り替えました。
あっという間の80年余、バタバタバタと過ぎました、
肩の荷を下ろして、ゆったりお互いの人生を紐解きながら・・・・
座布団もなく、空っ茶ですが座を崩して雑談でも如何ですか。
狭まりてゆく人生や2月かな (縄)
苦み…と、古酒ふくむがピッタリですね。
「ふくむ」言葉頂きました。
≪歳月人を待たず≫月日がどんどん過ぎ去っていく。
蕗の薹三日見ぬ間に穂花かな
過ぎ行く月日光陰矢の如 (縄)
、
縄文人さんの八十路 まだまだ広がりますよ。
人の世や・・・の歌からまだまだこれからという気を感じます。
もかさん今日は・・・・。
山登りはすでにやめた、街歩きしばし休憩中。
車は断車離、ゆったりのんびりスローライフ。
蕗の薹三日見ぬ間に穂花かな
人間とて、月日は百代の過客です。
ゆっくりと、ゆっくりとしかし月日は追い越して行く。
、
満80歳の男性の平均余命を調べて見ましたら、平成29年のデータですが、8.92歳とおありました。
つまり一般的には90歳までOKということだと思います。
御句 ♪狭まりてゆく人生や2月かな♪
は、一旦、扇の要に向けて収束してから、また再び末広がりに拡大していくことのように思われます。
まだまだやり残したことはたくさんあるはずですから、仰言るように「歳月人を待たず」・・・・ですので、これからも気張って進まれてください。
断捨離も必要なことに集中して取り組むための知恵だと思いますので、ベストなチョイスのように感じました。
前記事で、民具の魚とり用の”うけ”を懐かしく拝見しました。
竹製の”うけ”から、その後は”ガラスうけ”に進化しましたね。
二月は逃げると聞きます。1日おまけしてもらう今年ですが。
我が家のフキノトウ、採ってきて、蕗味噌にでもと思っています。
蕗の薹はアットいう間に大きくなり、たんぽぽの様に綿となって空の旅にでる。
蕗の薹があまりにも大きくなっているのにビックリ人間とても植物が大きくなるように、歳を重ねる。ウウウウウ
振り返れば八十路、紆余曲折はありましたがここまで来た、蕗の薹を眺めながら、そんな思いに駆られて「五行歌」になってしまった。
五行歌は自由律ですから連想したことを忘れないようにしてメモしよく作ります。
♪狭まりてゆく人生や2月かな♪
ハイ末広がりとはいかないです。
蕗の薹もあと10日もすると消え失せてしまうかも・・・・・。
人生山登りできるときが華、汗水出して峠の天辺にたどり着く、これが出来るのは若さ、体力がある証です。。
山行を楽しんでください、山歩きは良いですね。
民具の魚とり用の”うけ”を餓鬼の頃に使いました。ぶちょうほうさんも、!懐かしい!という言葉、使ったことが有るのですか。
残された人生頑張ります。
、
お早うございます、今日は晴れのようです。
蕗の薹&2月と我が人生を重ね合わせ
狭まりてゆく人生や2月かな
を詠みました。
いつも花の勉強を有難うございます。
蕗の薹2穂頂いて帰り、夕餉のフキ味噌にしました。
、
終戦の時に、小学校2年生?だったのでしょうか?
お父様を戦争で失われて、お母様のご苦労は如何ばかりだったことでしょう。
お辛い事が多かったと思いますが、その思いが、強くて優しいお人柄をつくったのだと思います。
私には育ててくれた父(父の弟)がいますが、私は父の籍には入っていなかったので高校へ入学するとき、戸籍謄本に戸籍の筆頭者になっているのを知って、訳の分からないショックを受けた思い出があります。
蕗の薹の苦みや、茗荷の苦みに人生の苦みを重ねている私がありますが・・・その苦みが自分を育ててくれたことも感じています。
3月の誕生日が来ると、父の3倍も生きたことになります。
縄文人さん!お互いにこれからのロスタイムを有意義に過ごしましょうね!
とんちゃんの仰る通り寸分の狂いもなく、正しくです。
瀬戸内寂聴さんが仰った言葉、
「ものを書いたり、綴ったりは、人間が裸になりなさい。そうでないと本当のことが書けません」
と仰って居た。
そんなこんなで綴って来ました。
今思えば母と祖母、子供3人(♂2・♀1)でよく田畑を耕してきたものだと親に感謝です。
あまり自分の身の上を綴る人は見かけませんが、それだけに山出しの人間であるからでしょうか・・・・・・・・・・・・・・。
正しくその通り、
人生のほろ苦さと、蕗の薹のほろ苦さを重ね合わせたものです。
2月は逃げる、このところ歳重ね人生が狭まるようで、どんどんと2月の月が歳月を追い越して行きます。
これからがガンバルと言う年齢ではありません。病気もした、身体にメスも入れた。
これから過ぎ行く月日を宝ものとして、過ごしたいものです。
有難うございました。
・ 一病を余命に加え櫻花かな (縄)
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