日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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囲碁トーナメント

2021年02月22日 | 総   囲 碁・ごもく会

井山雄太九段&余正麒八段の対戦

 

 

NHK日曜日午後の時間、囲碁を楽しんだ。

井山雄太9段のファンでしたので熱心に見入った。

結果的に1目半の勝負でしたが終始熱が入って面白く見られた。

白黒の交互の対戦、何手先まで詠むのだろうか!?

この辺の先の先が勝負の落としどころなのか、その策略たりや誰にもわからない。

 

名前 井山裕太
生年月日 1989年5月24日(31歳)
プロ入り年 2002年
出身地 大阪府東大阪市
所属 日本棋院関西総本部
師匠 石井邦生
名誉称号 名誉棋聖 二十六世本因坊
名誉天元 名誉碁聖
在位中タイトル 棋聖 名人 本因坊
段位 九段

16歳4カ月の史上最年少で一般棋戦優勝。
2018年には国民栄誉賞を受賞するなど、名実ともに平成囲碁界の第一人者である。

 

解説・趙治勳    司会 星合志保


司会者が白のシチョウを説明場面

 


解説者もこの場面で何通りかの筋を説明。


245手1目半勝ち・・・


終局後の、余正麒8段の勝ちの一手を説明場面。

 

緊張が最初から最後まで続く目が離せない対戦でした。
大変に汗握る試合でした。

 

 

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柚子

2021年02月22日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

散歩の途中、ユズ発見

 

 

 

自粛が強いられている昨今、気温も上がり天気良好冴えわたっていた。

夕方散歩に出た。柚子に夕日が輝き黄色の色が一層冴えわたっていた。

 
陽の光で柚子独特の皮の凸凹迄見えた。

 

 柚子の色陽に輝きて冴えにけり (縄)

 

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句会の様子、流れ

2021年02月21日 | 文学  かめの会・季語のある風景

2月「かめの会」例会
・・その流れ~

『兼題』・春の日、春陽、春日影、春日向、春の朝日、春の夕陽・・・

 

 

 

およそ4時間、「かめの会」句会流れを追ってみた。


標準的な句会の流れは次のように行われます。

①題詠(兼題)➡②作品の提出➡③清記➡④選句➡⑤披講➡⑥講評➡

⑦次回の題詠(兼題)でお開き。

 

 

①題詠(兼題)

   春の日、春陽」春日影、春日向、春の朝日,春の夕陽・・・


例示、この様に示されます。
俳句の季語は季別に、春、夏、秋、冬、新年の順に掲載されているが、
合本に収められているのは2514の季語だと同書にある。

 

②作品の提出  (短冊に書き、無記名で提出)

 題詠を含め一人4句を短冊に書きて提出します。

(場合によっては、4句とは限りません、皆さんで話し合って決めます。)

③清記


   提出された作品を清記用紙に清書する。

 

 
  提出された短冊

提出された短冊
  全部で44句集まったので、一人当たり6句清書の割り当て。
  通常は4句清書ですが、欠席者がいたので6句になりました。 

   
   上記の短冊に書かれた俳句を
   順番に精記用紙に記入する。

 

清書したものを台紙に順番順に張り付けてコピーする。
1枚の清書になり一覧表となり見易くなりました。

一覧表44句です。会員に配布。




④選句


  清記されたものの中から良い作品を選びます。
  6句選び、その中から特選を1句選びます。(得点➡ 普通選1点、特選=2点)

  普通選・特選の句順番に発表。 先生が集計します。

⑤披講

  司会者が選ばれた句を高得点から読み上げる。
  作者は名乗りを上げて、句の詠んだ趣旨を皆さんに分かるように説明する。

                                     蔵出し夏の画像 

 

⑥講評


   選句した理由を述べる。質問等意見を述べ合いお互いにデスカッションをします。
   ⑤、⑥は同じように意見を述べ合う。

選句結果一覧表 ↓

⑦次回の兼題を確認する。 

        
             

3月の兼題「陽炎」  

 

句会の解散、p4,30分。 

 

 

(頭の体操にはもってこい、鉛筆1本メモ用紙、仲間と仲良く
和気あいあいに庶民の遊び!!)

