むかしは尋常小学校から始まった。
用事が有って『葛飾区郷土と天文博物館』を訪れた。
そこには、むかしの卒業証書から見た、小学校の変遷が掲示されていた。
卒業証書と小学校の変遷
小学校校令による変遷
・ 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、
高等小学校は国民学校高等科となり、高等小学校は消滅。
・ 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)により、
国民学校高等科は新制中学校に改組される。
縄文人は、国民学校初等科1年生(昭和17年)として入学しました。
新制中学になり仮の校舎が増設された。(小学6年生の時)
いきなり学制改革がおこなわれ、新制中学校が3年制となり、校舎が不足した。
その様子をまざまざと見ていた。学校の物置が教室に変わった。
中学生になりこんな体験をした。
その物置は、トタン屋根の平屋でしたから、夏は居られないほど暑くなった。窓を開けても汗がにじんで出た。
先生が呼び掛けた。
学校の周りに生えている木の枝を切り取って、屋根を覆いましょう。
この効果も4~5日すると葉が萎れてしまい
教室は、元の暑さに戻っていた。
新制中学校が増設されたのですから、
どこの地方でも校舎不足は深刻であったと思われます。
夏の暑い熱い思い出でした。
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