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兼題  五月、初夏

2020年05月20日 | 文学  かめの会・季語のある風景

かめの会提出(俳句を捻りながら)
”3蜜”で会場が使えない・作品を送付(先生)にて添削

 

 

 

かめの句会は集会場をお借りして、月1回の会が行なわれます。

外出自粛以来会場が使えなくなり、先生宛作品を送付

添削し折り返し送付される、この方式で4月、5月が行われた。

そんなことから江戸川河川敷、小岩菖蒲園付近へ歩を進めた。

作品4句が出来ました。

 


 小岩菖蒲園にて

①暑さ避け木陰に集う親子連れ

    =作句の理由=

江戸川区小岩菖蒲園の河川敷に出かけた。気温はグングン上がり二九度もう少し

で夏日を示す温度でした。外出自粛にもかかわらず若者や親子連れが遊んでいた。

小岩菖蒲園には花は無く大きな木陰の下の芝生の上、鉄橋下の直射日光を避け影て
涼んで居る人でいっぱいでした。

五月でこの暑さでは今年も思いやられると思った。


 あるブロガーからの画像

②田植え終え田毎の月や畦に立つ

  =作句の事由=

毎日一頁日記代わりにブログ(写真に文章を添えて)を、ネットで皆さんと相互交流しています。

あるブログの方から耕運機で耕す田植えの風景が送られてきた。見事な棚田を激写して
ブログの五月にマッチした風景でした。

田植え・棚田・田毎の月こんな風景を頭に描いた。水が張られた田圃風景を故郷での
少年時代に思いを浮かべ追想し作句した。。

ブログから思い起こして故郷を詠んだものです。

 


 小岩菖蒲園の河川敷で

③茅花の穂野原一面なびかせる

   作句の事由=

前句の、・・・・・・親子連れ」を見ながら江戸川の流れの方に足を運んだ。すると

野原一面に茅花が咲いている場所を通りかかった。一面を白い筆で塗りつぶしたような茅花畑。

山国育ちながら今まで見たことの無い広い地面一杯に茅花の花が満開でした。

静かに風に揺れる様は一見に値すると思った。

 


 里見公園の若葉

④萌黄色若葉の向こう茅の屋根

=作句の事由=

  国府台里見公園に出かけた。今は何処へ行っても緑がきれいで若葉が美しい。

若葉にあたった直射日光、その裏側から見る若葉は萌黄彩して殊の外きれいで、自然の織り成す様子は眩しい。

そんな緑の葉っぱの中チョイト目を転じたら、苔むした小さな物置であろう茅吹き屋根
が若葉のをすかして見え隠れした。

          (郵送なので作句の事由を付した)

 

 

 

SHUT

 

 


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