 

 

 

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雑誌・文芸春秋3月号

2021年02月20日 | 総  未分類

さようなら半藤さん

秋篠宮悠仁殿下に伝えた「空襲体験」 磯田道史

半藤さんが私たちに残した宿題 保坂正義

 

 

新聞の扱いが凄かった。
訃報として3面記事の4分の1に渡り掲載された。普通訃報欄は太線に4~5行で終了。

半藤さんが如何に社会に尽くしたか?業績は如何ばかりであったのか、

その辺を読み取ろうとし買い求めた。

 

 

 

半藤 一利(はんどう かずとし)
(1930年〈昭和5年〉5月21日 ~ 2021年〈令和3年〉1月12日)は、日本のジャーナリスト、戦史研究家、作家。近現代史、特に昭和史に関し人物論・史論を、対談・座談も含め多く刊行している。
文芸春秋には「さようなら半藤一利さん」の形式で、磯田・保坂両氏によって追悼文となっていた。

 

半藤一利氏の記事は、いつもお世話になっている『ヒキノさん』の

惜別・半藤一利さんの原点・・・15歳の夏・・・空襲・機銃掃射・敗戦」に

余すことなく、丁寧に綴られています、是非お読みください。


 

文芸春秋から読み取ったもの

▼ 皇室の「ご進講」に尽力された

  重複する場面を有りますが文春のポイントを書き綴ります。
  半藤さんは「日本の歴史観」を作り上げたお一人として、事実を持って謙虚に歴史に向き合い昭和史に光を当てた業績は極めて大きいと磯田・保坂両氏が声を上げていた。また両氏は天皇皇后両陛下にお会いし「ご進講」なされた。皇室への思いは強く、進講についてお二人とも半藤氏に付き添われ同道され様々な事を教えてた。皇室の佇まいに深く敬意を持たれ“昭和天皇の涙を流された”ことについても語られた。

▼ 少年期の「東京大空襲」が人間の原点

  半藤さんは「焼け跡の誓い」の絵本を刊行した。
  この絵本を基に「秋篠宮悠仁殿下に太平洋戦争のこと分かりやすく話してください」との侍従から依頼を受けて「家庭教師」勤められた。その際この絵本を基に空襲体験を話されたそうです。
   半藤さんの原点は「人間が人間でなくなる恐ろしさ、これは少年期の体験した「東京大空襲」である。この体験が人間形成の大きな柱になっている。その惨状を伝えているのが、≪人間が焼き鳥と同じようにあっちこっちに死んでいる。一塊となって死んでいる。怖くもなければ汚くもない≫そしてさらに文章は続く。≪辛うじて生き延びた私が、この朝数限りなく目にしたことは、「人間ですらない」物であった。たしかにゴロゴロ転がっているのは炭化した真っ黒い物。人間の尊厳とか、言うきれいごとは何処にも無かった。戦争の恐ろしさ、の本質はそこにある。・・・・・・・・・(Bメン昭和史)

  日本社会が4文字7音の世界に没入した時は、時代が曲がり角に差し掛かっているとみてよい!! 「絶対」と言う言葉は使わない。これは皇民教育への怒りが背景にあると言う。それが軍事ファシズムへの道だから。ものごと(事象)を絶対と一筋に見るのでなく相対的に見ないと間違った方向へ進んで行く。そして4文字7音の語彙を用いることは危険の入り口差し掛かっているのかもしれない。大政奉還、公武合体、富国強兵、王道楽土、五族協和、国体明微、一億一心、万世一系、聖戦完遂、…つまり考えることを放棄し、そのうえで陶酔に陥るのだ…と説いている。

