「隣の芝生は青かった」➡「隣のレジは早い」
「隣の芝生は青かった」
という言葉を聞いて、意味の分からない人はいないでしょう。
私も区民菜園を見回るときよく使う言葉です。他人をうらやましく思う心像の描写である。
新聞を読んでいたらこの言葉が、輸入品であること、そしてお寺の掲示板
「隣のレジは早い」が載っていました。
そして≪芝生と・レジ・・・≫ どちらで考えるにしても、他者との比較は世界中で
古くから人の悩みであったようである。
①「隣の芝生は青かった」外来語
語源は、外国のことわざ(格言)であった。「隣の芝生は青い」の語源は
英語のことわざにあります。
英語では「The grass is always greener on the other side of the fence」と表し、
「塀の向こう側の芝生は、いつも青い」を意味します。
「The grass is always greener on the other side of the fence」を日本語に訳して
「隣の芝生は青い」が使われるようになったのです。
②「隣のレジは早い」
僧侶、江田智明さんのお寺の掲示板による。思い通りにならないこと。
この言葉は、東京都八王子市にある浄土真宗本願寺派、延立寺の掲示板です。
某
非常にシンプルな言葉ですが、この言葉に共感する方は多いのではないでしょうか?
私もスーパーのレジで並びながら、隣のレジのほうが早く進んでいるのを見て損をした
気持ちになることが何度もありました。
隣のレジは早い。これは思い通りにはいかない人生を表した言葉であるともいえるでしょう。
隣のレジ列が人数が極めて少ない!その列に加わった。
すると買い物かごの中はどっさりこん、却って遅くなった。
「急いては事を仕損じる」でした。
コメ欄はopenです。
銀行のATMは複数台でも1列に並んで、済んだATMへですが、スーパーでは、レジ待ち場所の余裕がないから、仕方ないですね。
外来の格言がこの国中で良くも広まったものですね。
それほど他人または他人の持ち物や境遇を羨むことが人の常だということなんでしょうか、またはむやみに他人を羨むことのむなしさを戒めた比喩だからでしょうか。
下世話なところでは「他人の女房は素敵に見える」という言い方もあるそうですね。
ともあれ、出来るだけ「自分は自分」という気持ちで気負いなくやっていければと思いますが・・・・なかなか。
人と比べて切磋琢磨・・・人は人、俺は俺・・・
複雑です。二律背反です。
啄木の歌に、
・友がみなわれよりえらく見える日に
花を買い来て
妻と親しむ
、
さわやかな秋空が広がっていますね。
私もそうですが、日本人はせっかちで、隣のレジのほうが早く進むと、イラッとしてしまいます。
もっと気持ちに余裕を持ちたいものですが、なかなかコロナ禍の今難しいですね。
「隣の芝生は青かった」が外来語とは知りませんでした。勉強になります。
「隣のレジは早い」↑を改めて学ばせて頂きました。
書道を始めました頃「福沢心訓七則」を書いて眺めながら
自身に言い聞かせております。
良いお話をありがとうございました。
私などこの歳になり達観すればよいのですが、
時々レジの列を右往左往していますが、あまり関係ないですね。
これからはドッカト腰を落ち着けて・・・・・・
外国から入ってきた言葉とは、知らぬ仏のお富さん。
ハイ・・・読売新聞編集手帳、10日版に出ていました。
「隣のレジは早い」がピント来なかったもので、ついつい深入りしました。
「隣の芝生・・・・・」外来語とは。
人間の欲望・・・・には、とどまるところを知らぬものがあるのでしょう。
また、この欲が人間社会の切磋琢磨によって、発展するのでしょう。
啄木の歌に、何か気持ちがそれなりにわかるような気がします。
仕事をリタイヤし、きっと有意義な時間を過ごされていることでしょう。
🎵、音楽を奏でると言っておりましたから、ゆったりと時間を入れ込んで練習ができることでしょう。
前回お誘いを受けたのに体調の関係で・・・・・失礼しました。
この記事の発端は、読売新聞、編集手帳10日朝刊でした。
ついつい深入りして・・・・・。
一、世の中で一番楽しく立派なことは、一生を貫く仕事を持つことである
一、世の中で一番みじめなことは、教養のないことである
一、世の中で一番さびいしことは、仕事のないことである
一、世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことである
一、世の中で一番尊いことは、人に奉仕して決して恩を着せないことである
一、世の中で一番美しいことは、すべてのものに愛情を持つことである
一、世の中で一番悲しいことは、嘘をつくことである
成程なるほど良き言葉ばかりです。
内容一つ一つはその辺にごろごろしているようですが、合わせて7つ・合体しますと重い言葉ばかしです。
勉強のためにUPしました。有難うございます。
福沢諭吉1万円札→渋沢栄一~まだお目にかかっていません。