▼ 奥さん末利子さんは、夏目漱石のお孫さん

  いま私は日経新聞連載「ミチクサ先生」=夏目漱石物語、を読んでいます。

『金之助の下に、鏡子の災難が報されたのは五高での早朝課外授業が終ってほどなくだった。顔見知りの車夫が手紙を手に校内にやって来た。

 旦那さま
 鏡子奥さまが今朝散歩の途中で白川に落ちられました。命に別状はありませんで、今お休みされています。・・・・』   

半藤一利さんの妻は夏目漱石の孫・交流のあった熊本の関係者が死別を惜しむ声が強い。一九九五年4月、半藤一利・末利子さん夫妻は夏目漱石来熊100年記念イベントに参加され96年に舞台化された小説「草枕」の脚本を手掛け、創設された「草枕文学賞」の選考委員を務めた。(この項他から引用)

▼ 磯田・保坂両氏の言いたかったこと

  いま日本は重大な岐路に差し掛かっている。首相が都合の悪い公文書は破棄したり、顔色を窺ってモノをいう空気が蔓延している。これは歴史の教訓によって全く学んでいない「二度とあんな時代に戻ることはないだろうなぁ~・・」半藤さんの声が聞こえる(保坂氏)

“危うい前提”で突き進んでしまうのが、まさに半藤さんが生涯を掛けて避けるべきことと訴えて来た。半藤さんは本筋ばかりでなく何よりもユーモアがあり深刻にばかり物事を考えていてはダメ!江戸っ子らしく、無造作に寿司を口に放り込むように運んで微笑んでいたことが目に焼き付いて離れない。(磯田氏)

 

◎ 好奇心・現場力・記憶力――渋谷ハチ公を見に行った4歳の半藤少年、すでに歴史探偵としての才覚は芽生えていた。(磯田氏)

◎ 真髄を見抜く確かな目をもち、人情にあふれた実情に迫る、東京大空襲が原点の人であった。(保坂氏)

◎ 磯田、保坂氏は半藤さんと同道して、天皇皇后陛下(現在の上皇上皇后)
お目にかかっている。

 

片面的でありますが、筆者の見たまま思ったままを綴りました。
偏向的であるかもしれませんがお許し…を。

 

 

 

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富士山

2021年02月19日 | 紀  東京下町の情景ウオッチ

眺望富士山

一寸ビルがあって見にくいなぁ~

 

 

 

・ 遠望の富士の高嶺や半ば見え (縄)

わが家の屋上から富士山が恥ずかしそうに見えました

 


 環状7号線周辺に立つ高層ビル群で見えない。 (18日、a9,30撮影)

 

 

  

何故幹線道路の周辺に高層ビルが建つか  

 

 

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水道本管工事

2021年02月18日 | 総  こだわりウオツチング

水道本管工事継続中

 

 

今日は巨大なクレーンが作業していた。

わが家(3F)の、まだまだ倍ほど高いクレーンでした。

これから先まだまだ2年ほど続きますと、現場監督さん。

前回の工事風景  

           
大きな大きな巨大クレーンです。

 

 


以前より道路から引っ込んで園舎を新築した。

 

 

天を突く巨大クレーン風光る (縄)

 

 

 

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黄色い花

2021年02月17日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

花の名前??

ロウバイ?・・レンギョウ

 

 

散歩の帰り、黄色い花を発見。

名前は~~蝋梅?レンギョ?花の横に幾つから花実 殻があり一層分からなくなりました。

どなたか詳しい方がおりましたら教えてください。

 


背丈ほどの高さでした。

 


殻が沢山ついています。


この殻が一層疑問符をつけ分からなくなった。

 

 

蝋梅かレンギョノの花か否??? (縄)

 

 

 

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文芸春秋・3月号

2021年02月16日 | 総  未分類

「推し・燃ゆ」

第164回芥川賞受賞作

 

 

 

 

 

第164回・芥川受賞作 =宇佐見りん

 

文芸春秋を買い求めたのは理由は、この芥川賞「推し・燃え」&「さようなら、半藤一利さん」(後日掲載)を読んでみたかった。

なぜ!?読んでみたかったかと言えば、21歳・大学2年生と言う若き女性・宇佐見りんでしたから・・・・。

過去において芥川賞受賞・石原慎太郎23歳、  綿矢りさ19歳11月  金原ひとみ20歳5月 が受賞なされている。

 私自身、八十路にて如実に高年齢を感じ、若さに魅力を抱き是非読んでみたかった。

 

△ 「推し・燃ゆ」~私の選評


  書き出し冒頭部分が、「推しが燃えた。フアンを殴ったらしい。まだ詳細は何一つわかっていない。何一つわかっていないにもかかわらず、それは一晩で急速に炎上した。寝苦しかった。・・・・・・・・」

 最初の、3ページを3回読みなおしましたが「推し・燃えた」の最初の6文字が頭にこびりついて理解に苦しみました。

 受賞作ですから作品的に価値があり、受賞作に何も異論はありません。しかし3ページを読み直しましたが「推し」何回も何回も繰り返し使われていたのについて、頭にこびりついて作品を理解するに至らなかった。

 

△ 「推し・燃ゆ」作品に共感の是か非か

  芥川賞選評に9名の選評記事が載っていた。その中の一人に、『欠落を抱えた主人公がアイドルを徹底して、「推す」ことで自己を全面的に示し発見に至る物語。---最後「推し」が芸能界を去ってしまい、アイドルとしては死んだ彼の「骨」を主人公が拾うまでの物語は、定型的ともいえる。・・・が、一人の人間の生きた型とアイドルと言う現世とを内容に取り入れた作品。「推し」を言う語彙を限りなく使い前面に押し出した作品であった。芥川選考委員・Hさんは
、共感できないと結んでいた。

 私は、アイドルを追いかけて、辛うじて凌いでいる若い女性で、私などにとっては、性も異なり世代もとてつもなくかけ離れていて、正直共通点を有しているとは理解できなかった。自分の部屋に「推し」の「祭壇」を作り、これがその主人公の「背骨」になる。チョイト世代がかけ離れていて、作品のアイドル的の内容についてはHさんと同じように共感すべきものがなかった。

  選考委員のYさんの意見は、確かな文学体験に裏打ちされた文章は、和解書き手がごまかすと言うありがちな、誤魔化しはみじんも見出すことが出来なかったと、すばらしき出来栄えと賛辞を贈っていた。

 

■週間ベストセラー【単行本 文芸書ランキング】

1位 『推し、燃ゆ』宇佐見りん 河出書房新社
2位 『心淋し川』西條奈加 集英社
3位 『元彼の遺言状』新川帆立 宝島社

 

「推し・燃ゆ」や二十一歳賞の春  (縄)

 

 

 

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江戸川の土手

2021年02月16日 | 紀  河 川

江戸川土手のイヌフグリ

 

 

春の路傍や畑地を彩るオオイヌノフグリ。この花のファンはとても多いようです。

ところが問題はその名前。「ふぐり」とは漢字で書けば「陰嚢」、つまりこの花の名前は

「大犬の○○○○」という意味になります。(植物図鑑から)


 イヌフグリ

 


  柴又の土手にたくさん生えていた。

 

 

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矢切りの渡し

2021年02月15日 | 紀  河 川

素朴な渡し
つれてつれて逃げてよ・・、見捨てないでね・・、どこへ行くのよ・

カラオケ歌・「矢切りの渡し」  

 

 

 

江戸時代初期、農民が関所を通らずに江戸に行き来した渡し船。

伊藤左千夫の「野菊の墓」で知られる。帝釈天参詣の足として人気がある。

柴又と対岸の千葉県を結ぶ渡し船。都内に唯一残る貴重な渡し場。

 

 


土手より江戸川柴又側から
「矢切りの渡し」江戸川を見る、川の向こうは松戸です。

 


 只今の季節は休舟中です。江戸川を上る作業船が見える…。


アッツ春が来た、オオイヌノフグリ

 
  『矢切りの渡し』歌詞の碑


 これが「矢切りの渡し」です。


矢切りの渡し舟の発着場


もう少し待ってください、暖かくなったら動きます。


 対岸松戸川の発着場・・江戸川の流れ
江戸川左岸堤防を上り、キャベツ畑を往くと伊藤左千夫の「野菊の墓」があります。


「矢切り渡し」の下流、北総線

 

  眼下には矢切りの渡し春の川 (縄)

 

 

 

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